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『スター・ウォーズ』史上最高の音を日本唯一の劇場で!ルーカスが認めたTHX

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イオンシネマ海老名
イオンシネマ海老名の7番スクリーンに続く階段

 東京や大阪など遠方からもファンが映画を鑑賞するために訪れるという神奈川県海老名にある「イオンシネマ海老名の7番スクリーン」で観る映画は、「どこの映画館で観ても同じ」という認識を覆しました。その“映画ファン御用達の劇場”が、今回超大作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のためだけに、20年以上にわたりドルビーフィルム制作の技術サポートに携わってきた「音のプロ」を雇い、史上最高の音響を設定。最高レベルの音響と映像パフォーマンスを評価する米THX社(ルーカスフィルムが設立)から国内では初めてお墨つきをもらった「イオンシネマ海老名の7番スクリーン」の音の秘密や、最高の音を堪能する秘訣(ひけつ)を探ります。

■コアな映画ファンなら知っている「イオンシネマ海老名の7番スクリーン」

イオンシネマ海老名
イオンシネマ海老名の7番スクリーン

 日本のシネマコンプレックスの発祥地でもあるイオンシネマ海老名(1993年誕生)の「7番スクリーン」は、国内で初めてTHX社の厳しい基準(音響、映写、劇場設計など)に合格し、THXライセンスを取得しました。どれくらいTHX社が厳しいかというと、すでにこの基準に合格している現在も年に1度、米企業に所属する技術者が一晩かけてTHX社認定の基準に達しているかのチェックを行うほど。そのため、音による空間の広がりの表現や爆発音が鍵となるSFやアクション映画ファンにとっては、最高の状態で映画を観られる劇場だといっても過言ではありません。実際に鑑賞すると、音で体が震えるという体験のみならず、360度の方向から心地よい重低音が脳を直接刺激してくるという新たな感覚も味わえます。またそれだけ強い音であるのにもかかわらず、全く音にノイズが発生しないというのもこの劇場の魅力の一つ。

 そして今回『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(J・J・エイブラムス監督)のため、コンチネンタルファーイースト株式会社のドルビーフィルム・コンサルタント河東努氏監修の下、「THX スペシャルサウンド」を日本国内で唯一実施。河東氏が一つの作品のために劇場の音響調整に携わるのは初のことだとか。河東氏による調整で、エイブラムス監督やジョン・ウィリアムズ(音楽)の意図により近い最高の状態で聞くことができるのです。

イオンシネマ海老名
スクリーンの横にある緞帳は開閉可能

 さらに公開初日である12月18日18:30~の回に限り、今ではほとんど見られなくなった上映開始前のブザー音や緞帳の開け閉めを行うなど、映画館の原点に立ち返るような映画ファン感涙ものの取り組みも! ちなみに同劇場、ファンの間では“『スター・ウォーズ』の聖地”としてもささやかれているのだとか。そう、イオンシネマ海老名が国内で初めてライセンスを取得したTHXとは、『スター・ウォーズ』をきっかけに、『スター・ウォーズ』のために生まれた存在なのです。

■ルーカスフィルムが音にこだわるがあまり誕生したTHX

 全ての始まりは、シリーズ2作目『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』の公開から1週間後、ジョージ・ルーカスが新たなステップを踏み出したことでした。ルーカスは大ヒットした『スター・ウォーズ』シリーズで得た資金を基に、同作の聖地スカイウォーカーランチ(ルーカスフィルム本社が入っているスタジオの総称)を設立。その計画の一環としてルーカスに雇用された音響技師のトムリンソン・ホルマンは、映画音の質の向上とスカイウォーカーランチの音響設備を最高のものにするために、1年間各地の劇場の音響について調べることになりました。

ルーカス
『スター・ウォーズ』&ジョージ・ルーカス - David Livingston / Getty Images for AFI

 しかしトムリンソンは、映画館の音響設備の状態があまりにも悲惨すぎるという事実に直面。たとえ良い機材があろうとも、劇場自体が第2次世界大戦以降ほとんど変わっておらず、機材を生かしきれない配置になっていたのです。これではどんなに作り手側が音にこだわろうとも、観客にはその努力は伝わりません。このことを知ったルーカスフィルムは、各劇場のオーナーやハリウッドスタジオと劇場のリフォームを交渉。そして次の作品の『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』では、自分たちの音をしっかりと観客に伝えるため、劇場の音響と映像パフォーマンスに対する評価を認定するための部門「THX」を立ち上げました。そして今ではルーカスフィルムから独立した一企業にまで成長。ルーカスフィルムの『スター・ウォーズ』にかける熱意が「THX」を誕生させ、アメリカの音響を変えたのです。

■日本で唯一のTHX スペシャルサウンドを実施!7番スクリーンに潜入

 『スター・ウォーズ』のために生まれたTHXが、時を越え新『スター・ウォーズ』サーガに命を吹き込む……なんてロマンチックな展開なんでしょう! その国内初の認定劇場で『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を観るなんて、歴史的瞬間に立ち会うということです! ということで大興奮のままイオンシネマ海老名にお邪魔してきました。

イオンシネマ海老名
ロビーから『スター・ウォーズ』がお出迎え
イオンシネマ海老名
スクリーン7の劇場内には所狭しとスピーカーが並んでいました。音の反響を良くするために壁にも工夫が

 『スター・ウォーズ』公開時には、全部で32個あるスピーカーのスペックを最大限に引き出すための入念な音響調整が行われ、ダビング・ステージ(映画の音を録音する為の特別なスタジオ)で数多くのドルビー作品の音に触れて来た河東氏の経験を加えたスペシャルな音が聞くことができるのです……! 調整は公開日前日の夜に、実際に上映される本編に合わせて夜通し行われます。

イオンシネマ海老名
スクリーン7の入り口もスターウォーズ一色 - イオンシネマ海老名劇場支配人の新井和彦氏

 劇場支配人いわく、特に『スター・ウォーズ』でチェックしてもらいたい部分は、「ライトセイバーを振り回すシーン、宇宙空間での戦闘機のバトル、幕が開いて『ジャーン』とオープニングが鳴りだした瞬間」とのこと。

 メンテナンススタッフによると、どの列でも最高の状態で音は聞けるが、特に音が良く体感できる列は真ん中より少し後ろの「J列の25番周辺」とのこと。ツウならばこの辺りの席を是非確保したいところ。

イオンシネマ海老名
J列がオススメとな……! イスもふかふかでした

 取材時、7番スクリーンで上映されていたのは『007 スペクター』でしたが、最初のシーンから音の迫力がほかの劇場と違いました。別劇場で観た際にはアデルの「スカイフォール」にはもう一つ届かなかったか……と思っていたはずのサム・スミスの主題歌が、この日「スカイフォール」に勝ちました。

イオンシネマ海老名

 『スター・ウォーズ』色に染まっているイオンシネマ海老名。14日時点、まだ『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の初日の席も予約可能! 最高の環境で『スター・ウォーズ』をご堪能あれ!

<イオンシネマ海老名オフィシャルサイト>

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