【ネタバレ】『プロジェクト・ヘイル・メアリー』大物俳優カメオ出演の裏側「彼女なら何でもできる」

ライアン・ゴズリング主演映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(全国公開中)を手がけたフィル・ロード&クリストファー・ミラー監督コンビが、同作に一瞬だけカメオ登場した大物俳優の起用経緯について、Entertainment Weekly に明かした。(以下、映画のネタバレを含みます)
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『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は、『オデッセイ』の原作者で知られるアンディ・ウィアーのベストセラー小説を実写化したSF大作。滅亡の危機に瀕した地球の運命を託された科学教師グレース(ライアン)が、宇宙の果てで同じ目的を持つ生命体“ロッキー”と出会い、共に故郷を救うミッションに挑む。
岩の塊とクモを掛け合わせた見た目のロッキーは、言葉を話さない代わりに、独特な“音”を使ってコミュニケーションを取る。そこでグレース博士は、ロッキーの言語を解明し、人間の言葉に変換する翻訳プログラムを開発。グレース博士がプログラム音声の候補として選ぶのが、『クレイマー、クレイマー』『プラダを着た悪魔』などで知られるオスカー女優メリル・ストリープだ。
ミラー監督は「撮影現場にいた時、おふざけでいろいろな声を当ててみたんです。ライアンを笑わせるために、スタッフにも試してもらいました」と告白。「そこで、『メリル・ストリープにお願いできたら面白いんじゃないか?』とひらめきました。するとライアンが、『彼女なら何でもできる』と一言呟いたんです」とライアンの言葉が起用の決定打になったと明かす。
メリルに打診する際に一役買ったのが、プロデューサーに名を連ねるエイミー・パスカルだった。エイミーとメリルは、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(2017)などの映画で何度もタッグを組むなど、親しい関係にあった。「彼女が依頼してくれて、メリルは快諾してくれたんです」とロード監督は振り返っている。
メリルの印象について「とても楽しく、思慮深く、遊び心にあふれた人でした」とミラー監督。声の出演のみだが、メリルは鏡の前で何度もリハーサルしたり、映画では使われなかった複数のバージョンを収録したといい「もっとやるわよ。これも試してみる? あれはどう?」と終始ノリノリだったとミラー監督は明かしている。(編集部・倉本拓弥)


