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映画『仮面ライダーゼッツ』今井竜太郎&曽野舜太、ゼッツ&夢現に注いだ情熱 対立する二つの正義【インタビュー】

仮面ライダーとして対峙!今井竜太郎&曽野舜太(M!LK)
仮面ライダーとして対峙!今井竜太郎&曽野舜太(M!LK)

 特撮ドラマ「仮面ライダーゼッツ」(テレビ朝日系・毎週日曜午前9時~)の集大成を飾る映画『仮面ライダーゼッツ さよならのミッション』で初共演を果たす、今井竜太郎曽野舜太M!LK)。現実世界を「白昼夢」の世界へと作り変えようと暗躍する国家公安委員長・玖門宗馬/仮面ライダー夢現(曽野)に、主人公・万津莫(今井)をはじめとする極秘防衛機関「CODE」のエージェントが立ち向かう。敵対する莫と玖門を演じた2人がインタビューに応じ、撮影の裏側や集大成作品にかける思いを語った。(取材・文:編集部・倉本拓弥、写真:高野広美)

【インタビュー動画】今井竜太郎&曽野舜太、映画を最速大解剖!

変身は幼少期からの夢

(C) 2026 映画「ゼッツ・ギャバン インフィニティ」製作委員会 (C) 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 (C) テレビ朝日・東映AG・東映

Q:(今井さんへ)「仮面ライダーゼッツ」テレビシリーズは最終章に突入しました。これまでの展開について、周囲の反響はいかがですか?

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今井竜太郎(以下、今井):毎週、視聴者の方からいただくメッセージがすごく嬉しいです。YouTubeでも同時視聴されている方がいて、毎週日曜日はその配信を観ながら「ゼッツ」を楽しんでいます。

Q:(曽野さんへ)視聴者としてご覧になっていた仮面ライダーシリーズはありますか?

曽野舜太(以降、曽野):僕は「仮面ライダー響鬼(ヒビキ)」「仮面ライダーカブト」を観て育った世代で、小さい頃から変身することが夢でした。「仮面ライダーゼッツ」でその夢が叶うとは思ってもいなかったので、お話をいただいた時は本当に嬉しかったです。

Q:M!LKからは、山中柔太朗さん(「仮面ライダーガッチャード」ズキュンパイア役)に続いて2人目の仮面ライダー出演者となりました。メンバーへの出演報告はどのようにされたのでしょうか?

曽野:楽屋でわざとらしく台本を広げていたら、みんなが「え、しゅんちゃん出るの!?」「おめでとう!」と反応してくれました(笑)。柔にはお芝居の相談などをして、「舜太の好きなようにやりな」と言ってくれました。今回は悪役なので、悪役らしい表情の作り方や見せ方を「伝わりやすいようにやっていきな」ともアドバイスしてくれました。

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Q:映画は『仮面ライダーゼッツ』の集大成を飾る作品となりますが、それぞれどのような心境で臨まれましたか?

今井:テレビシリーズの最終話を撮り終えてからすぐに映画の撮影だったので、オールアップしても気持ちを絶やさずに意識しながら、本編と同じ熱量で映画にクランクインしました。

曽野:リラックスして、落ち着こうと意識しました。歴史ある仮面ライダー作品に参加させていただくことはすごく光栄ですし、ワクワクした気持ちで挑んだら、逆に力んでしまいそうだと思ったんです。なので、自分自身をあえてリラックスさせて、(高まる心を)内に落とし込んでから撮影現場に入りました。

莫と玖門、お互いの正義がぶつかり合う

(C) 2026 映画「ゼッツ・ギャバン インフィニティ」製作委員会 (C) 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 (C) テレビ朝日・東映AG・東映

Q:莫と玖門は、追われる側と追いつめる側で敵対関係にあります。2人の距離感や会話の間合いなど、お互いに話し合ったりはされましたか?

今井:莫は敵だから戦うのではなく、敵のことを理解しながらどうするかを考える人間なので、お互いの関係性については、そこまでお話しはしませんでした。

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曽野:それぞれに正義があり、自分の核にあるものを前面に出して、それがぶつかり合うイメージでした。寄り添うこともないですし、かといって離そうともしていない。自分の信念に沿って、まっすぐ行きました。

Q:玖門のキャラクター像は、どのように構築していきましたか?

曽野:上堀内佳寿也監督の中で玖門のキャラクター像がある程度固まっていたので、主に監督とすり合わせていきました。玖門は、行き過ぎた正義観を持つダークヒーローです。自分の理想の世界にするためには手段を選ばず、何でもしてしまう。ある種の怖さというか、狂気じみた部分は持ってほしいと言われました。衣装合わせの時にキャラクターの説明をしていただいて、それを自分で解釈しながら台本を読み、つまずいたところは上堀内監督に相談させていただきました。

Q:今井さんは玖門と対峙してみていかがでしたか?

今井:うちにもジーク(天野浩成)という危ない人がいるので、危ないキャラクターがまた一人増えたと思いました。

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曽野:また違う方向でね(笑)。

今井:一緒にお芝居ができてすごく面白かったです!

曽野:僕もジークと共演した時は楽しかったです。天野さんのギャップにやられました。お芝居の時はもちろん楽しく、カットがかかった後の愉快さだったり、場を明るくしてくれたりと、盛り上げてくださる方なんです。クランクアップの時も、何回「お疲れ様でした!」と言ってくださったかわからないくらい、いろいろな場所に現れて、本当に時空を移動しているんじゃないかと思いました。

「怖さを感じた」仮面ライダー夢現との対峙

(C) 2026 映画「ゼッツ・ギャバン インフィニティ」製作委員会 (C) 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 (C) テレビ朝日・東映AG・東映

Q:仮面ライダー夢現のアクションはどういったスタイルなのでしょうか?

曽野:余裕がありつつ、負のオーラを放っています。歩き方も和の雰囲気があって上品なのですが、力強く、立ち姿だけでどこか闇があるというのを感じることができます。

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今井:仮面ライダー夢現とのお芝居もたくさんあったので、すごく怖さを感じていました。刀でのアクションも「仮面ライダーゼッツ」としては新鮮でした。

Q:メガホンを取った上堀内佳寿也監督の演出で印象的だったことは?

今井:別のシーンでほぼ同じセリフを言うみたいな芝居があるのですが、そこで上堀内監督のこだわりがものすごく伝わってきました。きっと、見ごたえのあるシーンになっていると思います。

曽野:玖門をどう表現しようかと思った時に、上堀内監督が「まず曽野くんの好きなようにやってみて」と自由にお芝居をさせてくださったんです。その上で、役についてディスカッションしていく形だったので、すごくお芝居をしやすい環境を作っていただけたと思います。

変身とは「意志の具現化」

Q:劇場版の見どころ、自分以外の役で注目キャラクターがいたら教えてください。

今井:「仮面ライダーゼッツ」では、莫、ノクス、ジークと「変身」と言える人が限られています。その中に、玖門が新しく加わるので、そこに関する謎は見どころの一つになっていると思います。

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曽野:玖門に関しては、古川雄輝さん(ノクス役)との掛け合い、玖門とノクスとの関係性に注目していただきたいです。映画でしかわからないストーリーがあります。

Q:「仮面ライダー」シリーズは生誕55周年を迎えました。最後に、お二人にとって「変身」とはどんな意味合いがありますか?

今井:変身は、いろいろな意味が込められる言葉だと思っています。テレビシリーズで、同じ「変身」はおそらく1度もない。感情の変化や、細かいこだわりが変身という言葉だけで伝わりますし、今までシリーズを背負ってきてくださった先輩方の思いも入っているので、とても深い言葉です。

曽野:変身とは、意志の具現化だと思います。“身を変える”という言葉の意味の通り、各キャラクターの意志が、スーツとしてアームドされる感覚がありました。今回変身した仮面ライダー夢現も、まさに夢と現実がスーツで表現されているので、ぜひ注目していただけたら嬉しいです。

映画『仮面ライダーゼッツ さよならのミッション』は7月24日(金)全国公開(映画『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ 太陽が泣いた日』と2本立て上映)

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