山田裕貴&本田響矢、日曜劇場「GIFT」信頼の裏側 第一章完結の第5話、“新生ブルズ”の表情に注目

10日夜に放送される、堤真一主演の日曜劇場「GIFT」(TBS系・毎週日曜よる9時~)第5話を前に、宮下涼役の山田裕貴と朝谷圭二郎役の本田響矢の公式インタビューが公開された。
本作は、車いすラグビーを舞台に、ひょんなことから弱小チーム「ブレイズブルズ」(以下、ブルズ)と出会った孤独な天才宇宙物理学者・伍鉄文人(堤)が、チームに立ちはだかる多くの難問の答えを導き出しながら、本気で心と身体をぶつけ合うことで仲間、家族の大切さを知っていく“愛と絆”の物語。
ストーリーも中盤に入り、第5話では“新生ブルズ”が大きな山場を迎える、第一章完結の物語が描かれる。そんなブルズ再生の鍵を握るのが涼(山田)と圭二郎(本田)だ。劇中では“輝きを失ったエース”と“新エース候補”としてぶつかり合う二人だが、お互いに「響ちゃん」「山田さん」と呼び合う“チームの二本柱”。役との向き合い方や撮影現場の裏話を明かすと共に、第5話での試合シーンへの自信をのぞかせた。
山田は「勝つか負けるかは、見てのお楽しみにしていただくとして(笑)、第1話の時とは全然違う、第5話の試合が終わった後にブルズのみんなが見せる顔が、僕は本当に素晴らしかったと思っています」と語っている。
本田「いつも察してくださる」ーー山田の“察知”力
ーー第4話では涼と圭二郎の距離が、少しずつ縮まっていくような描写も見られました。撮影現場ではその距離感の取り方などについて話し合いはされたのでしょうか?
山田:シーンによってはお互いの動きなどをすり合わせることもありますが、伸び伸びとやっている感じを崩したくないなと思ったので、二人でガッツリ話して「こうしよう、ああしよう」ということはあえて控えて、僕は響ちゃんが演じる圭二郎を受け止めよう、という感覚で臨みました。
本田:僕が役について悩んで監督に相談させてもらおうとすると、山田さんはそれを全部察して一緒に「圭二郎はこうだから」って、僕の思いも尊重して言ってくださるんです。僕が伸び伸びとお芝居ができるのも、そういうふうに山田さんが手を差し伸べてくださるからだと思っています。
山田:圭二郎役は一見すると、すごく元気があればできそうと思われがちですが、それだけだと軽く見えてしまう部分もあるので、なんとなくその難しさが分かるんです。そういったところで「あれ? もしかして…」と思った時には声をかけるようにしています。
本田:いつも全部を見透かされているように察してくださるので、本当に救われています!
考え抜いた体作り 撮影では“話し合い”が要に
ーー車いすラグビーの選手を演じる上で、どれくらいの期間をかけて体作りをされてきたのでしょうか。
山田:僕は昨年合流した際に、プロデューサーの方から「もう少しシュッとして」と言われました(笑)。
体作りについては、僕自身が比較的筋肉がつきやすいタイプなのですが、あまり体を大きくしすぎても違うと思ったので、肩甲骨の可動域を広げるトレーニングを合流する前から始めました。ラグ車(競技用車いす)を漕(こ)ぐ動きは、腕だけではなく肩甲骨の動きも連動させるとよりパワーを伝えられるので、柔軟に体を使えるようになることも大事なんです。
本田:僕は監督から腕や上半身をもう一回り大きくしてほしいというオーダーをいただいたので、ベンチプレスなどのウエイトトレーニングを中心に体を大きくしていきました。食事も気をつけるようにして、なるべくタンパク質を食事から取るようにして、食事で取れない時はプロテインを飲むようにしていました。
ーー涼と圭二郎を演じる中で、面白いと思うところ、逆に苦労しているところを教えてください。
山田:撮影する順番がバラバラなことが、とにかく難しいですね。第3話のシーンを撮ったと思ったら、スケジュールの都合上、次は終盤の第8話のシーンを撮ることもありました。そういった場合には、前後のつながりやキャラクターのテンションは今どうなっているのか、といったみんなの考えを整理してすり合わせた上で撮影に臨むために、現場ではその度に話し合いをしています。
本田:僕もそこが一番難しい部分だなと感じています。逆に面白い部分で言うと、僕自身の本田響矢としての性格と、演じる圭二郎の性格があまりにも真逆なところです。普段の自分だったら絶対にできないことも、圭二郎だったらできるし、言動や考え方なども全く違うので、演じていて楽しいですし、いつも面白いなと思っています。
主演・堤真一は「ついていきたい」存在
ーー堤真一さんとは、撮影現場ではどのようなやりとりをしていますか?
山田:堤さんは現場をすごく俯瞰(ふかん)して見てくださっていて、僕らが困った時などは最後の最後に「いや、ここはこういうふうにしよう」と、ポンっと背中を押すようなアドバイスをくださるので、本当に頼もしいです。
僕は涼を演じていて、伍鉄さんとの関係性が第5話のメモリアルカップを経ていろいろと変わっていく展開の中で、(相手が)堤さんだからできている顔がいっぱいあるんです。恐れ多いことですが、普段から友達のように接してくださるので、涼と伍鉄さんもこんな感じでどんどん絆を深めていくのだろうな、ととても強く感じています。
本田:山田さんのおっしゃるように、僕たちが困って一瞬立ち止まった時、スッとアドバイスをくださるんです。その姿がすごくかっこいいなと思いますし、疑問に思った時には相談させていただける空気を常に作ってくださっているので、とてもありがたいです。
本当にフラットな感じで現場にいてくださるので、僕らも伸び伸びとお芝居をさせていただけていますし、ブルズのコーチとしても「ついていきたい」と思わせていただける方だと思っています。
第5話は“新生ブルズ”注目の一戦!
ーー第5話ではメモリアルカップを通して、涼と伍鉄、そして圭二郎とチームメイトたちとの距離もグッと縮まっていきます。注目ポイントをお聞かせください。
山田:勝つか負けるかは、見てのお楽しみにしていただくとして(笑)、第1話の時とは全然違う、第5話の試合が終わった後にブルズのみんなが見せる顔が、僕は本当に素晴らしかったと思っています。
撮影を通して僕らの中にも1話ごとに、車いすラグビーやブルズ、各キャラクターなど、さまざまな要素に対しての想いが一つずつたまっていく感覚がありました。みんながそれぞれの想いを丁寧に積み上げていった中で、あの試合後のシーンであの会心の顔を持ってきたんだと思ったら、みんなのことがさらに大好きになったというか。
このメモリアルカップでの戦いがあったからブルズは一つになって物語の後半のさらなる展開に向かっていくことができる、そう思わせてくれるシーンになっているので、ぜひ注目して見ていただければと思います。
本田:第1話の日本選手権の時は、まだ圭二郎はブルズにいなかったので、メモリアルカップでの“新生ブルズ”の試合が、僕自身にとっても初めての試合シーンでした。
それだけに思い入れも強いのですが、キャストの皆さんが準備期間も含めて長い期間、ずっと役作りやトレーニングを続けてきたことがちゃんと形となっています。本当に全員で一丸となって頑張ったので、試合シーンでのプレー姿を見ていただけたらうれしいです。


