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ハリウッドスター集結!『七人の侍』『荒野の七人』のスピリッツを受け継いだ新たな7人のガンマンたち!

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 残忍な悪人に支配された貧しい村の村人たちを救うために集まった7人の侍たちを描いた黒澤明監督の不朽の名作『七人の侍』は、死を覚悟して弱き者たちを助ける7人の姿が、刹那的で強烈にカッコよく、多くの人々の心を熱くした。数年後、『七人の侍』をリスペクトしたハリウッド映画『荒野の七人』が誕生し、西部劇の傑作として今日に語り継がれる。そして今、この二つの作品に脈々と流れる男たちのスピリッツを受け継いで新たに作られた映画が『マグニフィセント・セブン』だ。さまざまな人種、そして国籍のハリウッドスターたちが演じる、震えるほどカッコいい7人の個性的なガンマンたち。彼らの生き様に脈々と受け継がれる『七人の侍』『荒野の七人』のスピリッツとは何なのか? 7人のガンマンたちを追ってみる。(森田真帆)

強烈な正義感にシビれる!百発百中の射撃の名手・サム→デンゼル・ワシントン

 6人の荒くれ男たちを率いることになるサムは、お尋ね者を追う凄腕の治安官だ。映画『荒野の七人』で強く印象に残っているのは、主演ユル・ブリンナーの全身黒でコーディネートされたあの衣装。本作ではサムが黒のシャツにベスト、そして黒のパンツ、黒のハットというハイセンスなスタイルで登場する。もちろん、西部に黒人のガンマンは珍しい。彼が酒場に入っていくと全員が一斉に彼を見る。「黒人のカウボーイ?」あっという間に奴の銃は瞬く間に火を吹き、ならず者全員を撃ち倒す! 正義感に燃え、そしていつでも冷静沈着、6人の男たちからも村人からも信頼されているまさに男の中の男! だけど、どこか暗い目をしている孤高のガンマンだ。

 これまで志村喬、ユル・ブリンナーが演じてきた7人を率いるリーダー格を演じるのは、映画『トレーニング デイ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したデンゼル・ワシントン。知っての通り、黒人のデンゼルが主演を演じるというニュースは制作発表当初も話題になったが、観れば納得! デンゼルが演じたことで、黒人として差別されてきた「弱者」の立場のサムが、ひどい目に遭っている町の人を助けようとする姿は、まさにサムライスピリット!

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迫力あふれる銃撃戦はさすが!

いざというときにみせる男気に号泣!プレイボーイの早撃ちトリックスター・ファラデー→クリス・プラット

 早撃ちが得意なガンマンのファラデーは、サムが酒場で出会ったお調子者。かつて『七人の侍』で三船敏郎が演じた菊千代が持っていた荒々しい情熱、そして映画『荒野の七人』スティーヴ・マックィーンが演じたヴィンの明るさを持ち合わせた男だ。酒飲みで、いつも調子のいいことを言っているが、戦いが始まると誰よりもアツくなる! 相手が銃に手をかけたが最後、ファラデーの銃が火を噴き、右手左手、交互に銃を引き抜きながら華麗に相手を撃ち倒していく姿は痛快そのもの。その反面、女好きでイイ女を見るとついついウインクする癖もあり!?

 ファラデーを演じるのは、映画『ジュラシック・ワールド』や、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の主人公スターロード役で世界中の人気者になったクリス・プラット。ちなみに劇中で出てくる「So far so good(とりあえず順調)」というセリフは、『荒野の七人』でマックィーンが素敵なウインクと一緒に言った名セリフ!

人知れず苦悩する姿が切なすぎ!誰もが恐れる凄腕スナイパーのグッドナイト→イーサン・ホーク

 南北戦争の時、たった一人で何十人も仕留めたことでガンマンたちのあいだでは「死の天使」と呼ばれる伝説の男グッドナイト。だが、多くの人の命を奪った罪の意識は彼の心を蝕み続け、いざ戦闘にはいるとどうしても引き金を引くことができない。その姿は、これまで殺めてきた敵の亡霊に苦しんでいた『荒野の七人』のリーを彷彿とさせる。

 グッドナイトの苦悩を見事に演じるのは、映画『6才のボクが、大人になるまで。』でアカデミー助演男優賞候補となったイーサン・ホークデンゼル・ワシントンアントワーン・フークワ監督とは、『トレーニング デイ』でデンゼルと共にアカデミー賞にノミネートされて以来の再タッグ! 複雑なキャラクターをイーサンに任せたのは、アントワーン監督からの絶対的な信頼があってのことだろう。

語らぬ強さと隠れた優しさが胸を打つ!ナイフの名人ビリー→イ・ビョンホン

 アジアからきた流れ者のビリーは、ピストル、ライフルなんでもござれだが、ことナイフの腕前は天下一。蝶のように舞い、蜂のように刺すスタイルは優雅で気品さえ漂う。寡黙で、普段は、ほとんど口を開かないが、相棒のグッドナイトのことをいつも気遣う優しい男。『七人の侍』の剣聖・久蔵、『荒野の七人』ではジェームズ・コバーンが演じて大ブレイクしたブリット役の「男は黙って」スピリットを引き継いだキャラクターだ。

 7人の中で唯一の東洋人であるビリーを演じるのは、アジアを代表するスターであるイ・ビョンホン。ハリウッドでは『G.Iジョー』の悪役として知られたビョンホンだが、本作ではナイフを使ったクールなアクションと寡黙な男の渋さが全開! アントワーン監督が「まさに現代のブルース・リーだ!」とべた褒めするほど、これまでの彼のキャリアで最高のかっこよさと言っても過言ではない!

100キロ級巨漢の体当たりに大興奮!変わり者ハンターのホーン→ヴィンセント・ドノフリオ

 かつてインディアン・ハンターとして名を馳せたホーンは、一人で大人4人を一気になぎ倒してしまうほどの超巨漢! 他のメンバーと違って、銃もライフルも必要としないパワーファイトでその迫力は圧巻そのもの! 残忍さを持ちながらも、意外に信心深いところがあったり、女性にはジェントルマンだったりと、完全に人格崩壊しているところもホーンの魅力なのだ。

 巨漢の変わり者ホーンを演じているのは、かつて映画『フルメタル・ジャケット』で狂気に冒される訓練兵を怪演して注目されたヴィンセント・ドノフリオ。最近ではテレビドラマ「LAW&ORDER クリミナル・インテント」のロバート刑事役が有名だが、同シリーズのファンは声色もしゃべり方もすべてを変えたドノフリオの役づくりに驚愕するはず!

ふとしたときにみせる情のもろさにグッとくる!2丁拳銃を華麗に操る孤高のガンマン・バスケス→マヌエル・ガルシア・ルルフォ

 お尋ね者として手配されており、サムに追われていたバスケスは、無罪放免になることを引き換えに戦いに参加。2丁拳銃を華麗に使いこなし、倒した相手の数を数えてはまわりと競い合う、ガンファイトが大好きなナチュラル・ボーンの悪党だ。家族も金もない、失うものがなにもないため死を恐れることなく戦いに飛び込んでいくが、実は寂しがり屋で情にもろい。

 7人のうち、たった一人のメキシコ人キャラクターであるバスケスを演じるのは、ハリウッドではまだ無名の俳優であるマヌエル・ガルシア=ルルフォ。本国で俳優を続けているマヌエルだが、リハーサルでは拳銃をスピンさせる芸当を見せつけてアントワーン監督をびっくりさせたという。

悪を許さぬ誇り高きネイティブ・アメリカンに心高ぶる!弓矢を背負った戦士レッドハーヴェスト→マーティン・センズメヤー

 部族を追われ、たった一人で行動するネイティブ・アメリカンの若き戦士レッドハーヴェストは弓矢の達人。7人のうちでは最も若いが、映画『七人の侍』の若侍・勝四郎、『荒野の七人』の6人を追っかけて仲間に入れてもらったチコのように、正義感の強いレッドハーヴェストもまた6人の勇敢なガンマンたちの背中を見て一人の勇敢な戦士へと成長していく。

 レッドハーヴェストを演じたのは、新人俳優のマーティン・センズメヤー。役柄と同じくネイティブ・アメリカンの血を引いており、アラスカの原住民ユーコン族アサバスカ人トリンギト系統の出身だ。油田作業員として働いた後、俳優を夢見てロスへ。モデルの仕事をしながら小さな仕事をしていき、本作で初のハリウッドデビューをする期待の新人。作中では素顔のシーンが少ないが、実は超イケメン!

 悪に虐げられる村人たちが、なけなしの金を出し合って集めた7人の男たち。彼らは決して善人ではない。多くの血を流してきたアウトローであり、それぞれが問題を抱えた孤独なガンマンたちだ。そんな男たちが、本物の正義に目覚め、仲間たちと、そして村人たちと一致団結して戦う。名声のためではなく、ただ弱きもののため死をも恐れぬ美しき「誇り」は、映画『七人の侍』から受け継がれた真の侍スピリット! 多くの映画ファンが涙し、そして憧れた侍、そしてガンマンたちの姿。映画『トレーニング デイ』『イコライザー』など数々のヒット作を生み出してきたアントワーン・フークワ監督が「本作で重要なのは『七人の侍』のDNAに忠実であること」と語った通り、命をかけた戦いに身を投じる男たちの姿は映画『マグニフィセント・セブン』に受け継がれている。覚悟を決めた男たちのガンファイトは、魂をも高ぶらせる!

個性的な7人のガンマンたちが大活躍する迫力の予告編はこちら→

映画『マグニフィセント・セブン』は1月27日(土)全国公開

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