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「べらぼう」染谷将太・橋本愛・福原遥ら新章キャスト【ビジュアルまとめ】

 横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほか)の5月2日放送・第17回より、主人公・蔦屋重三郎(横浜)が板元として本格的に始動する新章がスタート。第17回以降に登場するキャストの扮装ビジュアルをまとめて紹介する(※役名五十音順)。

朱楽菅江(あけら・かんこう/演:浜中文一)

 大田南畝らと共に始めた狂歌が天明期に大流行し、ブームをけん引する一人となる。蔦重とは、大田南畝に誘われて行った狂歌の会で出会う。その後、狂歌本を何冊も蔦重のもとから出し、喜多川歌麿とのコラボ作品も世に送り出していく。大田南畝、唐衣橘洲と並ぶ狂歌三大家の一人。

大田南畝/四方赤良(おおた・なんぽ/よもの・あから/演:桐谷健太)

 牛込の御徒組屋敷で生まれ育った幕臣。十代で出した狂詩集「寝惚先生文集」で一躍その名をとどろかせ、その後「四方赤良」という狂名で、天明狂歌をけん引する存在となる。批評家、戯作者などマルチに活躍。蔦重とは南畝が書いた黄表紙評判記「菊寿草」をきっかけに交流が始まる。無類の酒好き。

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喜多川歌麿(きたがわ・うたまろ/演:染谷将太)

 幼い頃、絵師・鳥山石燕のもとで絵を学び、その後、蔦重と出会う。蔦重が洒落本、黄表紙、狂歌本と次々と新たな出版物を手掛けていく中で、挿絵の仕事などを任され、自らの画力を磨いていく。やがて寛政の改革で時代が変わると、蔦重と浮世絵の美人画を仕掛け、才能を一気に開花。美人画は江戸で大評判となり、人気絵師の地位を確立していく。

誰袖(たがそで/演:福原遥)

 吉原の新興勢力・大文字屋の女郎。禿(かむろ)上がりの振袖新造(ふりそでしんぞう)の時には「かをり」と名乗り、蔦重に一方的な恋心を抱いていた。そして成長し、吉原を代表する花魁となる。その後、田沼意次の懐刀ともいえる勘定組頭を務めていた幕臣・土山宗次郎に祝儀を含めて1200両という莫大な金額で身請けされ、江戸中にその名を広めることとなる。しかし、その金の出どころについてある疑惑が生まれ、やがて吉原と江戸幕府、そして蔦重と誰袖の人生を揺るがす大事件へと発展していく。

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智恵内子(ちえのないし/演:水樹奈々)

 湯屋の主人・元木網の妻・すめで、狂名“智恵内子”としての側面を持つ。夫とともに天明狂歌をけん引する。蔦重とは、大田南畝や夫・元木網らが参加する狂歌の会で知り合い、親交を深めていく。

土山宗次郎(つちやま・そうじろう/演:柳俊太郎)

 田沼意次の家臣で、勘定組頭の旗本。意次が蝦夷開発を積極的に推進するなかで、その探査役として、大きく関わっていく。一方で吉原での豪遊も絶えず、大田南畝のパトロンとして贅沢の限りを尽くし、やがて大文字屋の花魁・誰袖を1200両という莫大な金額で身請けする。

てい(演:橋本愛)

 とある市中の本屋の娘。謹厳実直(きんげんじっちょく)で控え目な女性だが、それがゆえに損ばかりしてきた。世慣れた遊女たちが集まる吉原で育った蔦重にとっては慣れないタイプの女性であり、ていにとっても蔦重はその出自も含めて受け入れがたい存在だった。しかし「本を愛する」共通点が二人の絆となり、いつしかかけがえのない存在となっていく。

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唐来三和(とうらい・さんな/演:山口森広)

 もともとは武士の出身だったが天明期に訳あって町人となる。絵師、狂歌師、戯作者たちを集めた大規模な宴席で、蔦重と出会う。代表作に「莫切自根金生木(きるなのねからかねのなるき)」があり、題名が上から読んでも下から読んでも同じ、回文の傑作がある。松平定信の時代に変わると、自ら発表した作品が政治批判をしたとされ絶版処分を受けてしまう。

鳥山石燕(とりやま・せきえん/演:片岡鶴太郎)

 徳川将軍家に仕える狩野派に絵を学び、安永5年(1776)に「画図百鬼夜行」を刊行し、妖怪画の名手として注目をあびる。喜多川歌麿や恋川春町ら数多くの弟子を持つ。特に歌麿には小さいころから目をかけ、その才能の目覚めにきっかけを与えていく。

松前道廣(まつまえ・みちひろ/演:えなりかずき)

 松前藩第八代藩主。時には行き過ぎた行動もやってのける奔放な性格。御三卿の一橋治済らとも親交があり、蝦夷の上知を進めようとする田沼意次に政治的な駆け引きを実行していく。

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松前廣年(まつまえ・ひろとし/演:ひょうろく)

 松前道廣の弟で、松前藩の江戸家老。幼少のころから画を学び、蠣崎波響(かきざき・はきょう)としての画名も持つ。あることがきっかけで吉原の大文字屋で花魁・誰袖と出会う。松前藩の繁栄のために尽力するが、自由奔放で非道な兄・道廣とは違い、心根の優しさがあだとなりのちの松前藩を揺るがしていく。

元木網(もとのもくあみ/演:ジェームス小野田)

 早くより狂歌の世界に遊んでおり、湯屋を経営する傍ら、狂名“元木網”として、大田南畝や朱楽管江らとともに江戸の狂歌界を引っ張っていく。女性狂歌師の第一人者、智恵内子は妻。 蔦重とは南畝が開催する狂歌の会で親睦を深める。すでに湯屋の主人として第3回に登場。

(C)NHK

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