三池崇史監督が杏に熱烈オファー!市川團十郎ドキュメンタリー『襲名』ナレーションに決定

三池崇史監督が手がける初のドキュメンタリー映画『襲名』(9月25日公開)のナレーションをフランスと日本を拠点に活躍する俳優の杏が担当することが決定した。
本作は、日本の伝統芸能である歌舞伎の名跡継承という極めて私的かつ公共性の高い瞬間にカメラを向け、3年以上にもおよぶ撮影期間の中で、市川團十郎の姿を通して「継承」と「個」の葛藤を描き出す。十三代目市川團十郎白猿の襲名披露公演の舞台裏と、コロナ禍での2年半の襲名延期をも乗り越え実現したその歴史的瞬間が収められている。
三池監督のたっての希望で今回のナレーションを担当することになった杏。収録するにあたって、杏は15年ぶりに仕事をしたという三池監督に「(市川團十郎親子に)遠い親戚のような親しみを持ちつつ、顔見知りというほどではないような距離を保ったまま、文化的に硬くなりすぎず」という監督の演出を受け、ああかな、こうかな?とナレーションの文言を意見交換しながら収録を進めていったという。また、「昨今のフランスでの日本ブームの中でこの映画を通していろんな方々が歌舞伎や日本を知りたいと思ってもらえたらいいなと思いました。(フランスで)公開するのも楽しみです」と語った。
杏のナレーションについて、三池監督と市川團十郎がコメントを寄せた。
三池崇史監督
感動の押し売りにはヘドが出る。過度な演出は十三代目團十郎と八代新之助には必要ない。そんな映画を、「優しさ」と「強さ」と「しなやかさ」でそっと包んで欲しかった。ならば杏さんしかないね、と確信を持ってナレーターを依頼した。快くお引き受けいただいた。果たして、傑作が生まれた。感謝です。
市川團十郎
とても素晴らしかった。淡々とする中で品格の良さがある─と思いました。



