殺害されたロブ・ライナー監督を追悼 『スタンド・バイ・ミー』『恋人たちの予感』などキャスト集結
第98回アカデミー賞

現地時間15日、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催中の第98回アカデミー賞授賞式でロブ・ライナー監督の追悼が行われ、映画『スタンド・バイ・ミー』『恋人たちの予感』などのキャストが集結した。
ライナー監督と妻のミシェル・シンガーさんは昨年12月14日、自宅にて、複数の刺し傷を負った状態で遺体となって発見された。息子のニック・ライナーが同日逮捕され、2件の第一級殺人罪に問われている。
『恋人たちの予感』『プリンセス・ブライド・ストーリー』をはじめライナー監督と何度も組んで来たビリー・クリスタルはキャスト陣を代表して、「友人のロブが遺した映画は、これからも世代を超えて、永遠に生き続けるでしょう。彼の作品は、わたしたちの笑いや涙、そして“こうありたい”と願う理想の姿を描いていたからです。ロブの目に映るわたしたちは、ずっと素晴らしく、ずっと優しく、ずっと愉快で、そしてずっと人間味にあふれていました」と人のよい面を見いだすライナー監督の資質を称賛。
「長年彼の映画を楽しんでくださった世界中の方々に、ぜひ知っておいていただきたいことがあります。ロブは何度も私に話してくれました。自分の作品が皆さんにとって意味のあるものになったこと、それこそが、彼にとってのすべてだったのだと。彼と共に働き、彼を知り、彼を愛するという誉れを授かったわたしたちに言えるのは、この言葉に尽きます。『なあ、相棒。あの城を一緒に攻め落としたのは、最高に楽しかったよ』」と『プリンセス・ブライド・ストーリー』の名ゼリフをもじって感動のスピーチを締めくくった。
すると、『恋人たちの予感』『スパイナル・タップ』『プリンセス・ブライド・ストーリー』『スタンド・バイ・ミー』『ア・フュー・グッドメン』『ミザリー』『シュア・シング』『アメリカン・プレジデント』などライナー監督作のキャストが集結。
メグ・ライアン、マイケル・マッキーン、クリストファー・ゲスト、ジェリー・オコンネル、ウィル・ウィートン、フレッド・サヴェージ、ケイリー・エルウィズ、マンディ・パティンキン、キャロル・ケイン、キーファー・サザーランド、デミ・ムーア、ケヴィン・ポラック、キャシー・ベイツ、アネット・ベニング、ジョン・キューザック、ダフネ・ズニーガが一列に並び、ライナー監督への敬意を示した。(編集部・市川遥)


