『踊る大捜査線』史上初の応援上映 亀山P、“室井慎次”風に指南「全捜査員に告ぐ。羞恥心を捨てなさい」

映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』(全国公開中)の「後方支援・発声許可上映」舞台あいさつが15日、TOHOシネマズ日比谷で行われた。イベントには、小昏双葉役の野呂佳代、本広克行監督、亀山千広プロデューサーが来場し、集まった熱狂的なファンへ直々に“応援レクチャー”を伝授した。
世界有数の巨大都市・東京で、主人公・青島俊作(織田裕二)に史上最悪クラスの難事件が押し寄せる本作。9月18日の初日から25日間で観客動員212万人、興行収入30.4億円を突破する大ヒットを記録している。この日開催された「後方支援・発声許可上映」は、声出しや拍手、応援グッズ持ち込みが可能な特別興行となっており、来週10月22日からはTOHOシネマズ新宿、TOHOシネマズ名古屋栄、TOHOシネマズなんばを加えた東名阪4劇場へと規模を拡大して実施されることも発表された。
この日は『踊る』シリーズ初となる応援上映を実施。上映前に、青島のコートをイメージした緑の上着に身を包んだ野呂には「かわいい!」と大きな声援が送られた。また劇中で演じた小昏双葉は、警視庁警務部厚生課の「幸福(しあわせ)支援部隊」の隊長であることから、「隊長!」というかけ声も届けられた。
一方、「人生初の青島コート」と明かした亀山プロデューサーは、「さっき、(別のスクリーンで上映されていた)『DIGGER/ディガー』を観に行こうとした人とすれ違って。『すごいなこの人?』という顔をされたんですけど、今日は羞恥心を捨てていきましょう!」と呼びかけると会場は大盛り上がり。会場には同じく青島風の衣装を身につけた観客が多数来場しており、来場者には赤と緑の踊るカラーのケミカルライトが配られた。
イベント内では3人が観客に向けて劇中のコールを直接指南。「パトカーが出たら赤を思い切り振ってください」「青島が出てきたら緑を振りましょう」「隊長(野呂)が出たら両方を振る」といったルールを設定したほか、劇中で野呂が発する「移動!」という掛け声に合わせて客席全員で「はい!」と返す実践練習も行われたが、一発で息の合ったレスポンスを見せるファンに野呂も「嬉しい!」と大喜び。亀山プロデューサーも「皆さんはもう捜査員です。全員青島側の捜査員ですので、敬礼のシーンがあったら、その場で敬礼してください。敬礼ポイントは何度もあると思いますので」とレクチャー。
室井さんや和久さんなど歴代キャラクターの名前を叫ぶ、さらには「(「振り返れば奴がいる」の)司馬先生!や、(「東京ラブストーリー」の)カンチ!もいいでしょう!」と織田主演のフジテレビドラマのパロディーの掛け声や、「ドリフ大爆笑の笑い屋の声みたいに、遠慮なく笑ってください」などなど、登壇者たちから次々と飛び出す自由奔放なアイデアに会場は終始大笑い。
そんな中、亀山プロデューサーは「室井さんならこう言うだろうなと考えてきたの」と切り出すと、「全捜査員に告ぐ。羞恥心を捨てなさい。自分の判断で声を出して盛り上げてくれ。現場の君たちを信じる」と室井慎次のような口調で語りかけ、会場は大盛り上がり。本広監督も「皆さん知ってると思いますけど、ムービー1の時にメールで送った最後の演出をもう一度やりたいんです。『本当に面白かったら、拍手をください。それでもっと感動したら、クラップをください。それよりも感動したら、スタンディングオベーションをしてくださいと。それが全国の劇場で起きたんで。みんなそれをやりに行ってくれたんで。あれをもう一度再現したいかな」とリクエスト。亀山プロデューサーも「最後の『Love Somebody』はぜひみんなでクラップして歌ってほしい」と熱いリクエストを送った。
最後に野呂は、「今日は私も皆さんと同じような気持ちでここに来ちゃいました。楽しんでいただければもうそれでハッピーです。楽しく応援していただいて。2回目以上の方はより楽しくなると思いますし、初めてご覧になる方もこんなに楽しい皆さんと一緒に見られるのできっと楽しいと思います。ぜひお楽しみください!」と笑顔で締めくくった。(取材・文:壬生智裕)



