そう、役者の部門でノミネートされたければ、これほんと。
過去にアカデミー賞を受賞した人たちを見ても、ヒラリー・スワンクの『ボーイズ・ドント・クライ』、シャーリーズ・セロンの「モンスター」両方ともレズビアンの役。また、トム・ハンクスの『フィラデルフィア』はゲイでエイズの役。また、昨年の『Ray/レイ』でレイ・チャールズを演じたジェイミー・フォックスは実在した人物、レイ・チャールズの役を演じて受賞しました。で、今年もその流れは健在。
主演男優賞候補で有力視されている『カポーティ』のフィリップ・シーモア・ホフマンは、『ティファニーで朝食を』などで知られる実在した作家、トルーマン・カポーティの役。カポーティは実は同性愛者でもあったのです。そんな作家を演じたホフマンの信じられないほどの変身ぶりは大好評。今年は彼で決まり、という声が高いんです。
また、主演女優賞にノミネートされたリース・ウィザースプーンも実在したカントリー歌手の役。また、他にも主演女優賞にノミネートされたフェリシティー・ハフマンは、女性の性転換手術をする前の男性の役を演じて、注目を浴びています。 |
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『ブロークバック・マウンテン』の2人。ヒースはあまり賞に興味がなさそう。
(C)A.M.P.A.S. |
『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』のリース・ウィザースプーン
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