映画『フロントライン』11月14日より Prime Video で見放題独占配信開始

小栗旬、松坂桃李、池松壮亮、窪塚洋介が出演し、全世界が経験したパンデミックを事実に基づいて描く映画『フロントライン』が、11月14 日(金)午前0時から動画配信サービス Prime Video で見放題独占配信される(世界140以上の国と地域)。本作が動画配信サービスの見放題に登場するのは今回が初めて。
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今年6月13日に公開された本作は、オープニング観客動員数約25万人、興行収入は 3 億 4,699 万円を記録。動員ランキングでは6週連続トップ10入りを果たした。累計観客動員数は124万人以上、興行収入は16億9,800万円を超える大ヒットとなった(数字は配給調べ)。
新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船で、未知のウイルスに立ち向かうDMAT(災害派遣医療チーム)の指揮官・結城英晴を小栗旬、結城と対策本部でぶつかり合うことになる厚生労働省から派遣された役人・立松信貴を松坂桃李、地元である岐阜に家族を残して横浜に駆けつけた DMAT 隊員・真田春人を池松壮亮、小栗が演じる結城とは東日本大震災でも共に活動し、“戦友”とも呼べる関係の仙道行義を窪塚洋介と、豪華キャストの迫真の演技が光る。
本作の企画、脚本、プロデュースを務めた増本淳は、ドラマ「白い巨塔」(2003-2004)、「救命病棟 24 時」(2005)、「Dr.コトー診療所2006」(2006)、「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」(2008・2010・2017)、映画『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(2018)で、医療現場の最前線にある人間ドラマの数々を手がけている。2023年には東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故を、政府、電力会社、発電所内のそれぞれの視点から描いて話題になったNetflixドラマ「THE DAYS」で企画、脚本、プロデュースを務めた。本作に挑むにあたり自らの300ページ以上の取材メモから今まで知られていなかった船内の複数のエピソードを丹念に脚本にまとめた増本は、企画のきっかけはクルーズ船に乗った医師との会話だったと振り返り、「その医師が語ってくれた船内の実態は、世の中に知られていないことばかりで、驚くべきことや涙なくしては聞くことのできないエピソードの連続でした」と語る。
監督は広告業界で活躍し、Cannes Lions(カンヌ国際広告祭)でグランプリを受賞、映画『生きてるだけで、愛。』(2018)で初めて長編劇場映画を手がけ、長編劇映画2 作目となる『かくしごと』(2023)が第 49 回報知映画賞で最多ノミネートされた関根光才。本作に参加した理由を「稀有で、挑戦的で、私たち皆が共有すべき作品になる。この作品に参加できるなら、それはフィルムメーカーとしての重要な責務だとも感じた」と強い思いと覚悟を見せている。(北山郁)


