乃木坂46・井上和、初大河にプレッシャーも 先輩・久保史緒里は「とても心強い存在」

仲野太賀が豊臣秀長役で主演を務める大河ドラマ「豊臣兄弟!」(NHK総合・毎週日曜午後8:00ほかで放送中)に茶々役で出演する乃木坂46の井上和が、大河ドラマ初出演となる本作への想いを語った。
大河ドラマ第65作となる本作は、豊臣秀吉を支えた弟・秀長(小一郎/仲野)の目線で戦国時代を描くサクセスストーリー。井上演じる茶々は、浅井長政(中島歩)と織田信長(小栗旬)の妹・お市(宮崎あおい※崎=たつさき)の間に生まれた、茶々、初、江の“浅井三姉妹”の長女。やがて父が信長と対立し、敗死。お市が柴田勝家(山口馬木也)と再婚したことにともない越前に移る。賤ヶ岳の戦いで勝家が豊臣秀吉(池松壮亮)に敗れ、お市・勝家が北庄城で自害すると、その庇護下に入り、仇である秀吉の側室となる。
井上はオーディションで茶々役を射止めたと言い、出演が決まったときの心境を「オーディションに合格して茶々役に決まったと聞いたのは19歳の時だったので、「今の自分に茶々という人物が務まるのだろうか」という不安がありました。その一方で、「豊臣兄弟!」では、茶々をどのように描いていくのだろうという楽しみもありました。そして自分が演じさせていただくことの意味を、すごく考えたことを覚えています」と振り返る。
井上が所属する乃木坂46では、かつてグループに所属していた久保史緒里が2023年放送の大河ドラマ「どうする家康」に織田信長の娘・五徳役で出演。久保にかけられた一言が励みになったという。
「久保史緒里さんが出演された大河ドラマ「どうする家康」を見ていて、久保さんのお芝居やご活躍を目にしていたので、プレッシャーもありました。でも、久保さんが乃木坂46の看板を背負いながらすばらしいお芝居を見せてくださったからこそ、私もこうしてこの場所に立たせていただけているのだと思います。実はクランクイン前に、偶然久保さんにお会いする機会があったんです。そのときに「大丈夫だよ、楽しんで」と温かい言葉をかけてくださいました。大河ドラマの先輩としても、乃木坂46の先輩としても、とても心強い存在です」
茶々の人物像については「学校の授業で学んだときは、気が強く、芯のある人物という印象を持っていた」という井上。「でも、脚本を読ませていただく中で、今作の茶々に対する印象は少しずつ変わっていきました。少し素直になれないところがありながらも、自分の置かれた状況に真面目に向き合っている人なのだと感じたんです。戦国の世を生きる武家の女性として背負わなければならないものと、自分自身が望む生き方との間で、どうすべきか悩み続けていたのではないかと思います。そうした心の動きを表現するのは難しいところですが、自分自身の少し不器用な部分も役に生かせるのではないかと思いながら、撮影に臨みました」とアプローチに触れる。
主演の仲野太賀とは初共演となり、「仲野さんは、本当に優しい方です。その言葉に尽きると思います」とその印象を語る。
「クランクインする前に別のお仕事でNHKに伺った際に偶然、仲野さんとお会いしました。そのときはまだご一緒したことがなかったのですが、「もう、撮影に入られるんですか?」と声をかけてくださったんです。気にかけてくださったことがすごくうれしかったですし、仲野さんが中心にいらっしゃるからこそ、現場に温かい雰囲気が生まれているのだと思いました。今、私ものびのびとお芝居をすることができています。ただ、私はクランクインする前から「豊臣兄弟!」をずっと見ていたので、実際に仲野さんとお芝居をしていると、「テレビで見ていたあの景色が、今、自分の目の前に広がっている」と、毎回驚いてしまいます(笑)」
11日放送・第39回では、「茶々の本心」というサブタイトルの通り、茶々を軸にしたエピソードが展開した。茶々を導く秀吉と、演じる池松の魅力についてこう語った。
「秀吉は、茶々に対してどこまでも誠実な人です。茶々はなかなか秀吉に心を開けず、素直になれない時間が長く続きますが、それでも秀吉は「何も考えず、自分についておいで」と、進むべき方向をはっきりと示してくれるんです。私自身も池松さんに導かれながらお芝居をしているような感覚があります。池松さんはとてもフレンドリーな方で、一つ一つのことに真摯に向き合っていらっしゃいます。秀吉のまっすぐさも、池松さんの人柄から生まれているように感じます。第39回で茶々は秀吉の妻になることを決めました。今後は、寧々(浜辺美波)との関係がどのように描かれていくのか、私自身も楽しみにしています」



