「豊臣兄弟!」柴田勝家のどこまでも一途な恋が泣ける…意外な幕引きに反響

第33回より、市(宮崎あおい)の手料理を食す勝家(山口馬木也)
第33回より、市(宮崎あおい)の手料理を食す勝家(山口馬木也) - (C)NHK

 仲野太賀主演の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(NHK総合・毎週日曜午後8:00ほかで放送中)の30日放送・第33回では市(宮崎あおい※崎=たつさき)と柴田勝家(山口馬木也)の最期が描かれ、最後まで市を守り抜いた勝家の勇姿が視聴者の心を揺さぶり、「柴田勝家」がXのトレンド上位にランクインした(※ネタバレあり。第33回の詳細に触れています)。

【画像】涙なしに見られない…市&勝家の最期

 第33回「北庄(きたのしょう)城の別れ」では羽柴軍の圧倒的な兵力の前に勝家は敗走し、市の待つ北庄城に籠城する。勝家は「そなたはすぐにここを離れよ」と息を切らして市に告げるも、市は動こうとせず「おなかはへってはおりませぬか」と一言。たじろぐ勝家に手料理を振る舞った。

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 勝家は市の手料理を食すなり一瞬ビミョーな表情をするも「おいしゅうござる」と一言。すると市はおかしそうに「相変わらず嘘が下手じゃなあ。そこがあなた様のよいところです」といい、「あの秀吉と違っての……」と真顔になった。

 無骨だが市への深い愛を感じさせる勝家に、SNSでは「すっかり夫婦ですなぁ」「鬼柴田かわいい」「尊い…」「勝家殿が愛しすぎる」とほほえましく見る声が上がるも「最後の晩餐か」と憂う声も。

 その後も勝家は「逃げよ」と市を説得しようとするも、市は聞かず、ふいに浅井家に嫁いだ日の勝家との会話を懐かしそうに回想。「いっそおまえと一緒になる方がマシであったな」という市に、「そのようなこと……と、突然言われましても」としどろもどろになる勝家の姿を「あのときのうろたえようときたら」と思い返し、幸せそうに微笑む市。「からかうでない」とバツが悪そうな勝家に、市は「でも今は戯言ではありませぬ。長政殿も、あなた様も、わたくしにはもったいないお人でした」と涙を流し、「わたくしはよい夫に恵まれました。もう十分でございます」としみじみ。「わたくしも…共に逝きます」と覚悟を告げ、勝家もたまらず涙を浮かべた。

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 とりわけ注目を浴びたのは後半の意外な展開。市は茶々(井上和)に守り刀を渡し、「強くしなやかに生きるのじゃぞ」と娘たちに今生の別れを告げると、勝家と二人きりに。「まことにこれでよいのか?」と問う勝家に、市は「もう嫁いだお方の最期を見送るのはたくさんでございます」と静かに答え、「わたくしが先にまいります」「短い間でしたが楽しき日々でございました」と礼を言うと、短刀を手に。

 市が刃を自身の喉元に向け「さらばじゃ」と告げた次の瞬間、血が滴り、一瞬市のものと思いきや、それは刃を押しとどめようとする勝家の手から流れる血だった。思わず涙を流す市に、勝家は「やはりそなたを死なせることなどはできん。今一度、抗いましょうぞ」「この勝家が最後までお守り致しまする」と市の手を取ると、その言葉通り最後まで市を守り抜いたすえに手を取り合い、この世を後にした。

 そんな勝家に、「勝家殿、、、」「どこまでもカッコいい勝家」「いい男すぎる」「勝家は漢過ぎたよなあ」と視聴者からロスの声が相次いだ。

 勝家を演じた山口馬木也は、大河ドラマへの出演は「北条時宗」(2001・北条顕時役)、「八重の桜」(2013・榎本武揚役)、「麒麟がくる」(2020・朝比奈親徳役)、「鎌倉殿の13人」(2022・山内首藤経俊役)に続いて5度目、4年ぶり。市を演じた宮崎あおいは「元禄繚乱」(1999・矢頭さよ役)、主演を務めた「篤姫」(2008)以来3度目、18年ぶりとなった。(石川友里恵)

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