浅野忠信、『モータルコンバット』続編のライデン「自分でもびっくりするぐらい重要な役」

俳優の浅野忠信が5日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画『モータルコンバット/ネクストラウンド』の初日舞台あいさつに出席。本作において、自身の役割が重要であったことを明かし、出演者のなかで誰よりも英語のセリフが多いことを嘆いた。
本作は、格闘ゲームを実写映画化した『モータルコンバット』(2021)の続編。太古より続く格闘大会「モータルコンバット」で魔界を相手に9連敗している人間界の戦士たちが、新たな仲間を迎えて世界の命運を懸けた最終決戦に挑む姿を描く。浅野はスコーピオン役の真田広之と共に、ライデン役として前作から続投している。
世界的にファンの多い作品が日本で初日を迎えた。浅野は「パート1から考えると非常に長い戦いでした。いろいろなことがありました」としみじみ語ると、「先日インドネシアでのプレミアにも参加してきたのですが、大盛り上がりで。アメリカもそうですし、今、世界中で大バズりしているので、早く日本での公開を迎えたいなと思っていました。ですから、今日を迎えられてめちゃくちゃ嬉しいです」と満面の笑みを浮かべる。
海外では上映中も大盛り上がりを見せているそうで、浅野は「面白いシーンは日本でも声を出していいんじゃないですかね。好きに観ていただいて。もし怒られたら、止めればいいんじゃないですか」と応援上映的な盛り上がりを期待すると「おとなしく見る映画じゃない。大騒ぎして観てほしい」と呼びかけていた。
浅野が演じるライデンについて「意外と重要な役なんですよ、僕。本当に自分でもびっくりしちゃって」とおどけると「僕はパート2では、おとなしくしていようと思ったのですが、ちゃんとみんなを導かなければいけない役なんです」と役柄を説明。
さらに「ここだけの話しなんですけれどね……」とつぶやくと「このメンバーのなかで僕が一番英語を喋れないんです。ネイティブでもないし、英語を勉強しているだけの人間なので」といい「でも、誰よりも英語のセリフが多いんです。ライデンだからいろんな人を導いていかなければいけない。戦ってはいないけれど、やたら喋るんです。監督にも『ちょっと僕、英語喋れないんだけど、何でこんなにセリフが多いんですか?』と聞いたら『お前は重要なんだ』と言われて」と苦笑い。
またスコーピオン役の真田とは、ドラマ「SHOGUN 将軍」に続いての共演となった。浅野は「僕は真田さんには頭が上がらない」と切り出し「今回、撮影でご一緒するシーンはなかったんですけど、現場でちょっとお会いできる機会もあって。もちろん真田さんも『SHOGUN 将軍』をやっていましたから、本当に虎永様(※真田が『SHOGUN 将軍』で演じているキャラクター)がいるような感じで。『あ、虎永様がいらっしゃる。あれ、でも俺も偉いんだけどな』みたいな、複雑な感じでした」と笑う。
真田のアクションについては「今回(クン・ラオ演じる)マックス・ファンと真田さんがすごかった。カンフー代表と日本代表みたいで。真田さんは『SHOGUN 将軍』のとき、僕が刀を使うシーンがちょっとあったのですが、刀の握り方とか、振り方とか、重心のかけ方とかを少し教えてもらっただけで、めちゃくちゃ格好いいシーンになるんです。学ぶことが多かったです」と振り返っていた。
ライデンについて「そろそろ戦ってみたいのでは?」と司会者に問われた浅野は「先のことは本当に何も教えてくれない」と今後について何も知らされていないことを明かすと「ライデンは雷を出しますから。何かあったらバチーンと、省エネでやっていきたいです」と語り、会場を笑わせていた。(磯部正和)


