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『殺さない彼と死なない彼女』ゆうたろう【第141回:イケメン調査隊】ゆうたろう

インタビュー INTERVIEW

Q:大人気の四コマ漫画の映画化でプレッシャーは感じましたか?

原作がとても好きで。なかでも、八千代くんが一番好きなキャラクターだったんです。すごくツンデレで、撫子ちゃん(原作では君が代ちゃん)との距離感も好きだけど、いざ演じるとなったら難しいだろうなと思いました。でも、なにより小坂と鹿野、地味子ときゃぴ子、そして八千代くんと君が代ちゃんの3つの話をどうつなげるんだろうと気になっていたのですが、台本を読んだら「ああ、なるほど」とすぐに納得することができて、あとはもう自分なりに八千代くんに近づけるように頑張らないと、と思っていました。

Q:では、八千代くんのイメージは原作から作り込んでいった感じですか?

そうですね。原作はかなり読み込みました。ただ、空気感は漫画からは伝わってこないので、八千代くんをどう演じればいいのか、小林(啓一)監督とずいぶん話しました。監督からは、「八千代は言葉にちょっと抑揚がない。冷たいぐらいの感じでいい」と言われて。僕自身も結構抑揚のないしゃべり方をするんですけど、案外、素の自分と近いと演じるのは難しいなと感じました。丁寧に本読みをして、撫子役の箭内夢菜ちゃんとお会いできたときは二人で一つのシーンを何回も何回もリハーサルを繰り返すことで、二人のイメージを近づけていけたと思います。

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Q:小林監督はこだわりの監督で有名だそうですね。

僕は今回初めてだったんですけど、監督の『逆光の頃』(2017)に出ていた清水尋也くんに、「監督って、どんな人?」と聞いたら、「いい意味でも悪い意味でもこだわりの人」って。やってみて、すごく納得がいきました。役者の演技、カメラも手持ちで1カット撮りが多いんですけど、それが全部ピタっとハマらないとダメなんです。しかも全部、自然光で撮る。最初は戸惑いましたけど、だんだん、何度もやり直す時間が愛おしくなって。「監督の正解に行くまでみんなで頑張ろう」と一致団結した感じもありました。

Q:俳優として、演じていく上で勉強になりましたね。

そうですね。役者って、平たく言うと、ただ動いてセリフを言うだけの仕事だと思うんですけど、でも、それをいかに自分の言葉にするかを小林監督に教えていただきました。「何テイクも重ねて、何度何度も同じセリフを言うことによって、八千代くんだけじゃなく、ゆうたろうとしてのセリフにもなるんだ」とおっしゃってくださって。ああ、それは確かにそうだなと思いました。

Q:八千代くんに共感できる部分はありましたか?

恋愛に関して似ている部分があるかもしれないです。僕は姉が2人、妹1人という姉妹のなかで育って。父はいますけど、出張がちで女だらけの家族で過ごしてきたので、あんまり女の人を恋愛対象として見ることがなく、いまも友だちは女の子のほうが多いんです。八千代くんが撫子を恋愛対象として見られないというのが、何かわかるなと思いますね。

Q:八千代くんの部屋がとても可愛らしくて、ディテールまで作り込まれていましたね。

あの部屋は千葉の旅館の部屋を改造してセットを作っているんです。本当に古き良き日本家屋で、部屋のなかには八千代くんっぽい本や碁盤があって。実際にあの部屋に一泊したんです。そのおかげで、作品の世界観というか八千代くんの空気をまとえたような気がして。次の日の撮影も上手くいったと思います。

Q:できあがった作品を観て、どう感じましたか?

本当にいろんな方に観てほしいですね。恋愛要素もあるけど、地味子ときゃぴ子の友情だったり、小坂と鹿野の2人のぎこちなさが愛おしくなったり、ニコニコしていたのに、最後には泣いてしまうみたいな。観る前だと想像もできないほどに、いろいろな要素がたくさん詰まっています。実は現場ではこの作品のメインである小坂と鹿野のシーンはほとんど見てないんです。台本でしか知らないシーンもいっぱいあって。映像につながったものを初めて観たときは、感慨深かったですね。この二人のシーンは胸に突き刺さるものがありました。ちょっとしたセリフで涙腺がゆるんじゃったり。映画を観たら、たぶん一回では観きれないぐらい見どころがある。二度三度観てほしいですね。

Q:映画のなかで、どの女性に惹かれましたか?

撫子ちゃんですね。原作では君が代ちゃんなんですけど。本当に可愛い。八千代くんがふとしたときにデレになる、その好意を示したときの撫子ちゃんがめちゃくちゃ可愛いんです。

Q:実際に好きになるのも撫子ちゃんのようなタイプですか?

僕は自分から好きだと言えないタイプなので、つれなくしてもあんなに毎日好き好きと言ってくれるなら、たとえあんまり好きじゃなくても好きになっちゃうだろうなと。だから撫子ちゃん好きです。僕の場合、誰かを好きになる気持ちもあるんですけど、好きだと伝えたら、どういう関係になるんだろうと考えるのが怖くて。だったら、人間として好きでいる関係のほうが幸せだなと考えちゃうんです。

Q:なかなか恋愛に発展するのは難しいんですね。

そうなんです、だからこじれちゃってるんです。21歳にもなって(笑)。だから、撫子ちゃんみたいにドストレートに来てくれる子がいたら、付き合っちゃうだろうなと。本当に現実にいたらいいのになって思います。

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一問一答 PRIVATE

Q:好きな映画は?

洋画も邦画もインド映画も観ます。映画館で観ることが多いです。家だとどうしても集中できないので、割と1人映画館とか多いですね。最近は、クエンティン・タランティーノ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を観ました。映画館で予告を観て、ブラッド・ピットレオナルド・ディカプリオが共演することなんてないだろうって思って。本当に、失礼な言い方なんですけど、一流俳優を使ったB級映画みたいでした。タランティーノってぶっ飛んでいますね。

Q:憧れの俳優は?

染谷将太さん。『ヒミズ』(2012)を16歳のころに観たんですけど、そこから好きになりました。いろんな作品を観てます。どの作品も、この役は染谷さんで正解だったなと思う。「みんな!エスパーだよ!」のようなめちゃくちゃコメディーに振った芝居もできるし、本当にシリアスで人間の生の感情に触れた芝居もできる。役者として、すごく幅があって、能力と才能を持っているんだなと思います。

Q:見た目の好みは?

僕、前に太った方が好きとか、年上の女性が好きと言ったんですけど、一番の理想の女性が母なんです。いまは太っていませんけど、僕が小さいころはぽっちゃりしてて、4人子どもを産んで、その後も仕事をしていて。すごく大変だったと思うんですけど、僕たちをちゃんと育ててくれた。僕は反抗期もほぼありません。現在は母も東京に住んでいるんですけど、休みの日があったら、母と買い物に行ったり温泉に行ったりしています。いまだから言いますけど、小さいころ、母と一緒に寝ていて、母の二の腕を触らないと眠れなかったんですよ(笑)。その延長線なのかな。それで、母と似たタイプの女性が好きなんじゃないかなと思います。

Q:理想のデートは?

おうちデートに憧れますね。僕、あまりワイワイ騒がしいところって苦手なんです。でも、家なら2人っきりで、そんなにカッコつけなくてもいいし、相手にも気を遣ってほしくないので。

Q:ゆうたろうさんの自宅はデートに呼べるぐらいにすてきですか?

違いまーす(笑)。僕の家は本当に服しかないんです。しかも、収納しきれないぐらい。ウォークイン・クローゼットが2個あって。リビングの壁にも大きなラックを設置してるんですけど、それでも収まりきらなくて、小さくたたんで積み重ねてる。本当に家具というより服だらけですね。仕事柄というのと、服が好きだからですけど。おかげで、部屋は全然おしゃれとは程遠いし、きれいでもないです。

Q:ショップ店員をやりながら、俳優もやって。10月からは月9ドラマ「シャーロック」にレギュラー出演されていますよね。今後どんな夢を描いていますか?

昔、自分のことが嫌いで、もともとは人前にも出たくなかったんです。そんな僕がいま、こうしているなんて。この4、5年で僕自身がすごく成長したからだと思っています。でも、小さいころを思い返すと、僕は変身願望が強かった。服や髪など見た目は自分の好きにできるけど、俳優はそれこそ、誰かの人生を背負って演じることができるから、まさに自分の夢をかなえられた。いまの僕は、いくつかの作品を抱えていて、二重、三重人格みたいな感じで、家に帰って寝るときだけがゆうたろうの時間みたいになってます。でも、これぐらい切羽つまってるほうが何か心地いい。これから、ショップ店員もモデルも俳優ももっともっとやっていきたい。最近はラジオやナレーションなど声の仕事もやっています。機会があれば、声優もやってみたいなとも思います。全部、本気で何でもやる、なんでも屋でいたい、そして唯一無二の存在でいたいですね。

取材・文:前田かおり 写真:高野広美

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インフォメーション MOVIE INFO

殺さない彼と死なない彼女

作品写

漫画家の世紀末がSNSで発表したコミックを原作にした青春ドラマ。心優しい女子とツンデレ男子の触れ合いを映し出す。メガホンを取るのは『ぼんとリンちゃん』『逆光の頃』などの小林啓一。『お前はまだグンマを知らない』シリーズや『全員死刑』などの間宮祥太朗、『ママレード・ボーイ』『ういらぶ。』などの桜井日奈子が主演を務める。

ゆうたろうプロフィール PROFILE

生年月日:1998年6月3日
出身地:広島県
身長:166cm
血液型:A型
趣味・特技:カメラ、ファッション

芸歴:2016年、ショップ店員から“可愛すぎる美少年”モデルとして芸能界へ。2018年に『3D彼女 リアルガール』で映画初出演を果たし、映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』(2019)、Netflixオリジナルシリーズ『Followers』(2020)など話題作への出演が相次ぐ。

映画『殺さない彼と死なない彼女』は11月15日(金)より全国公開

(C) 2019映画『殺さない彼と死なない彼女』製作委員会

公式サイトはコチラ>

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