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“令和最大の問題作”映画化!『怪物の祈り』2027年公開

原作タイトルを改題!
原作タイトルを改題! - 薬丸岳『怪物の祈り』(角川文庫/KADOKAWA)

 江戸川乱歩賞受賞作家・薬丸岳の傑作社会派ミステリーが、映画『怪物の祈り』として映画化されることが決定した。2027年に全国公開される。

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 原作は、2005年、「天使のナイフ」で江戸川乱歩賞を受賞しデビューした薬丸岳による、社会派ミステリー「最後の祈り」。監督と脚本を務めるのは、映画『フロントライン』の関根光才。「被害者遺族」と「死刑囚」という、本来決して交わるはずのない二人が、死刑執行を前に命がけの対話を繰り広げる。赦しと憎しみ、生と死、救済と復讐しゅう……そして観る者の倫理観までも揺さぶる極限の心理戦を、スリリングかつ濃密に描き出す。

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~あらすじ~
最愛の娘を殺された、ひとりの牧師。犯人に下された判決は、死刑──。
しかし、その男は法廷で「サンキュー」と高笑いし、反省の色すら見せなかった。
絶望の果てに、牧師はある計画を思いつく。それは、死を望む殺人犯に、もっと生きたいと思わせること。受刑者の心を助言や導きにより救済する“教誨師(きょうかいし)”として近づき、その凶悪な死刑囚に「生きる希望」を与えていく──。
激しい憎悪に囚われた父親がたどり着いた、前代未聞の復しゅう……。極秘のうちに始まった被害者遺族と死刑囚の「対話」は、やがて魂を懸けた「対決」へと変ぼうしていく──。

原作者と監督のコメントは以下の通り。

薬丸岳(原作者)

この度、自著『怪物の祈り』が映画化されることになり、子供の頃からの大の映画好きとしてこの上ない喜びを感じています。
3年前に本作を刊行した際に「僕の作品の中で最も重く苦しい物語です。どうか覚悟してお読みください」とコメントを綴りましたが、その思いは今でも変わっていません。
娘を殺した死刑囚に真の絶望を与えるために教誨師として対峙するという何とも苛烈な設定の物語であり、この作品を映像化する過程においても、また俳優さんたちが生身の身体を使って作中に登場する難役を演じることも、相当な覚悟を強いられるものではなかったかと想像します。
実際、撮影を見学させていただいたときに俳優さんたちの演技をはじめ現場の気迫と熱気に圧倒され、同時に「ものすごい映画になりそうだ」と胸が高鳴りました。
暗闇の大きなスクリーンで映画『怪物の祈り』を堪能するのを心から楽しみにしています。

関根光才(脚本・監督)

娘を殺した死刑囚は、自ら死を願っていた。
ならば、死よりもなお深淵なる復讐とは、一体何なのか─。

薬丸岳先生が本作で描かれた、この壮絶な復讐と人間愛の物語には、現代において、人間という存在をあらためて見つめ直そうとする力強い眼差しがありました。
単なる感動やカタルシスを超えて、人間の奥底にあるものへと踏み込んでいく、愛憎の極限の姿を見るような思いでおりました。

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だからこそ、この作品を映画化するということには、大きな覚悟が必要でした。多層的な物語を脚本へ落とし込み、苛烈な感情を抱えた人物たちを俳優に生きてもらうこと。その過程には、幾重もの困難がありました。それでも、この映画がこれからの時代に持ちうる意味に深く共鳴してくださった、素晴らしい俳優陣、そしてスタッフの皆さんと共に、限界の隘路を縫いながら、ようやく完成の瞬間へ辿り着こうとしています。観終えた後、言葉にできない何かが、観客一人ひとりの中に残り続ける作品になると信じています。ぜひ、公開を楽しみにお待ちください。

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