実写版『モアナと伝説の海』首位デビューも厳しい出足
全米ボックスオフィス考

先週末(7月10日~7月12日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ディズニー実写版『モアナと伝説の海』が興行収入4,314万2,824ドル(約69億円)で首位デビューを果たした。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル160円計算)
ランキング首位を獲得するには十分な数字だったものの、6,000万ドル~6,500万ドル(約96億円~104億円)というディズニーの控えめな予想オープニング興収も下回る厳しい出足となった。興収4,314万2,824ドル(約69億円)というのは、2025年に苦戦を強いられたディズニー実写版『白雪姫』のオープニング興収4,220万6,415ドル(約68億円)と同等の成績だ。
これまで大ヒットとなったディズニー実写版は1990年代~2000年初頭のアニメーション映画を基にしていた。オリジナル版『モアナと伝説の海』は2016年公開の映画であり、実写化するには最近の作品すぎて、人々をわざわざ劇場に向かわせる動機として弱くなってしまったようだと分析されている。
なお、アニメーション版に関しては2016年の『モアナと伝説の海』はオープニング興収5,663万1,401ドル(約91億円)、その続編となる2024年の『モアナと伝説の海2』はオープニング興収1億3,978万7,385ドル(約224億円)という堂々たる成績を残している。アニメーション版と実写版の両方でマウイ役を務めたドウェイン・ジョンソンによると、アニメーション映画第3弾の企画も進行中だという。
このほかの新作では、4位に『死霊のはらわた』シリーズ第6弾となる『イーヴル・デッド・バーン(原題) / Evil Dead Burn』が興収1,370万1,012ドル(約22億円)で初登場。公開12週目の『Michael/マイケル』は世界興収10億ドル(約1,600億円)を突破した初の伝記映画となっている。(編集部・市川遥)
7月10日~7月12日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『モアナと伝説の海』
2(1)『ミニオンズ&モンスターズ』
3(2)『トイ・ストーリー5』
4(初)『イーヴル・デッド・バーン(原題) / Evil Dead Burn』
5(3)『ヤング・ワシントン(原題) / Young Washington』
6(11)『ジ・インヴァイト(原題) / The Invite』
7(6)『オブセッション 災愛』
8(4)『スーパーガール』
9(5)『ディスクロージャー・デイ』
10(7)『バックルームズ』


