King Gnu・井口理、主演映画の題字は直筆「100枚ぐらい書いた」

井口理
井口理

 ロックバンド・King Gnu井口理が17日、ユナイテッドシネマ豊洲で行われた主演映画『逃げろお嬢さん』(10月2日公開)完成披露上映会に、共演の深川麻衣伊藤ちひろ監督と共に登壇。井口は映画タイトルの題字を自ら書いたことを伊藤監督から明かされていた。

【画像】井口理、黒コーデで深川麻衣と登壇!舞台挨拶の様子

 本作は映画『国宝』の原作などで知られる吉田修一の短編集「逃亡小説集」所収の一編を、映画『ひとりぼっちじゃない』の伊藤監督が映画化。親から継いだ温泉宿を営む康太(井口)が、長年応援している元アイドル・鮎川舞子(深川)と偶然出会い、あるきっかけから逃亡中の彼女の助けになろうと奮闘する姿を描く。

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 初お披露目となるこの日。井口は「昨日の夜から、この映画を観てどんな感想を持ってくれるのかなと考えると緊張していました」と語ると、劇場一の巨大スクリーンでの完成披露に「僕は100人ぐらいの小さな劇場かと思っていたので、会場に入ってきた瞬間、大きさに度肝を抜かれました」と苦笑い。その大スクリーンには「逃げろお嬢さん」と味のある題字が映し出されていたが、伊藤監督は井口の直筆であることを明かすと、井口は「書いてよ……と言われて書いたんです。100枚は書きました」と裏話を披露していた。

タイトルは井口の直筆!左から深川麻衣、井口、伊藤ちひろ監督

 井口と伊藤監督は、本作で3度目のタッグとなる。井口の初主演となった映画『ひとりぼっちじゃない』でもメガホンを取った伊藤監督は「前回はススメという役についてかなり話をしたのですが、今回の康太という役は、自然のなかで情景の一部としてリラックスしている部分を切り取った感じです」と変化を述べ、井口も「監督とは3作目なので、慣れている部分はありました。そのなかで、お互い『3作目は大事だよね』って話していたので、熱量は高かったなと思います」と振り返っていた。

 撮影は、井口の出身地でもある長野県で行われた。井口は「霧ヶ峰での撮影もありましたし、そこは中学の時に林間学校で行った場所でした。冒頭に出てくる山小屋のシーンは、僕が住んでいた場所から車で10分くらいの山にある撮影場所で、僕が暮らしていた街が一望できるような場所なんです。とてもゆかりのある場所での撮影だったので、本当に里帰りしたような気分でした」と思い出の撮影になったという。

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 井口は演じた康太は、深川扮する舞子を「推す」キャラクターだ。普段は「推される」側の井口だが「僕はあまり普段から“推し”みたいなものがないんですよね」とつぶやくと「今回の康太と舞子の関係性って、ファンや推しという括りではなて、1つの人間関係のあり方みたいなものを示せているような気がしていて僕はすごく素敵だなと思っています」と語っていた。

 また作品にちなみ「これだけは絶対信じられるもの」というトークが展開すると、伊藤監督は「自分自身の感覚。映画って総合芸術だから、色々な人たちの考えがあるじゃないですか。そうやって周りのことを考えすぎちゃうと、自分の感覚が見えなくなっちゃう時があるんです。そういう時期が結構続いていて、改めて自分の感覚を信じていかないとダメだなと思いました」と語る。

 伊藤監督の話を聞いていた井口は「監督の真面目な話の後に申し訳ないのですが……」とためらいつつ、とんこつラーメン店の一蘭に触れ「24時間営業の場所も結構あるのですが、いつどの場所に行っても、全部同じ味がする。しっかり管理されていて、素晴らしいなと。信じられます」と発言して会場を笑わせていた。(磯部正和)

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