是枝裕和監督『ルックバック』出口夏希、蒔田彩珠らが釜山国際映画祭を魅了

藤本タツキの人気コミックを是枝裕和監督が実写化した映画『ルックバック』(公開中)が、韓国で開催中の「第31回釜山国際映画祭」ガラ・プレゼンテーション部門に正式出品され、是枝監督をはじめダブル主演を務める出口夏希、蒔田彩珠、共演の七瀬ふうり、岡田六花が公式イベントに登壇した。
現地時間10月6日に行われたオープニングレッドカーペットでは、華やかなドレス姿のキャスト陣とスーツ姿の是枝監督が登場。場内に「コレエダヒロカズ」と監督の名を称える楽曲が流れるサプライズ演出に一行が笑顔を見せる中、会場に集まった大勢の観客から大きな拍手と歓声が送られた。
翌7日午前に開催された公式記者会見には約80名の報道陣が詰めかけ、是枝監督は「『なぜ自分は映画を作るのか』という衝動を描いた物語。改めて映画と向き合い直すきっかけになった」と実写化への意図を告白。全編35ミリフィルム撮影へのこだわりや、劇中で効果的に使用されたロトスコープ技術によるアニメーション表現の意図などを語った。
同日夕方の野外舞台挨拶では、韓国語でのあいさつを交えるキャスト陣に会場から歓声が上がった。見どころについて出口が「春夏秋冬の景色や実写ならではの繊細なところが詰まっている」とアピールすると、是枝監督は「全部のカットに愛を込めて作っている。自分で見ていて涙が出ることがしばしばある」と深い想いを語り、大盛況のうちにイベントを締めくくった。



