『踊る大捜査線』織田裕二、14年ぶり青島俊作に和久さん重なる ワンカットだけ同じ表情「和久さん、ありがとう」

大阪のファン約5,000人の前に登場した織田裕二
大阪のファン約5,000人の前に登場した織田裕二 - (C) 2026フジテレビジョン BSフジ ビー・エー・シー

 映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』(9月18日)の公開直前イベントが13日にグランフロント大阪・うめきた広場で行われ、主演の織田裕二をはじめ、趣里白洲迅本広克行監督が登壇。集まった約5,000人のファンから大歓声を浴びた。

【画像】“青島”織田裕二らの登場にファン5,000人大歓声!

 1997年の連続ドラマ開始以来、社会現象を巻き起こしてきた「踊る大捜査線」シリーズ。『室井慎次 生き続ける者』(2024)の結末を経て、主人公・青島俊作(織田)が帰ってくる最新作では、警視庁刑事部捜査第一課に着任した青島のもとに、身代金目的の誘拐事件や3Dプリンター拳銃を用いた連続殺人、毒性ウイルスの散布脅迫など、史上最悪クラスの難事件が押し寄せる。

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 6日に東京都庁都民広場で開催予定だった完成報告イベントが、荒天により中止・生配信となったため、ファンを前にしたイベントはこの日が初めて。登壇者が現れると割れんばかりの大歓声が巻き起こり、織田は「もうかりまっか!?」「おおきに!」と関西弁を交えてあいさつ。気温30度の中、青島のトレードアイテムであるモッズコートを着用して駆けつけたファンの姿を見つけると、「うわ! いっぱいいる! ありがとうございます! 熱中症、気をつけてくださいね」と優しく体調を気遣った。

 青島を主人公とする『踊る大捜査線』の物語は約14年ぶり。役の準備について問われた織田は、「生年月日が一緒なので(準備に)時間はいらないですね」と笑顔を見せ、本広監督も「本人ですから。役作りなし。達人の領域!」と太鼓判を押した。また、久しぶりの撮影を「やっぱり、『踊る』は楽しい。『なんで、14年間もやらなかったんだろう』と思うくらいです。今からそれを取り返したいなという気持ちです」と振り返ると、会場からは期待の拍手が送られた。

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 完成した作品を観た時の気づきとして、織田は「青島が、和久さんと同じリアクションをしているところがあった。自分で言うのもおかしいけれど、『和久さんの表情だ』と思うようなところが、ワンカットある」と故・いかりや長介さんが演じたベテラン刑事・和久平八郎との重なりを感じたと告白。本広監督が「乗り移っている」と語ると、織田は「自分も今でも信じられない。和久さん、ありがとうございます」と感謝を込めた。

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 本作から青島のバディ的な存在としてシリーズに加わった趣里(芝田ひばり役)と白洲(美浦秋役)は、プレッシャーもあったと告白する。撮影に臨む上で緊張感がある一方、趣里は「織田さんと監督の放つ、温かい空気感に包まれてすごく楽しい撮影でした」とコメント。大きなプレッシャーを感じながら飛び込んだ「踊る」の世界だったが、2人にとってはとびきり楽しい撮影現場となったという。白洲が「今日も、これだけのファンの皆さんが集まっている。時代を作った作品」とその偉大さに触れながら、「僕は『踊る』のドラマが始まった時に、まだ5歳だったんです。子どもの頃から観ていた作品、世界に自分が入る。そう思うとプレッシャーもありましたが、感慨深くもありました」としみじみと話した。

 イベント後、取材に応じた織田は青島と和久の重なりについて改めて言及。「世の中の上司に同情しています」と苦笑いを浮かべながら、若い世代に背中を見せる立場となった青島と同世代の人々の心に寄り添った。続けて、「令和の時代には、昭和、平成とはまた違った悩みを抱えている上司の方がいっぱいいると思うんです。大変な時代ですから」と想像した織田。本広監督は、そんな世の中を走り続ける青島の姿が、きっと人々に勇気を与えるはずだと思いを巡らせた。

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 白洲は、青島の走る姿が「胸に響いた」とその情熱をしっかりと感じ取り、趣里も「青島さんは行動で示してくれる。『楽しもうね』というセリフも、すごく響きました。楽しむことって一番大事なのに、忘れてしまいがち。改めて大事だと思いました」と話すなど、青島から大きな刺激を受けた様子だ。

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 すると織田は「今回は、最後の走り!」と笑ったが、本広監督は「青島は、走るのを我慢できない! その言葉も、『次も走りたい!』に聞こえる」と楽しそうに応戦。前日には福岡・太宰府天満宮で大ヒットを祈願し、本広監督は絵馬に「健康第一。いつまでも『踊る』を作れますように」としたためていた。本広監督は「『踊る』を作るのは、めちゃくちゃ楽しい。『踊る』をやるよと言うと、スタッフもみんな集まってくる」と、シリーズへの愛着を語る。

 「14年間を取り返すためには、3作くらいはやらないとダメかな」という織田に、本広監督は「あと50本!」と豪快に返し、全員で大笑い。「ファンの方が待っていてくれることが、本当にありがたい」とファンの存在に背中を押されていることを明かした織田に対し、本広監督が「青島が走れなくなったら、椅子から言葉を届けるとか」と妄想を広げると、織田は「まあ、できなくはないよね。体が続くならば…。もしも生涯やるとしたら、どんな話が書けるんだろう」とにっこり。趣里と白洲は「その時こそ、僕らが走ります!」とバトンを引き継ぐと口を合わせ、4人の間に再び笑いが広がっていた。

 映画の公開日の9月18日からは、全国合計150万部限定で入場者プレゼント『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!「特別捜査本部資料」』が配布されることも発表された。亀山千広プロデューサーと本広監督監修のもと、裏設定や青島が駆け抜けたルートの詳細地図、劇中用語解説などが収められた小冊子となっている。(編集部・倉本拓弥)

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