有村架純、オダギリジョーに笑い止まらず「映らないように顔を隠していました」

俳優の有村架純が18日、都内で行われた映画『さとこはいつも』(公開中)初日舞台挨拶にオダギリジョーと登壇。本作で6年に及ぶ不倫関係にある男女を演じた二人が、デート先となった那須ロケの様子を振り返った。
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本作は年齢も境遇も異なる、さとこという同じ名前の女性3人が、自分の物語を書き始めたことでそれぞれの人生を交差させていく人間ドラマ。有村は、6年目になる不倫が倦怠期を迎えた映画配給会社勤務の35歳・西田沙都子を、オダギリはその相手となる印刷会社の営業・村本を演じる。イベントには有村と同じく「さとこ」を演じる石田ひかり、姫野花春のほか、本作のメガホンを取った沖田修一監督も登壇した。
有村は「オダギリさんが演じた村本とのシーンが多くて、一緒に牧場まで撮影をしに行ったのがすごく印象深いです」と那須ロケの様子を紹介する。オダギリとワイヤーロープにハーネスと滑車(プーリー)を装着して自然の中を滑り降りるジップラインに乗ったことを振り返り、「ジップラインに二人で乗ったりとか、一緒にアイス食べたりしていました。1日かけて撮りました」とデートの撮影を回顧する。
オダギリによれば那須のロケ地は沖田監督がよく行く好きな場所だったといい、「夕焼けで二人で座っているところを撮ったりしました」と照れくさそうに撮影を述懐。沖田監督は「恋人同士が会話がなくなる瞬間のようなものを撮りたくて……。でもうまくいかなかったな」と笑顔まじりにロケを回顧した。
有村は撮影中、オダギリの仕草に笑いが止まらなくなったことがあったといい「カットがかかる間、大体の役者さんはお芝居をつなげようとするんですけど、あんまりそういう感じじゃなくて、ご自身から出てくる感じがあるのか、オダギリさんが慌てているシーンとか、滑稽で面白くて……。私は倒れながら笑いが込み上げて、なんとか映らないように顔を隠していました」と話す。
有村はまた、姫野が演じる15歳の聡子がタバコを吸う真似をするシーンにも魅せられたとのこと。「吉田羊さん演じる寺尾先生が顧問部屋でタバコを吸うシーンがあるんです。そこでその後、聡子がタバコを吸う仕草を真似するシーンが出てくるんです」と述べ、「あれは花春さん的には、台本をどんなふうに受け止めて演技をしていたんですか」と姫野に質問。
姫野は「演じていても(なんでそんなことをするのか)ずっとわからなくて。それがクランクアップの日で、その前日に吉田羊さんと対面するシーンがあったんです。その寺尾先生を見ていると本当にかっこよくて。(寺尾先生がいなくなって)空になった部屋を見て、その空間を埋めるように、タバコを吸う真似をしたんですけど、スタッフさんに『さっきより(吸い方が)上手くなったね』って」と恥ずかしそうに回想。有村は「本当、様になっていた。かっこよかった」と姫野の演技を絶賛していた。(取材・文:名鹿祥史)



