35歳で死去したハリウッド版『リング』貞子女優、ホームレスになってしまった理由

ハリウッド版『ザ・リング』(2002)で貞子にあたるサマラを演じた元子役で女優のデイヴィー・チェイスさんが35歳で死去したことを受け、母キャシーさんが死の真相を Daily Mail Online に語った。
デイヴィーさんはディズニー・アニメーション映画『リロ&スティッチ』(2002)と続くテレビアニメシリーズでリロの声優を担当したほか、『千と千尋の神隠し』の英語吹き替え版で千尋役を務めたことでも知られる。しかし2016年を最後に出演作は途絶え、今月、栄養失調のためロサンゼルスの病院に入院となり、現地時間16日に髄膜炎と敗血症のため亡くなってしまった。
キャシーさんによると、デイヴィーさんは2016年のバイク事故で背中を負傷し、オキシコドンをはじめとした鎮痛剤を処方されたことをきっかけに薬物依存となってしまったのだという。
キャシーさんは「あの子は薬物を求めて、良くない連中とつるんでいました。娘を家から追い出したことなんて一度もありません。あの子は自由になりたがっていて、その人たちにクスリ漬けにされてしまったんです。それがすべての始まりでした」「娘は完全に人が変わってしまいました。薬物に支配されてしまったのです」と回顧。
ホームレスが多く暮らすロサンゼルスのスキッド・ロウ地区を探したもののデイヴィーさんを見つけることはできず、2019年10月から彼女と会っていなかったそうだ。デイヴィーさんは何度も警察沙汰を起こしており、ある時は刑務所に彼女を迎えに行く約束をしていたが、すれ違いとなってしまった。
「わたしがそこに着いたとき、あの子は待っていてくれませんでした。再び路上での生活に戻ってしまい、見つけることができなかったんです。何年も前のあの日、あの子が釈放される時間を(施設側に)間違えて教えられたせいで、わたしは娘を救えなかったという悔恨の念を抱えたまま、わたしはずっと生きていくことになるでしょう」と悲痛な思いを明かしている。(朝倉健人)


