「仮面ライダーアギト」25周年で賀集利樹らオールキャスト再集結 要潤、夢の光景に感激「歴史的な瞬間」

特撮ドラマ「仮面ライダーアギト」(2001~2002)の放送25周年を記念した展覧会「真アギト展」の集大成を飾るイベント「真アギト展 FINAL フェスタ in 名古屋」が31日、センチュリーシネマにて行われた。イベントには、オリジナルキャストの賀集利樹、要潤、牧山雄亮、秋山莉奈、田辺季正、藤田瞳子、山崎潤、柴田明良、升毅、樋口隆則が出席。当時のキャストが勢揃いするイベントは25年の歴史で初だといい、10人で軽快なトークを繰り広げた。
【画像】「真アギト展」賀集利樹&要潤&牧山雄亮ら初のオールキャスト集合!
「仮面ライダーアギト」は、すでに仮面ライダーである男=津上翔一(賀集)、仮面ライダーになろうとする男=氷川誠(要)、仮面ライダーになってしまった男=葦原涼(牧山)の三人を軸に、謎の生命体・アンノウンとの戦いを描いた作品。現在ではスタンダードになっている「複数の仮面ライダー」が登場した最初の平成ライダー作品であり、平成&令和仮面ライダーシリーズ歴代1位の記録となる瞬間最高視聴率13.9パーセントは、現在に至るまで破られていない。
この日は、25周年を記念して製作された新作映画『アギト-超能力戦争-』の上映が行われ、キャストは上映終了後にファンの前で秘蔵トークを展開した。「真アギト展」のプロデューサーとして全会場に足を運んだ賀集は「会場の広さや構造によって、展示物の配置が変わるんです。そうすると見え方や景色が全然違って、会場ごとにまた違った楽しみ方ができるのが面白かったです」と独自の視点で展示会の魅力を語る。
要は「オールキャストが揃って舞台あいさつをするのは、実はこの場が初めてなんです。みなさん、歴史的な瞬間を目撃していただいているということで、今日は短い時間ですがぜひ楽しんでいってください」とあいさつ。牧山は、マイクトラブルに見舞われながらも、当時の勢いそのままの地声で「25年ぶりに帰ってきました。短い時間ですけど、皆さん楽しんでいってください」とファンに呼びかけた。
警視庁未確認生命体対策特殊武装班(通称:Gユニット)のメンバーは、この日も相変わらずのキレを披露。北條透役の山崎は「東映さんからいろんなことを頼まれてやってまいりまして……今日も本当は司会(鈴村展弘監督)が来られないかもしれないということで、『山崎くん、司会やってくれないか?』と言われていたんですよ(笑)」とぶっちゃけると、展示会の目玉と化した「北條巻き」コーナーについて「突然マネージャーから連絡が来て、『アギト展でグラビア撮影会をやってくれって言われているんですけど、いいですか?』って(笑)。目線配りまくって、喉も枯れて大変でした」と大阪会場での“北條透グラビア撮影会”を振り返った。
小沢澄子役の藤田と尾室隆弘役の柴田は、『アギト-超能力戦争-』のワンシーンに関する裏話を披露。藤田が「クランクインが、尾室に『小沢澄子、逮捕します』と告げられるシーンだったんですけど、あの尾室の顔を見たら『この野郎!』と腹が立ってきて、すぐに役に入れました(笑)」と明かすと、柴田は「尾室としてもっと威厳を出そうとしたんですけど、小沢さんの迫力に押されて……」と続け、隣で話を聞いていた要は「藤田さんが『あなたに裏切られるとは思わなかった』という切ない顔をするので、ちょっと泣きそうになりました。涙はでなかったけど(笑)」とボケを挟んでいた。
一方、賀集ら美杉家メンバーはほのぼのとしたトークを展開。風谷真魚役の秋山は、『アギト-超能力戦争-』で美杉家が再集結する際は「正直、最初は不安でした。美杉家ではない別の場所(レストランアギト)ですし、25年経って家族の雰囲気に戻れるのかなって」と打ち明け、美杉太一の田辺も「僕の方がもっと不安でした! 体格も声も変わっているし、『太一、俺だよな?』と思いながら現場に入りましたから。でもみんなと顔を合わせたら、すっと戻れましたね」と笑顔。美杉義彦役の升は「テレビシリーズ最終回は、翔一くんがレストランアギトを始めて、美杉家の3人が訪れるところで終わりましたからね。そこから25年経ってもレストランで一緒に食事ができている。その間の時間を埋められた感じがしてすごく良かったです」と感慨深げに語った。
また、牧山が店長を務める焼肉店「北新地 神威(かむい)」の話題も飛び出した。秋山は「焼肉を食べるために大阪へ行って、『アギトコース』を食べてきました。爽やかにお肉を焼いて出してくださって」と明かすと、山崎は「牧山くんのお店に行こうと思ったら、断られたんですよ。『席がない、パンパンです』って」とぶっちゃけ。牧山が「ありがたいことに、本当に満席だったんですよ!」と説明すると、山崎から「俺、前の日に連絡したのにダメって言われたんだよ?(笑)」と突っ込まれてた。
樋口も「神威」に来店経験があるそうで「美味しいお肉をいただきました」と感想を述べると、すかさず山崎が「なんで樋口さんは入れたの!?(笑)」と畳みかける。樋口は「(牧山と)キャラクターの役柄が近しいからね。やっぱり選ぶのかな(笑)」と呟いていた。
イベントでは、選ばれし10名のファンに「真アギト展 FINAL フェスタ in 名古屋」の限定ポスターを贈るプレゼント抽選会も開かれ、終始大盛り上がりの1時間となった。賀集は「FINALとして名古屋に来て、25周年も終わってしまうんだということを考えるようなタイミングになりました。これだけのメンバーが集まったのは、本当にみなさんの思いがあったからだと思います。これからも、みなさんの力で『アギト』をどんどん進化させていってください」と最後にメッセージ。
要は「25年経って、今年は映画も公開させていただきまして、『真アギト展』もファイナルということで、もう二度とこのメンバーで集まることはないんだなと……我々はみなさんの心の中で生き続けると思います」と冗談混じりに語ると、キャストから猛ツッコミが。気を取り直して「(『真アギト展』は)まだまだ続きますので、来月まで楽しんでください。今日は本当にありがとうございました」とファンにあいさつしていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)
仮面ライダーアギト25周年記念「真アギト展」名古屋会場は11月30日(月)までPARCO HALL (名古屋PARCO西館8F)にて開催(営業時間:10時~20時)



