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山下リオ主演のホラー映画『遺愛』6月公開決定

(C) 2026「遺愛」製作委員会

 山下リオが主演を務める映画『遺愛』が6月に全国公開される。本作は監督・酒井善三と企画プロデュース・大森時生(テレビ東京)がタッグを組んだ、恐怖や呪いを新たな視点かつ斬新な解釈で描くホラー映画。すでにオランダ・ロッテルダム国際映画祭でのプレミア上映やポルトガル・ポルト国際映画祭をはじめ各国際映画祭での出品が決定しており、早くも海外を中心に高い評価を得ている。

【動画】映画『遺愛』特報

 物語は、父の死を機に実家に戻り、母の介護を始めた藤井佳奈を中心に描かれる。佳奈は母との時間を取り戻すかのように献身的に介護するが、次第に周囲で起こる異変に違和感を覚える。本作は「“愛”と“呪い”は紙一重」というテーマを掲げ、佳奈と母は呪われているのか、それともナニカを呪ってしまったのかを問いかける内容になっている。今回の発表にあわせて、慈愛に満ちた介護が徐々に不穏さと違和感にのみ込まれていく様子を捉えた海外版ポスタービジュアルと、30秒の特報映像も公開された。

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山下リオ

 主人公の佳奈を演じる山下は、2025年に異例のロングランヒットを記録した『雪子 a.k.a.』での熱演も記憶に新しい。本作では母の介護を通じ、パラノイア的な恐怖に苛まれていく役柄を“憑依”されたかのような狂演で表現している。監督を務める酒井は、短編映画『カウンセラー』によって、2021年のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭で短編映画では初のSKIPシティアワード受賞という快挙を達成し、黒沢清監督も注目する新進気鋭の存在。企画プロデュースの大森は「イシナガキクエを探しています」などのフェイクドキュメンタリーシリーズ「TXQ FICTION」や、展覧会イベント「行方不明展」などを手掛ける注目の若手プロデューサーで、今作が初めて劇場映画。

 酒井監督と大森の2人はこれまでにも「このテープもってないですか?」や「SIX HACK」などでタッグを組んできたが、2024年に配信されたドラマ「フィクショナル」はSNSを中心に話題になり、劇場で限定公開されるなど異例の反響を呼んだ。

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 映画『遺愛』は6月全国公開。スタッフ・キャストのコメントは以下の通り。

監督・酒井善三

呪いというのは実在するのでしょうか?
この世ならざるものは存在するのでしょうか?
僕にはわかりません。
ただ、この作品は絶対に観客の皆さんを呪いませんので、安心してご覧頂ければと思います。
才気あふれるスタッフ・キャストの皆さんと共に、この作品をお届けできることを光栄に思います。

企画プロデュース・大森時生

僕は呪いを信じません。でも呪いを信じた方が好都合だと思うことは多いです。
『遺愛』がロッテルダムをはじめ世界に羽ばたくことをとても嬉しく思います。

主演・山下リオ

脚本を読んだ時に、この作品が映像化しているのを誰よりも観たいと思いました。
鬼才酒井監督の頭の中の景色を体現していく時間は、雲を掴むより難しかったですが、素晴らしいスタッフの皆さんと共に、現実の空間として作っていく時間は幸せだったなと思います。
これは愛か、呪いか。壮大なテーマに聞こえますが、多角的な見方の出来るジャンルレスな映画になったと思います。皆様の反応が今から楽しみです。

プロデューサー・藤山晃太郎

日本だけではなく世界中の方々にご覧頂ける作品にしたいという思いで製作しました。
幸運なことにロッテルダムやポルトなど数多くの名作が生まれた映画祭で上映いただけることになり、心から感謝いたします。一人でも多くの方に届くことを願っております。ぜひ劇場でお楽しみ下さい。

新たな視点で描かれる現代的恐怖映画に是非ご期待ください。

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