『Michael/マイケル』から全カットされた俳優 “伝説の歌姫”が登場予定だった

“キング・オブ・ポップ”ことマイケル・ジャクソンの人生を映像化した伝記映画『Michael/マイケル』(全国公開中)。彼がいかにして伝説的ポップシンガーへと登り詰めたのかを、往年のヒットチューンと共に描く本作では、惜しくも出演シーンが丸ごとカットされてしまった俳優がいる。
その俳優とは、ドラマ「ヴァンパイア・ダイアリーズ」などで知られるカット・グラハム。彼女は、ポップミュージック界の伝説的アイコンであるダイアナ・ロス役で起用されていた。“モータウンの女王”の異名を持つダイアナは、マイケルと親交が深く、彼の人生において重要な人物の一人である。
カットは全米公開直前の4月23日、自身のXに声明文を投稿した。その内容は、法的な問題によって編集に影響が生じ、自身の出演シーンが削られたことを告白するものだった。
「4月24日『Michael/マイケル』の公開を前に、特定の法的配慮が、私が素晴らしいキャストのみなさんと撮影したシーンを含むいくつかの場面に影響を与えたことをお伝えしたいと思います。製作チームは可能な限りストーリーを維持しようと尽力してくれましたが、残念ながら、それらのシーンは最終的な本編には含まれなくなりました」
『Michael/マイケル』を巡っては、法的トラブルにより全編の3分の1(特に第3幕)が削られ、大規模な再撮影が行われたことが明らかになっている。ダイアナの登場シーンがなぜカットされたのかは明言されていないが、こうした一連の変更が原因となった可能性が高い。なお、同作はすでに続編が企画されており、配給・製作を務める米ライオンズゲートの会長は、全体の25~30パーセントはすでに撮影済みのものだと明言している。ダイアナのシーンが法的な理由以外でカットされているのならば、続編で復活する可能性も残されている。(藤田良太)


