クリストファー・ノーラン『オデュッセイア』度肝を抜く「トロイの木馬」シーン撮影秘話

全米および世界興行収入で驚異的な記録を打ち立て、日本でも大ヒット上映中のクリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』より、劇中屈指のハイライトとして話題を呼んでいる「トロイの木馬」シーンの壮絶な撮影秘話が明らかになった。
トロイア戦争の終結後、愛する家族の待つ故郷を目指す主人公オデュッセウス(マット・デイモン)の10年に及ぶ過酷な旅路を描く本作。観客の度肝を抜いている「トロイの木馬」の場面は、実はノーラン監督が過去に映画『トロイ』(2004)の監督候補に挙がっていた頃から約20年間にわたり温めていた念願の構想だという。
本作では、従来の車輪付きの木馬というイメージを一新し、「アテナへの供物として波に打ち上げられた」というオデュッセウスの緻密な戦略とリアリティを追及した斬新な仕掛けを採用。撮影にあたっては、高さ約10メートルの実物木馬を複数制作し、数千人のエキストラや本物の炎が飛び交う過酷な海岸線でロケーションを実施した。
CGに頼らずリアルを突き詰めた撮影現場についてノーラン監督は「トロイアのシーンでは、フィジカルな演技が求められた。派手な戦いで、何千人ものエキストラが参加していたし、炎などあらゆることが同時に起きていた。でもすばらしいスタッフに恵まれたよ」と極限の撮影を乗り越えたチームとの絆を振り返った。



