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観たらおなかいっぱいに!おいしい映画大特集

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見たらおなかいっぱいに!? おいしい映画特集

 目にも舌にも、大いに刺激を与えてくれる「食」をテーマにした映画の数々。ここでは原田知世大泉洋が初共演を果たした、ハートウオーミングドラマ『しあわせのパン』をはじめ、日本のソウルフードを題材にした作品や、上質なフランス料理が登場する映画まで、思わず「おいしそ~」とよだれが出てきそうな作品をご紹介します。
上映後、うどんが食べたくなる人が続出!『UDON』

 まずは2006年公開され、上映後にうどんを食べたくなる人が続出するなど話題を呼んだ映画『UDON』。『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督と製作・亀山千広というコンビが放つ、四国・香川のソウルフード、讃岐うどんをめぐる笑いあり、涙ありの人情コメディーだ。

 ストーリー:「世界中を笑わせてやる」とエンターテイナーになる夢を抱くも挫折し、アメリカから故郷の香川に戻ったお調子者の主人公・香助(ユースケ・サンタマリア)。タウン情報誌で香助が手掛けた讃岐うどんの記事が話題となり、一大うどんブームが巻き起こる。しかし依然として、香助と製めん所を営む父親とのわだかまりは消えないままだった。

 小麦粉×水×塩という、たった三つの要素で、無限のおいしさが生まれるうどん。そのシンプルな素材を丁寧にこねて、極上のだしを入れたうどんを人々がすするシーンには思わずゴクリ。実はこの作品、9割は実話であるうどん屋の話を映像化したもの。本広監督は、本作の構想に3年以上を費やし、実際に200軒以上のうどん屋を取材し、それらを脚本に取り入れ60回も推敲を重ねたんだとか。そんなキャストとスタッフのうどんへの愛情とおいしさがふんだんに詰まった作品を、召し上がってみては?

 

思わずうどんが食べたくなっちゃいます!

名女優が作る上質な料理の数々『ジュリー&ジュリア』

 1950年代に出版したフランス料理本で人気となった料理研究家ジュリア・チャイルドと、そのレシピの再現を1年で制覇しようとブログに書く現代のジュリー・パウエルの時代を超えた二人の実話を基にした『ジュリー&ジュリア』。ジュリア・チャイルドを演じたメリル・ストリープがゴールデン・グローブ賞 主演女優賞(ミュージカル・コメディー部門)を受賞したことでも話題になった。

 ストーリー:1949年、外交官の夫の転勤でパリにやって来たジュリア(メリル・ストリープ)。そこで食に目覚めた彼女は名門料理学校ル・コルドン・ブルーのプロ養成コースに通い、やがて料理本を執筆するまでになる。その50年後、ジュリー(エイミー・アダムス)はジュリアの524のレシピを365日ですべて作り上げることを決意。ブログに載せるという無謀な計画を実行する。

 伝説の料理研究家ジュリア・チャイルドを演じるのは、これまでオスカーに2度輝いた演技派女優メリル。かん高い声も話し方も独特なジュリアそっくりな役づくりには、現場のスタッフを驚嘆させたという。対するジュリーを演じるエイミーもこれまで3度オスカーにノミネートされた実力派。2人の女優が見せる上質な演技から生まれた上質な料理の数々に、注目だ。特にオススメしたいのが、ブフ・ブルギニヨン(牛肉のワイン煮込み)。お肉から出るアツアツの湯気とワインのにおいが漂ってきそうな感覚を覚える。シネマトゥデイが以前行った、フランス料理学校「ル・コルドン・ブルー」の卒業生を対象にしたアンケートでも、本作の満足度は92パーセント、見終わった後おなかが空いてしまったという人は88パーセントという好評価を得た本作。あなたの満足度は? まずは作品を「ボナペティ」!

『ジュリー&ジュリア』特集はこちらから

 

品番:OPL-55320
『ジュリー&ジュリア』はDVD&ブルーレイ発売中!1,480円(税込)
発売・販売元:(株)ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

ほのぼの夫婦が作るおいしいパンで幸せに!『しあわせのパン』

 最後に紹介するおいしい映画は、原田知世大泉洋という二人を主演に迎えて送る映画『しあわせのパン』。北海道・洞爺湖のほとりにたたずむ、宿泊施設兼パンカフェ「マーニ」を営む夫婦と、そこに集う人々のそれぞれの人生を描いたハートウオーミングドラマだ。

 ストーリー:東京から北海道の月浦に引っ越し、パンカフェ「マーニ」を開店した尚(大泉洋)とりえ(原田知世)の夫婦。夫が丁寧にこねたパンに見合う料理を作るのは妻の担当で、いつも季節の食材をふんだんに使った料理がテーブルを彩っていた。そんな「マーニ」には、それぞれ何かしらの事情を抱えた客たちが訪れるものの、帰りには不思議とみんな心が軽くなっているのだった。

 パンカフェ「マーニ」に来店する客が、夫婦の作るパンと料理でハッピーに!というベタなストーリーではあるが、主演の原田と大泉演じる夫婦の優しさとそれにマッチする映像の柔らかさ、さらに香ばしい香りが漂ってきそうなおいしそうなパンの数々を観ていると思わずほっこり幸せ気分になれる。本作で、パン作りに挑戦したという大泉は撮影に入る前からパンのこね方を練習したという。そんな大泉演じる尚がつくる、りんごのはちみつパンや、カンパーニュ、クグロフという焼きたてパンの数々は必見。劇場をあとにしたら、パン屋につい立寄りたくなってしまうかも。この春、人生に悩むあなたに合う「しあわせのパン」は? 続きは劇場で。

『しあわせのパン』原田知世&大泉洋 単独インタビューはこちら

映画『しあわせのパン』は1月21日より北海道先行公開、1月28日より全国公開




映画『しあわせのパン』より
(C) 2011『しあわせのパン』製作委員会

文・構成:シネマトゥデイ編集部 山本優実

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