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目黒蓮&塩野瑛久、不安を力にするストイックな自問『SAKAMOTO DAYS』本気の激闘で深まる共鳴

『SAKAMOTO DAYS』バトルを通して信頼が深まった様子 目黒蓮と塩野瑛久
『SAKAMOTO DAYS』バトルを通して信頼が深まった様子 目黒蓮と塩野瑛久 - 写真:高野広美

 「週刊少年ジャンプ」で連載中の大ヒットコミックを実写映画化した『SAKAMOTO DAYS』(全国公開中)で敵対する役柄として初共演し、火花を散らした目黒蓮塩野瑛久。ふくよか&スマートな体型を行き来する元伝説の殺し屋・坂本(目黒)と、全身に武器を仕込んだ改造人間・鹿島(塩野)という、いずれも規格外のキャラクターが激突。圧倒的なスピードで繰り広げる壮絶バトルが、観客を魅了している。アクション、そしてコミカルなシーンも信頼関係を築きながら挑んだという2人。撮影の裏側を語り合うと共に、カナダから一時帰国した目黒が新たなチャレンジへの思いを口にした。(成田おり枝)

【画像】美しすぎる二人…!目黒蓮&塩野瑛久の撮り下ろしカット

特殊すぎるキャラ同士が激突!

劇中で激突する鹿島(塩野)と坂本(目黒) (C)鈴木祐斗/集英社 (C)2026映画「SAKAMOTO DAYS」製作委員会

Q:坂本は、ふくよかな姿とスマートな姿を行き来するキャラクター。彼の命を狙う鹿島は普段はトナカイの被り物をかぶりつつ、全身に武器を仕込んだ改造人間というキャラクターです。動きづらかったり、視界が狭かったりと、どちらもさまざまな困難が伴う特殊なキャラクターだと感じますが、演じる上でご苦労されたことがあれば教えてください。

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目黒:坂本を演じる上では、未知なことばかりでした。ふくよかな姿の特殊メイクをした時に、どこまで自分が動けるのかもわからず、実際に着てみると「首を左に向けられない。右にも向かないかも」などいろいろな問題が出てきて。また、かいた汗がスーツの中に溜まってしまうので、どこかのパーツを取ったら溜まっていた汗がビシャっと落ちてきたり……。「ここまで寝転んでしまったら、立ち上がれないんだな」「こうしたら次の動きに入っていけるな」と、着てみなければわからないことばかり。自分の体幹を使いながら、いろいろな挑戦をしていく日々でした。でも誰もやったことのないこと、誰も正解を持っていないことに対して、そうやってトライしていくことがとても楽しかったです。

Q:ふくよかな坂本の特殊メイクは、8kgほどの重さがあると伺いました。毎日4時間をかけて装着したそうですね。

目黒:スタッフの皆さんが、本当に助けてくださいました。あの特殊メイクはオーダーメイドで、顔の部分は1回限りしか使えず、取ってしまったらそれで終わりなんです。スタッフさんが試行錯誤を繰り返しながら、何回も作ってきてくれているものなので、みんなで未知の世界にトライしたなという実感があります。

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塩野:それを着て、キャラクターが魅力的に見えるキレのあるアクションをするのは本当に大変なことです。テスト、本番でしっかりと決めるために、僕たちもアクションをしながら、頭もフル回転させて挑んでいたように思います。僕が演じた鹿島は両手が武器になっているので、動きにもいろいろな制限がありました。その中で意識していたのは、原作はストーリーがまだ続いているけれど、この映画『SAKAMOTO DAYS』において、鹿島は坂本の前に立ちはだかる最後の敵だということ。不気味な敵として、一歩踏み込んだ表現をしなければいけないと思っていました。やられ方としてもいろいろな研究をしつつ、坂本の攻撃を食らうたびに関節が外れるような動きをすることで鹿島らしい不気味さが表現でき、坂本の一撃がどれだけ強いかということも表現できるのではないかと感じ実践しました。

目黒:アクションや殺陣では、攻撃した方が派手に見えたり、うまく見えたりするかもしれませんが、実際はそれを食らっている方のリアクションがとても重要で。そこがうまければうまいほど、ものすごくカッコよく見えるんです。『SAKAMOTO DAYS』のアクションはとても速いのですが、その中で塩野さんは一つ一つのリアクションをこぼさずに拾い、クオリティを高い次元まで持っていった。アクションで対峙しながら、鹿島という難しい役にこだわりを込めた塩野さんのうまさを感じていました。

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コメディもアクションも全力投球!

目黒蓮「どのジャンルにおいても、真剣にやるということは変わらない。ただただ、本気でやりました」

Q:今お話のあった、坂本と鹿島の激突は迫力と見応えがあります。一方で、バトルの最中に葵からの電話に出てしまう坂本に鹿島が戸惑う……といったやり取りは福田雄一監督らしい、思わず吹き出してしまうようなコミカルな場面となっていました。コメディには、どのような意気込みで臨みましたか?

目黒:実はクランクインをしてワンカット目に撮ったのが、(小手伸也演じる)ボイルとのコミカルなやり取りのシーンだったんです。

塩野:あそこがワンカット目だったんですか!?

目黒:そうなんです。最初からコメディー部分に挑戦することになって(笑)。スタッフさんと共に、特殊メイクが取れることなくどこまでやれるのかという緊張感もある中で、そのシーンをやってみたところ、アクションと同じくらい汗をかいてしまって。早速、特殊メイクが取れてしまって。コミカルなシーンは、実はアクションくらい体力を使うものなんだなと感じました。笑わせに行くというよりも、真剣に坂本の思いを体現したことで、それが笑いにつながったらいいなと思っていました。僕自身、重めの作品に出演することも多く、こういった表情を見せることはこれまでなかったかもしれません。でもどのジャンルにおいても、真剣にやるということは変わらない。ただただ、本気でやりました。

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Q:たしかに坂本と鹿島の掛け合いのシーンも、二人が真剣だからこそ、観客にとって思わぬ笑いを生む場面となっていました。

塩野:あのシーンは、カットのかかる寸前に福田監督が「プハーッ!」と吹き出して笑い声を上げていました。

目黒:そうでした(笑)。

塩野:現場がトンネルだったので、笑い声がすごく響いたのを覚えています(笑)。あのシーンは、どこで終わるかを決めていなかったんです。カメラがまわる中、僕らがアドリブのやり取りを続けて、次のセリフに移る瞬間を目黒さんが見つけたところで、台本の流れに戻るという感じでやっていて。そのセリフに戻った後、自然と僕がツッコミみたいなセリフを発したところ、その不意打ちが監督のツボにハマったみたいなんです。原作ファンの方もたくさんいらっしゃいますし、皆さんがそれぞれのキャラクターへの愛を持っているので、そういった場面でも我を出さず、役をきちんと保ちながら演じたいなと思っていました。常に僕の中の正義は、キャラクターを守り続けてやることでした。

目黒:アクションもコメディーも、しっかりとキャラクターの感情としての動き、流れを持った上でやるということですよね。僕もそれをすごく大事にしていました。

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“疑うこと”で共鳴

塩野瑛久「自分の価値観とセンスみたいなものをある意味で信じて、ある意味で疑いながら、チャレンジをしていきたいと思っています」

Q:お二人の対談は、今回が初めてのことだそうです。この機会に伝えたいこと、質問したいことはありますか。

塩野:僕は目黒くんの出演されていた(ドラマ)「silent」が大好きで。

目黒:そうなんですか!

塩野:「silent」の放送中に、自分のライブ配信で「目黒くんがとてもステキだ」という話をしているんです。だから今回こういう形で共演ができて、対峙することができてすごくうれしいです。目黒くんの魅力は、とにかく誠実なところです。

目黒:ありがたい。すごくうれしいです。こちらこそ、塩野さんと共演させていただいて、一つ一つ丁寧に向き合っている、すごく誠実な方だと思いました。またこの先、一緒に何かやれたら楽しいなと思っています。

Q:お二人とも新たなチャレンジを続けています。新しいことに飛び込む時に、大事にしていることはありますか?

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目黒:僕は今、海外で撮影をしていて、トライしようと覚悟を決めて行ったんですが、行く途中に心がこわばっていることに気づいて。「ああ、これが不安になった時の人間の感情、心なんだ」と思ったんです。「これは今しかない感情で、今日の夜になればなくなってしまうものなんだ。これが不安なんだ」と思うと、その瞬間にしかない感情の波に乗る楽しさを感じて。そうやって自分の心を俯瞰で見つめながら、いろいろなことにトライしています。そして不安と向き合いながらも、5年後、10年後、その先で自分がどうなっているかという楽しみの方が勝っています。

塩野:自分の価値観とセンスみたいなものをある意味で信じて、ある意味で疑いながら、チャレンジをしていきたいと思っています。「自分ならできる」という気持ちを持ってやりつつ、完成したものを見る時には絶対に甘く見積もらない。周りが「よかった」と言ったとしても、常にそれを疑っているタイプかもしれません。自分の目でしっかりと見つめ、「ここはこうすればよかった」とその先を追い求める姿勢でこの道を極めていきたいと思っています。

目黒:今のお話を聞いていて、すごくわかるなと。疑いますよね。どこか自信を持っていても不安があって、疑いもするから、めちゃくちゃ準備をするんです。誰よりも準備をして、練習をしていく。例えばボクシングだったとして、「負けるかもしれない」と思う時と、「余裕で勝てる」と思っている時では、準備する数が変わるのかなと。その差は大きいのかなと思っています。

塩野:そして準備をしつつ、現場に立ってパフォーマンスをする瞬間には、その気持ちを置いてくる。疑ったまま現場に臨むのはよくないので、やる瞬間は絶対的に自分を信じるようにしています。

映画『SAKAMOTO DAYS』は全国公開中

目黒蓮:ヘアメイク・宮川朋子(est un)/スタイリスト・三井裕太
塩野瑛久:ヘアメイク・草替哉夢/スタイリスト・能城匠(TRON)

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