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実はあのスターもやってた!実写化されたディズニープリンセスたち

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 ディズニープリンセスといえば、老いも若きも女子の永遠の憧れ。最近では『シンデレラ』『美女と野獣』など次々と実写化されていますが、今までどんなディズニーアニメーションが映画として実写化され、誰が演じてきたか。実は意外な大スターがかつてディズニープリンセス&ヒロインにふんしていたことも! 実写化された大人気プリンセスたちの過去とこれからを紹介します。(編集部・香取亜希)

有名どころのディズニープリンセスは?

RKO Radio Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 ディズニーアニメーション作品の中で、女子から圧倒的な支持を受けるディズニープリンセスの中でも、“7姫”と呼ばれ特に人気が高い選抜メンバーがいます。それは、白雪姫、シンデレラ、『眠れる森の美女』のオーロラ、『美女と野獣』のベル、『リトル・マーメイド/人魚姫』のアリエル、『アラジン』のジャスミン、『塔の上のラプンツェル』のラプンツェル。この7人は最強で、最終的に王子様と結ばれた、正真正銘のプリンセス。

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(C) 2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

 中でも『シンデレラ』は特に人気で、憧れのプリンセスの代名詞でもあるため、今まで数々の映画や海外ドラマで『シンデレラ』をモチーフにした作品があります。最も有名なのは、本家ディズニーが実写化したリリー・ジェームズ版の『シンデレラ』。この大ヒットの流れを引き継ぐ作品として、またしても本家ディズニーが実写化したエマ・ワトソン版『美女と野獣』があり、こちらも大ヒット! ディズニープリンセスの鉄板ぶりを見せつけました。

ちょっと変わった物語にチェンジ

Universal Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 ここ数年の実写化ブームにより、ディズニープリンセスが登場する映画は増えましたが、オリジナルを忠実に実写化するのではなく、ちょっとアレンジを加えている作品が多数。『白雪姫』を戦うヒロインとして描いた『スノーホワイト』では、クリステン・スチュワートふんする白雪姫の甲冑姿が斬新で、邪悪な女王役のシャーリーズ・セロンも話題となりました。同じく『白雪姫』をポップでユーモラスに表現した『白雪姫と鏡の女王』では、リリー・コリンズが白雪姫でしたが、邪悪な女王役のジュリア・ロバーツの印象が強すぎでした。『マレフィセント』は『眠れる森の美女』をモチーフにしていましたが、主人公はまさかのアンジェリーナ・ジョリーふんする悪い妖精マレフィセントで、オーロラ姫にはエル・ファニングがふんしていました。

 これらの作品は視点を変えた新しい物語として楽しめることと、悪役に大物女優しかもオスカー女優がふんしているという意外な共通点が発見できます。本来脇の存在なのに、オスカー女優たちの熱演により、ある意味プリンセスより目立っている!?

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意外なあの大物女優たちも経験者!

TriStar Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 実写化ブームが来る前の洋画全盛期ともいえる90年代にも、ディズニー作品をモチーフにした実写映画はありました。そこでは今となっては意外すぎる大物女優がディズニーヒロインに成り切っていたのです! 『ピーター・パン』のその後を描いた物語で、ロビン・ウィリアムズが大人になったピーター・パンを演じた『フック』。『ピーター・パン』にはプリンセスは登場しませんが、女子に人気のティンカー・ベルがいます。この小さな妖精にふんしたのが、後のオスカー女優ジュリア・ロバーツ。ショートカットで中性的な魅力のあるティンカー・ベルでした。同作でもう一人気になる女性キャラクターのウェンディ。少女時代のウェンディにはグウィネス・パルトロー、さらにおばあちゃん時代はマギー・スミスが演じていたという、これまた二人ともオスカー女優という今となっては恐ろしく豪華な顔ぶれ。

Twentieth Century Fox Film Corp. / Photofest / ゲッティ イメージズ

 『シンデレラ』を比較的忠実に実写化した『エバー・アフター』は、物語の大筋はオリジナルに沿っていますが、ヒロインの名前はダニエルでかなり意志の強い女性。王子様の助けは待たず、自分で何とか窮地を乗り越えるという現代風なアレンジの効いた作品。このプリンセスにふんしたのが、当時ドラッグや自殺未遂という荒れた私生活を吹っ切り、女優として見事復活したドリュー・バリモア。普通なら純真無垢なイメージの女優が起用されそうなシンデレラを、まさかのスキャンダルまみれのドリューが演じるというのが、現代版『シンデレラ』という意味で面白いキャスティングでした。

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今後の実写映画化予定は?

ジュリー・アンドリュース版 Walt Disney Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 前出の『シンデレラ』『美女と野獣』のヒットを受け、本家ディズニーが続々と実写映画化を発表。ディズニープリンセス関係の作品だけでいえば、ジュリー・アンドリュース版『メリー・ポピンズ』から半世紀ぶりに、続編『メリー・ポピンズ・リターンズ(原題) / Mary Poppins Returns』として2018年12月25日に全米公開が決定しています。主演は『プラダを着た悪魔』エミリー・ブラント

RKO Radio Pictures Inc. / Photofest / ゲッティ イメージズ(左)Steve Granitz / WireImage / Getty Images(右)

 かなり前からうわさになっているのは、『ピーター・パン』に登場するティンカー・ベルを主人公にした映画を製作予定だという情報。オスカー女優リース・ウィザースプーンが主演することまでは発表されていますが、その後進捗はなし。愛らしい童顔でブロンドと容姿はティンカー・ベルのイメージと合っていますが、リース自身がバツイチ子持ちのアラフォーというのがちょっと気になるところ。

Buena Vista Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ(上左)Walt Disney Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ(上右)Buena Vista Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ(下左)Walt Disney Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ(下右)

 ほかにも『リトル・マーメイド/人魚姫』『アラジン』『白雪姫』『ムーラン』の実写化が決まっていますが、こちらのキャスト情報に関しては未定。意外な人気女優が抜てきされるか? はたまた新たな女優が発掘されスターの道を歩むことになるのか? 『ムーラン』はアジア系なので、日本の女優にもチャンスがあるかも!?

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今後に期待の最新プリンセスたち

ABC / Photofest / ゲッティ イメージズ

 続々ディズニープリンセスが映画化予定ですが、あれ? あのプリンセスは? と思い描くプリンセスの存在が約2名。その一人、“7姫”にも挙げられるほど人気者のラプンツェルが見当たらない! おとぎ話の主人公たちのその後を描いた『イン・トゥ・ザ・ウッズ』にちらっと登場していましたが、『塔の上のラプンツェル』自体の実写化のうわさはまだ聞こえてきません。

 もう一人(二人)は今や一番人気かもしれないほどの認知度を誇る『アナと雪の女王』のアナとエルサ。おとぎ話のキャラクターが現代人として現代のアメリカで生活しているという設定のテレビドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム」シリーズのシーズン4に登場していました。アナをエリザベス・ライルが、エルサをジョージナ・ヘイグが演じ話題になっていました。

 この2作はまだ作品として新しいので、実写化の話が出ていないだけと考えると、ディズニー本家が実写映画化に乗り出す日もそう遠くはないはず。

変わり種ディズニープリンセス? 

Walt Disney Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ (左)Twentieth Century Fox Film Corp. / Photofest / ゲッティ イメージズ(右)

 基となるアニメーション作品があって、それを改めて実写映画化することについての話をしていましたが、一風変わった例外もあります。エイミー・アダムスが主演し、続編も決まっている『魔法にかけられて』。作品の中でアニメーションを実写化するという設定の新しいタイプ。ディズニー製作映画ということで、ヒロインのジゼルはディズニープリンセスなのでは? という説が起こりましたが、正式には違うそう。王子様と結ばれていないので、妙に納得です。

 もう一人、最近話題になったのが、『スター・ウォーズ』シリーズのレイア姫。2016年に急逝した女優キャリー・フィッシャーのファンらが、レイア姫を公式なディズニープリンセスに! という署名運動を起こしています。もしも実現したら、初の実写始まりのディズニープリンセス誕生となり、今度は逆にアニメーション化される可能性も出てきます。ルーカスフィルムがディズニーの傘下に入ったので、何とも現実味のある話です。

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