MCU版『ブレイド』主演マハーシャラ・アリが降板

サンディエゴ・コミコン『ブレイド』発表当時のマハーシャラ・アリ(2019年撮影)
サンディエゴ・コミコン『ブレイド』発表当時のマハーシャラ・アリ(2019年撮影) - AP/アフロ

 MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)新作映画『ブレイド(原題) / Blade』から、主演のマハーシャラ・アリが降板した。本人が米GQに認めた。

 人間とヴァンパイアの混血として生まれたヴァンパイアハンター・ブレイドの活躍を描く同作は、2019年7月開催のサンディエゴ・コミコンで製作が発表された。当初は2023年11月3日に全米公開されるはずだったが、クランクイン直前に監督が電撃降板。その後も、ダブルストライキによる延期や、後任監督の降板など相次ぐトラブルに見舞われ、発表から7年経ってもなお撮影には至っていない。

 2021年公開の映画『エターナルズ』にブレイドとして声のカメオ出演まで果たしたマハーシャラだが、結局実写で一度も演じることなく企画を去ることになってしまった。「彼ら(マーベル)にその気があったなら、僕たちは作っていたはずだ」とスタジオ側が企画を前進させる気がなかったことを示唆している。

ADVERTISEMENT

 さらにマハーシャラは「プロとしてこの仕事を始めて30年近くになりますが、学んだことの1つは『自分に向いているものは向いているし、そうでないものはそうでない』ということです」と今回の経験で得たことを語っており、「何らかの理由で、あのプロジェクトは私のためのものではなかった。だから私は次に進まなければならない……。彼らには何十億ドルという資金がある。映画を作りたかったのなら、作っていたでしょう」とブレイド役とは縁がなかったと振り返っている。

 マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギは先日、ポッドキャスト番組「Happy Sad Confused」で製作が難航している『ブレイド(原題)』について言及しており、「マハーシャラと共にプロジェクトを始動させられなかったことについて、自分が大失敗をしでかしたとんでもない敗北者のような気分」と後悔の念を口にしていた。なお、マハーシャラの降板によって、企画自体がお蔵入りになったかどうかは定かではない。(編集部・倉本拓弥)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
  • Googleで優先するソースとして追加
ADVERTISEMENT