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横浜西口の映画館「ムービル」9.30閉館 半世紀以上の歴史に幕

現在の2代目「相鉄ムービル」
現在の2代目「相鉄ムービル」

 横浜駅西口の映画館「ムービル」が、2026年9月30日(水)をもって閉館することが決定した。5日、株式会社相鉄アーバンクリエイツおよび株式会社相鉄ビルマネジメントが発表した。

【画像】映画の街・横浜のシンボル…閉館する「ムービル」

 映画館の入居先である「相鉄ムービル」(相鉄南幸第2ビル)は、5つのスクリーンを持つ映画館ビルとして親しまれた“初代 相鉄ムービル”の移設に伴い、1988年11月12日に“2代目”として開業。キーテナントである「ムービル」を中心に、飲食店などが入居する横浜駅西口のシンボルとして、営業を続けてきた。

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 かつては、演劇の拠点であった「相鉄本多劇場」(2014年閉館)やライブハウス、ジャズバーなども開設されており、映画・演劇・音楽といった多彩な文化を地域に発信する、横浜を代表するエンターテインメントの殿堂としての役割を担ってきた。

 今回の閉館は、相鉄グループが掲げる「横浜駅西口大改造構想」の一環。同構想は、開発から70年以上が経過した横浜駅周辺を「Well-Crossing」というコンセプトのもと、2040年代にかけて新たな街へと生まれ変わらせる大規模な再開発プロジェクトだ。これに伴い、隣接するライブハウス「1000クラブ」および「横浜西口一番街」も9月30日に営業を終了。今後はこれらの敷地を含めた一体開発が検討される。

 劇場サイトでは、「『映画の街横浜』のシンボルの一つとして、この地で開館して以来、半世紀以上の歴史を重ねてまいりました。この間、洋画、邦画問わず数々の名画を上映し、映画文化の発展に貢献できましたことを、スタッフ一同、誇りに思っております。これまで当館を愛し、支え続けてくださった全てのお客様に、従業員一同、心より深く感謝申し上げます。最後の1作品まで皆様の心に残る映画体験をお届けできるよう、スタッフ一同、努めてまいりますので、閉館までの期間、変わらぬご支援を賜りますよう謹んでお願い申し上げます」とコメントが掲載されている。なお、閉館に向けて特別イベントも企画されており、詳細は後日改めて発表されるという。(編集部・倉本拓弥)

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