ADVERTISEMENT

菜々緒、10年ぶり時代劇でスタントなしの殺陣 長谷川博己と対峙「優しさを感じました」

菜々緒
菜々緒

 俳優の菜々緒が12日、NHK放送センターで行われた長谷川博己主演のスペシャル時代劇「眠狂四郎」(NHK総合で3月24日夜10時~11時29分)の記者会見に出席した。菜々緒にとって大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017)以来10年ぶりの時代劇となり、主人公・眠狂四郎の前に立ちはだかる女盗賊・女狐役を演じた。アクションを交えつつ、妖艶さにも気を配ったという長谷川との殺陣のシーンを、笑顔を交えて振り返った。

【画像】長谷川博己と会見の様子

 柴田錬三郎の小説に基づく本作は将軍・徳川家斉の下、幕閣内の権力争いが激化する文政の世を舞台に、名刀・無想正宗を携えた謎の浪人・眠狂四郎が江戸に現れ、激しい戦いに身を投じるさまを活写する。会見には主人公・眠狂四郎を演じる長谷川博己、大目付・松平主水正役の坂東彌十郎、制作統括の土田真道高橋錬、演出の一色隆司も登壇した。

ADVERTISEMENT

 菜々緒は「『おんな城主 直虎』以来、10年ぶりの時代劇。太秦撮影所に行くのも久しぶりで、すごく緊張しました。どんな心構えでいればいいのだろうって考えたりもしました」と強い緊張を覚えたことを回顧。「でも、皆さんが温かく迎えてくれ、殺陣の準備も怠らず、時間の余裕をもって本番に臨めました。あまり女性の役者がいなかったので、少しでもこの作品に華を添えたいと思って頑張りました。続編があれば、もう少し出番を増やして、女狐役を頑張ってみたい」と話す。

 演じる女狐は、眠狂四郎と対峙する際に妖艶さ、色気も重要だった。菜々緒は「お着物での芝居が久しぶり。所作の先生もいたので、いろんなことを教えてもらいつつ、殺陣の稽古を頑張りました」と撮影を振り返り、「この年で動くのは結構大変でした。殺陣の時に色気というのも必要だということで、所作の先生にどうやったら色っぽく見えるかをご指導いただいたりもしたんです。着物での腕の組み方など細かいところまで教えてもらい、狂四郎との殺陣の場面では色仕掛けをする、女を武器にするんですけど、そういうところも女性的な仕草や色気を強く意識して演じました。所作の先生に立ち姿を褒めてもらえたのがうれしかった」とアプローチに触れる。

ADVERTISEMENT

 演出の一色によれば、スタントを使わず、アクション、殺陣を全て菜々緒自身が演じていたといい、菜々緒は長谷川とのバトルシーンを嬉しそうに回顧した。「長谷川さんの優しさを感じました。めちゃくちゃ気を遣ってくださっているのがわかったんです。一度顔合わせをさせてもらって、その後、眠狂四郎の姿になってまたお会いした時は、その成り切った姿に怖さすら感じました。役への入り方がすごいなって。でも、いざ殺陣のシーンとなると、私に刀が当たらないよう気を遣ってくださって、それがすごく印象的でした」と笑顔を見せる。

 長谷川も菜々緒との殺陣の撮影が印象的だったとのこと。「殺陣が強すぎるっていうことで撮り直したんです。その際、一度、菜々緒さんの足に(刀を)当ててしまって。怖くなって……。あとでチェックしたら、殺陣に俺の優しさが出てしまっていた……」とユーモアを交えて撮影の裏側を明かした。(取材・文:名鹿祥史)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT