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仮面ライダーアマゾン・岡崎徹、ひし美ゆり子とイベント登場 貴重エピソード&変身ポーズでファンわかす

イベントの登壇した岡崎徹とひし美ゆり子
イベントの登壇した岡崎徹とひし美ゆり子

 特撮番組「仮面ライダーアマゾン」などで知られる俳優の岡崎徹が4日、都内で行われた「Michi Yamato のガチトーク! “岡崎徹 海と夢を超えて”」に、ひし美ゆり子、漫画家の村枝賢一と来場、撮影当時の裏話を披露するとともに、多くの特撮ファンを驚かせた、ひし美との電撃結婚までの経緯について大いに語った。

【画像】アマゾンとアンヌ!岡崎徹&ひし美ゆり子がそろって登壇!フォトギャラリー

 「仮面ライダーアマゾン」の最終回で、戦いを終えた主人公のアマゾン(山本大介)が白いスーツ姿で南米アマゾンに帰っていったことにちなみ、この日は白スーツで登場した岡崎。腎臓がんと診断されたことから今年1月に摘出手術を受け、2月に退院を報告したばかりということで、この日のイベントも実施されるかどうかギリギリのタイミングだったというが、無事に敢行。ファンの前に元気な姿を現した。

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 この日のトークはまず、俳優としてのキャリアを振り返るところからスタート。長崎出身の岡崎は、子どもの頃から野山を飛び回る野生児だったとのことで、「大人になって考えてみると、アマゾンを演じるべくして幼少期を過ごしたのかな」と述懐する。

 小さい頃は洋画好きだった父親の影響で『ターザン』などを観て育ち、漠然と俳優に憧れを抱いていたという。その後、紆余曲折あり、高校卒業後に上京した岡崎は、アルバイト先の知人の紹介で、オーディションを経ずに日活の「ニューフェイス」に選ばれるという幸運に恵まれる。だが、野生児だった岡崎は、レッスンもサボりがちだったといい“ドロップアウト”。それでも俳優になりたいという気持ちは抜けきれずに、六本木や青山など、芸能人が出没しそうな場所をウロウロして、見事スカウトされることに成功。だが、スカウトされたのが音楽に強いプロダクションだったとのことで、不本意ながらも歌手デビューすることになるが、歌が上手くならずに、別のプロダクションに預けられ……といった具合に、山あり谷ありの芸能人生を自らの口で赤裸々に語った。

 そんな岡崎の俳優デビューは、梅宮辰夫率いる不良グループの一員として出演した東映映画『不良番長 のら犬機動隊』(1972)。続く『不良番長 一網打尽』にも出演している。そしてその後、日活制作のアクションドラマ「電撃!! ストラダ5(ファイブ)」で主演を務めた。この作品はもともとワンクールでの放送予定で制作された作品であったが、「13話で打ち切られたと思っていたんですよ。僕の芝居も全然できてなかったし、主演の俺のせいでこの番組をつぶしたんだという責任を感じていた」と振り返る。

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 それゆえ「仮面ライダーアマゾン」のオファーがあった時も、子供番組はもうやるまい、という思いから「やりません!」とキッパリと断ったという。だが当時、懇意にしていたという梅宮にその話をしたところ、「俺だってこうなる前は、子供番組を必死にやったんだぞ。お前いつからそんなに偉くなった!」と怒られたのだとか。梅宮がそんな恐ろしい顔をしたのを見たのが初めてだったという岡崎は、あらためてプロデューサーに頭を下げ、やらせてほしいと謝罪したという。

 自身の芸能人生を振り返り、「オーディションはほとんどしたことがないんです」と語る岡崎は、「本当にやんちゃに任せて突っ走って生きてきたけど、ツキだけはあるのかなと思いました」としみじみ。そうして「仮面ライダーアマゾン」の撮影に入った岡崎だが、まずは富士の樹海に入って、裸で走ったり、飛んだり、駆けずりまわっていたという。そのため、ヤブ蚊の格好の餌食となってしまった。「でも僕もどちらかというと色黒なタイプなので。蚊に刺されても全然わからないくらい色黒だったんで、助かりましたよ」。

 だが、スタッフの一人が虫除けスプレーを買ってきてくれたことにより、無事解決。「今考えれば、裸で樹海の中に入ったらあの暑さで蚊が寄ってくるのなんて子供でも分かる。それを大人が30人近くもいて、気付いたのは一人だけだったんですからね」と冗談めかした岡崎は、「東映の本社で『不良番長』を撮っていた時はみんな余裕があるのか、和気あいあいとやっていましたけど、(『仮面ライダー』を撮っていた)東映生田スタジオは、スタッフが殺気立っているというか。必死さを感じましたね」と振り返った。

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 さらに印象的だった「仮面ライダーアマゾン」の変身ポーズについて、「第1話にロープで降りるシーンがあったんですけど、野生の男が手袋をするのはおかしいですよね。だからスーッとカッコ良く降りたつもりが、途中で(摩擦で)熱くなって。ずる剥けの一歩手前でヒリヒリで、手のひらが痛くてしょうがないわけですよ。でも新人だから勘弁してくれとは言えない。そのままクモ獣人との戦いになった。その時、痛くて手が震えていたんです。それがあの変身ポーズに変わっていった」と驚きの事実を告白した。

変身ポーズも披露

 また、変身ポーズを決めかねていた原作者・石ノ森章太郎と話した時の答えが、アマゾンの変身ポーズの哲学にも通じているという。「すぐに変身して倒すのは弱い者いじめになるから。これ以上戦ったら死ぬという寸前まで戦わせてくれと。その後に変身して勝つようにしてほしい。だから手のひらが熱かっただけでなく。死ぬ間際まで戦っているということもあるんです。あと、撮影に入る前にブルース・リーの『燃えよドラゴン』を観ていたので、血のりも希望しました」と解説。なお、この日のイベントの終盤には、岡崎がアクションとともに変身ポーズを生披露、会場を大いに盛り上げるひと幕もあった。

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 そんな興味深い話が続く中、イベントの後半には2025年に電撃結婚を発表した妻のひし美が登場。もともと『不良番長 一網打尽』で共演していた時からの知り合いだったというふたりだが、そこからなぜ特撮ファンに驚きを与えた結婚までに至ったのか。そこでキーパーソンとなったのが、熊本県芦北町で岡崎と一緒に「画廊cafe THOR」を開いている漫画家の村枝賢一だったという。

 出会ってから数十年の間は、10回に満たない程度しか連絡を取っていなかったが、村枝主催のイベントで再会し、そこから電話などで話すようになったという二人。その時に、ちょうど田舎暮らしをしたいと思っていたひし美が「近くのアパートでも借りて。何か(顔を出さなくてもできる芸能の)仕事でもして暮らしたい」と言ったというが、その言葉を芸能以外の仕事だと誤解した岡崎が「それだとアパートを借りるのも大変だろうから、だったら俺のところなら2人くらいは住めるから。住んでもいいよ、と言ったら、『やった!』と。『じゃ結婚してくれる?』というから、結婚とこれは違うんだ、という話をしたんですけど……なんとなくそうなっちゃいましたね」とその経緯を説明する。

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 それまで独身を通すつもりでいたという岡崎は、結婚の問いかけに即答できずに、2日ほど返事を保留にしてもらっていたのだとか。その間に村枝に相談し「年寄り同士、籍なんて入れずに茶飲み友達もいいじゃないですか」という答えを期待していた部分もあったというが、半分パニックになったという村枝の答えは「……そんなことご自分で決めてくださいよ」。会場は大笑いとなったが、その後、村枝もあらためて「いい話じゃないですか。一緒に暮らしていれば、先に倒れた方が助かるじゃないですか。だから悪い話じゃないと思います」と率直な感想を告げたとのこと。そしてその言葉を受けた岡崎も、その言葉をすぐにひし美に告げたところ、「やった!」と大喜び。「そこで(ひし美が)すぐに(Xで)発信したんですよ。それで大騒ぎになっちゃったということです」とその経緯を明かしていた。(取材・文:壬生智裕)(※石ノ森章太郎の「ノ」の字は、約60%縮小が正式表記)

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