完全新作『八つ墓村』要蔵役・滝藤賢一に期待の声も 特報で衝撃姿を披露
推理作家・横溝正史のミステリー「八つ墓村」が、『呪怨』シリーズの清水崇監督によって完全新作映画化され、9月18日に全国公開されることが発表。18日に金田一耕助役の歌舞伎俳優・尾上松也などのキャストが一挙に発表され、特報映像も公開されたが、そのなかでも、田治見要蔵を演じる滝藤賢一が見せたインパクト大な姿にSNSでは期待の声があがっている。
「八つ墓村」は、不祥の怪異に由来を持つ、岡山県の山奥の村で起きる連続殺人事件を追うミステリー。名探偵・金田一耕助シリーズの一編として絶大な人気を誇り、これまで、松田定次(1951年)、野村芳太郎(1977年)、市川崑(1996年)ら名監督たちの手で実写映画化されてきた。
滝藤が演じるのは、「八つ墓村」で起きた忌まわしい事件の首謀者・田治見要蔵とその長男である久弥の二役。要蔵は数々の作品で名だたる俳優陣が演じた役どころだが、なかでも、今回の新作も配給する松竹が1977年に公開した、野村芳太郎監督版で山崎努が演じた(多治見)要蔵は、その幽鬼のような容貌と鬼気迫る演技で絶大なインパクトを残しており、アクションフィギュア化されるほどの人気を誇る。
滝藤は、情報発表時のコメントで「これ以上の大役がありますでしょうか」と切り出し「“いやいや、さすがにコレは、ハハハ、無理っす“と尻込みしました。子供の頃に観た山崎努さんの田治見要蔵が強烈過ぎて、いまだに脳裏に焼きついておりますのに。ありがたいお話しですが、やってはならないと警告音がビービー鳴ってましたね(笑)なのに、何故私はこの大役を受けてしまったのだろう…自分で自分を全く理解できません」と要蔵役の重圧に触れている。
だが、本作の特報映像で滝藤は、冒頭から衝撃的なビジュアルを披露。新たな狂気がのぞくその姿に、コメント欄には「ベストマッチ」「ピッタリ」などの声も。また、X(旧Twitter)でも「滝藤賢一さんか。楽しみ」「山崎努がかつて演じた狂気にどれだけ迫れるか、見ものだ」など、主演から名脇役まで、名バイプレーヤーとして活躍する滝藤が、どんな演技を見せてくれるのか、期待する声があがっている。
本作にはそのほか、事件に巻き込まれる青年・井川辰弥役で奥智哉、本作のヒロインとなる森美也子役で堀田真由、田治見家の双子の老婆・小竹と小梅役で高島礼子、岡山県警の磯川警部役で小籔千豊、かつて村で起きた事件のカギを握る登場人物役で渋川清彦、高嶋政伸(高は「はしごだか」)が出演。清水監督は尾ヶ井慎太郎と共同脚本も手掛けている。(編集部・入倉功一)


