小島秀夫「デススト」開発資料から新作「OD」まで貴重展示ズラリ!コジプロ10周年記念展が31日開幕

麻布台ヒルズギャラリーにて31日から開催される、ゲームクリエイター・小島秀夫監督率いるコジマプロダクションの設立10周年記念展「BEYOND THE STRAND:創造と挑戦の航路」(10月31日~12月20日)のメディア向け内覧会が30日に行われ、同社の創作の裏側に迫る貴重な資料の数々や、大型インスタレーションなどが公開された。
今回の記念展では、コジマプロダクションの10年にわたる歩みをフェーズ(PHASE)に分けて展示。エントランスには実物大の「10周年ルーデンス」立像が構え、ゲスト来訪まで網羅した、詳細な年表が来訪者を迎える。
スタジオの原点を辿る「FIRST PHASE」では、小島監督の創作の原点から、映画化プロジェクトも進行している人気ゲーム「DEATH STRANDING」誕生までの軌跡を紹介する。「DEATH STRANDING」構想の原点ともいえる、小島監督が高校時代に安部公房の短編「なわ」を題材に執筆した読書感想文をはじめ、構想初期のプロトタイプ版映像、アートディレクターの新川洋司によるデザイン原画現物、監督直筆修正入り資料、トレーラー制作の小道具など貴重な資料が集結。ゲーム初期段階の企画メモから開発スタッフへの指示まで展示されており、小島監督の紡いだ言葉のひとつひとつが、壮大なゲームへと繋がっていく様を見ることができる。
続く「SECOND PHASE」では、続編「DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH」の進化し続けるゲーム制作環境に迫る。コロナ禍において小島監督が日本からロサンゼルスでのパフォーマンスキャプチャーを演出するために導入したテレプレゼンスシステム「窓」が展示されており、相手が目の前にいるような感覚で遠隔地とコミュニケーションをとれる様は、まるで現代の「どこでもドア」だ。会期中は展示会場とコジマプロダクションのオフィスがリアルタイムで常時接続されるユニークな試みも実施される。
ケースにはあのバトルギターやドールマンがズラリ。初期のエンディング案や各国でのロケハン映像、映像・音響技術の進化を示す制作資料、小島監督による膨大な修正指示の一部まで、いかにしてゲームが作られていったのか、制作過程を追体験できる貴重資料が並ぶ。会場中央に設置された直径6mの巨大スクリーンでは「DEATH STRANDING 2」の360°映像インスタレーションが展開されており、圧倒的な没入感がゲストを迎える。
「THIRD PHASE」では、現在開発中の新作「OD - KNOCK」に関連する展示を通して、スタジオが向かう新たな創作の一端を紹介する。会場には「OD」のプロモーション映像に登場した“赤い扉”を完全再現。扉の前に立つと不気味なノック音が響き、壁との隙間からカードが落ちてくる、映像と連動したギミックが体験できる。さらに撮影に使用された小道具や、アクション・エスピオナージ・ゲーム「PHYSINT」の衣装なども公開されており、新作の世界観の一端を体験することができる。
また、展示会付近の麻布台ギャラリーカフェでは「DEATH STRANDING」をモチーフにしたコラボレーションメニューを展開する。「DEATH STRANDING 2」に登場する「Pizza ATAMI」から着想を得た「シーフード・ピザ By Pizza ATAMI」、「DEATH STRANDING」でサムのプライベート・ルームに特別な日だけ現れる赤いケーキを再現した「あの日のラズベリーケーキ」、アヒルーデンスと小島監督のラテアートが楽しめる「『BEYOND THE STRAND』ラテ」が登場。対象メニューを注文すると、オリジナルコースター(全4種)がランダムでプレゼントされる。
「KOJIMA PRODUCTIONS 10th ANNIVERSARY EXHIBITION BEYOND THE STRAND:創造と挑戦の航路」は2026年10月31日(土)~12月20日(日) まで開催
チケット料金 前売:2,600円(税込)/当日:2,800円(税込)
※10月31日(土)~11月3日(火)の入場にはプレビューチケットが必要



