『マーリー　世界一おバカな犬が教えてくれたこと』特集第二弾 おバカなマーリーがくれたかけがえのない日々～ジェニーの場合～

フロリダで新婚生活を始めた二人。ジョンはジェニーの誕生日プレゼントに、子犬をプレゼントすることに！　ジェニーが一目でビビッときたマーリーは、家具は壊すわ走り出したら止まらないわで、しつけどころの話じゃありません！　でもジェニーは、そんなマーリーがかわいくってたまらないのでした。

待ち望んでいた妊娠が発覚！　その記念にと、ジョンからステキなネックレスを贈られたジェニー。ところが、ちょっと目を離したすきに、何といたずら好きのマーリーが口にくわえているではありませんか！　飲み込んでしまわないように、そーっと近づく二人ですが……ゴクンッ。その後ネックレスはウンチとともに出てくるという、最悪な結果に。

ベビーの誕生を楽しみにしていたジェニーに、流産という思いがけない悲劇が襲いかかります。泣き続けるジェニーのそばに、そっと寄り添うマーリー。いつものおバカを封印し、慰めてくれるマーリーの優しさに、勇気付けられるジェニーでした。

試練を乗り越えたジェニーが、ついにママになる日がやって来ます。新しい小さな家族を迎え、マーリーのいたずらを心配するジェニーとジョンでしたが、マーリーは赤ちゃんを大切に扱い、素晴らしいアニキぶりを発揮！　これには誰もがビックリ！

子育てに専念することにしたジェニーでしたが、赤ちゃんの世話と、目を離すと部屋をメチャクチャにするマーリーにイライラ。ついに、「こんな犬捨ててきて！」とキレてしまいます。それでも変わらない無邪気なマーリーの様子にジェニーは深く反省し、マーリーも大切な家族の一員だと再認識し、希望を取り戻すのでした。

晩年を迎えたマーリーの体調に変化が……。マーリーが病院にいる間、ジェニーはジョンが書いたマーリーとの生活を記した連載コラムを読み返します。そこには、マーリーとのドタバタでありながらも、ハッピーな日々がつづられていたのです。ジェニーは思い出をかみしめながら、マーリーがどれほどかけがえのない愛と幸せの日々を与えてくれていたのかを痛感し……。