『アギト-超能力戦争-』秋山莉奈、美杉家25年ぶり再集結に一役 “太一”田辺季正の成長に驚き

今年25周年を迎えた特撮ドラマ「仮面ライダーアギト」(2001~2002)の新たな物語を紡ぐ、仮面ライダー生誕55周年記念映画『アギト-超能力戦争-』。同作でテレビシリーズのヒロイン・風谷真魚を再演した秋山莉奈がインタビューに応じ、25年ぶりに再集結した美杉家メンバーとの撮影を振り返った。
【撮り下ろし写真】「アギト」25周年、“真魚ちゃん”も大人な女性に!
美杉家は、記憶喪失だった津上翔一/仮面ライダーアギト(賀集利樹)が居候していた場所。父を未解決事件で亡くした真魚は、伯父である心理学教授・美杉義彦(升毅)、義彦の息子・美杉太一(田辺季正)、そして翔一と4人で生活し、家族同然の仲を育んだ。『アギト-超能力戦争-』では、翔一がオーナーシェフを務める「レストランアギト」で美杉家メンバーが久々の再会を果たす。
新作映画のオファーを受けた秋山は「とにかく驚きました」と当時の心境を明かす。「20周年イヤーの時に、賀集さんから『何かやりたいと思っているんだよね』という話を聞いていたのですが、コロナ禍で叶わず、25周年でまさか『仮面ライダーアギト』の新作映画を作ることになるとは……本当にびっくりしました。自分の子育てもあったので、家族にも相談しつつ『それでもやりたい!』という想いが芽生えました」
秋山は「仮面ライダージオウ」(2018~2019)のアギト編でも風谷真魚役を務めたが、オリジナルの世界観で演じるのは25年前のテレビシリーズ最終話ぶり。「『ジオウ』とはまた空気感が異なり、25年経った真魚ちゃんはどういう風に座ったらいいか、どういう風に動くのか、セリフ回しはどうなのか、頭ですごく悩みました」と久々の演技に苦労もあったという。
「レストランアギト」の撮影現場にはテレビシリーズ当時の懐かしい雰囲気が漂っていたそうで、かつての共演者との再会も感慨深いものになった。「升さんは佇まいから美杉教授の貫禄が伝わってきて、現場にいるだけで安心する存在でした。翔一くん(賀集)も変わらず、独特の間でほんわかした感じ。一番変わったのは太一(田辺)ですよね。撮影現場で、私が『太一』って突っ込むセリフが急遽追加されたんです。『太一』って言ってあげないと、この子が太一かどうか、観ていただく方がわからない(ほど成長しているです)」
当時小学4年生の設定だった太一も、立派な大人に成長している。演じている田辺はすでに芸能活動を引退しており、彼の母親と交流がある秋山が一時的な復帰に一役買っていた。
「テレビシリーズの撮影現場に毎回トキちゃん(田辺)のお母さまが来ていたので、お母さまと仲が良かったんです。その後も定期的に連絡を取り合っていて、誕生日を祝ったり、学業や進路のことについて近況報告をしていました。今回もオファーをしたいけど、プロデューサーも連絡先がわからず、私がお母さまの連絡先を知っていると言ったら『(連絡取り)お願いしていいですか?』と頼まれたんです。作品について、どこまで言っていいのか悩みつつ、お母さまに『お仕事のご相談があるのですが、トキちゃんの連絡先を聞いてもいいですか?』と連絡して、塚田さん(※塚田英明エグゼクティブプロデューサー)につなげました」
「レストランアギト」での撮影当日、田辺と久々の再会を果たした秋山は「びっくりしました! 大きくなって、声も変わっているけど、顔と喋り方は当時のままだったんです」と回顧。「トキちゃんと一緒のタクシーで京都府・太秦の撮影所まで向かったので、車内でいろいろ話をしました」
主要スタッフも当時と変わらず、監督はテレビシリーズや『劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4』(2001)を手がけた田崎竜太(※崎はたつさきが正式表記)が務めた。「田崎監督もテレビシリーズの雰囲気そのままでした。当時から厳しいことをおっしゃる時もあるのですが、怖くはなかったです。美杉家がみんなで集まって、レストランのテーブルを囲むシーンは、物語全体としてはそれほど重要ではないものの、田崎監督はとても嬉しそうな表情で撮影していました」
美杉家の食事シーンでは、秋山が「ちょっと衝撃でした」と驚く真魚の近況も明かされるとのこと。「今まで『仮面ライダーアギト』を観ていなかった方も楽しめる作品だと思います。また、当時応援していた方なら絶対にクスッとなるシーンもあります。G3チーム恒例の焼肉、北條(透/山崎潤)さんの“北條巻き”、氷川さんの変わらない不器用さなど、25年ぶりにあの雰囲気を味わっていただけたら嬉しいです」(取材・文:編集部・倉本拓弥)
映画『アギト-超能力戦争-』は全国公開中
仮面ライダーアギト25周年記念「真アギト展」5月12日(火)まで池袋・サンシャインシティ 展示ホールAにて開催中(営業時間:10時~20時)


