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松山ケンイチ主演・NHKドラマ10「テミスの不確かな法廷」キャスト【一覧】

テミスの不確かな法廷

 新聞記者の直島翔による異色のリーガルミステリー小説を松山ケンイチ主演でドラマ化する「テミスの不確かな法廷」(2026年1月6日スタート、NHK総合毎週火曜夜10時~10時45分ほか※全8回)のキャストを紹介します。

「テミスの不確かな法廷」

 発達障害を抱える裁判官をはじめ裁判所職員、検事、弁護士、それぞれが真実を求めてぶつかり合う緊迫した法廷の攻防と、時にかみ合わない会話をコミカルに描き、“普通”とは何か、“正義”とは何かを問いかける。脚本をドラマ「イチケイのカラス」シリーズ、 「ブルーモーメント」「絶対零度」シリーズなどの浜田秀哉、チーフ演出をドラマ10「宙わたる教室」の吉川久岳、音楽をjizueが担当。

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登場人物

安堂清春(演:松山ケンイチ)

 前橋地裁第一支部に異動してきた特例判事補。幼少期にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)の診断を受け、主治医の助言をもとに、“普通”であろうとコミュニケーションや振る舞い方を学んできた。発達障害ゆえに社会になじめない彼が裁判官になったのは、法律だけは個人の特性に関わらず変わらないルールだから。法律を学ぶことで自分も社会の一員になれると信じた。一方で、空気を読まずに発言したり、突発的な行動をとってしまう自分でも抑えられないい衝動から、人と関わることを恐れてきた。しかし、本当は人の気持ちを理解し、社会に溶け込みたいと思っている。

テミスの不確かな法廷

小野崎乃亜(演:鳴海唯

 ある事件をきっかけに、東京の大手法律事務所を辞めて前橋にやってきた弁護士。刑事事件において、起訴有罪率99.9%を誇る検察に弁護士の勝ち目はないが、安堂の特性をうまく利用すれば突破口を開けるかもしれないと彼に近づく。しかし、安堂と向き合ううちに彼の抱える苦悩や孤独に触れ、いつしか自身も思わぬ影響を受けていく。

テミスの不確かな法廷

落合知佳(演:恒松祐里

 任官三年目にして早くも将来を嘱望されるエリート判事補・落合。冷静かつ理論的な思考を身上とし、感情を排した判断こそ裁判官のあるべき姿だと信じている。慣例にとらわれない安堂の言動に戸惑い、キャリアのために距離を置こうとするものの、次第に合理的な考えだけでは割り切れない何かが芽生えていく。

テミスの不確かな法廷

古川真司(演:山崎樹範

 事故を起こして亡くなった父の汚名を晴らしてくれた検察官に憧れ、その背中を追って検察の道へ。自らが起訴した被告人については、求刑が実現するよう緻密に証拠を固め、追い詰めていく実直な検察官。安堂の予測不能な言動や、それに便乗する小野崎にペースを乱されながらも、頼まれごとがあると断れないお人よしな側面を持つ。

テミスの不確かな法廷

津村綾乃(演:市川実日子

 前橋地方裁判所第一支部の執行官。確定した判決や命令に従わない相手に対し、財産の差し押さえや家屋の明け渡しなどを確実に執行させる役割を担うため、“取り立て屋”と揶揄されることもある。執行ごとに手数料収入が発生する独自の給与制度から、正義感よりも現実的な損得勘定で動く一面も。赴任してきた“変わり者”安堂の噂を聞きつけ接触を図るが、敵か味方か、その真意は謎に包まれている。

テミスの不確かな法廷

山路薫子(演:和久井映見

 精神科医。安堂が13歳の時に出会い、彼の発達障害を診断して以来、ずっと経過を見守り、相談に乗り続けてきた、安堂が唯一心を許せる存在。一方で、かつて自身が担当した精神鑑定の結果によってもたらされた悲劇を今も胸に抱えている。安堂への寄り添いと自身の葛藤、温かさと影の両面を持つ。

テミスの不確かな法廷

門倉茂(演:遠藤憲一

 前橋地方裁判所第一支部の部長判事であり、安堂の上司。かつては“伝説の反逆児”と呼ばれ、反骨精神にあふれる裁判官として知られていた。定年まであと二年、平穏な日々を願っていたが、安堂が赴任にしてきたことによって、胸の奥でひそやかに眠っていた感覚が揺り動かされる。

テミスの不確かな法廷

江沢卓郎(演:小林虎之介

 ガソリンスタンドでアルバイトをする青年。市長に対する傷害および詐欺未遂の容疑で検察に起訴され、被告人として安堂が担当する裁判に出廷する。しかし、なぜか自分を弁護する弁護人への協力を拒む。

テミスの不確かな法廷

八雲恭子(演:山田真歩

 前橋地方裁判所第一支部の主任書記官。書類作成や判決文のチェックなど、裁判官が円滑に裁判を進められるよう幅広い業務を担う。裁判官室ではベテランらしく場の空気を読みながら、行き過ぎた発言には時に的確な“ツッコミ”を入れる。

テミスの不確かな法廷

萩原朝陽(演:葉山奨之

 前橋地方裁判所第一支部の書記官。高い情報収集力を持ち、うわさ話にも精通した人なつっこいタイプ。持ち前の情報力と気さくさで裁判官を支える一方、予測不能な安堂の言動に日々、翻弄されている。

テミスの不確かな法廷

安堂朋子(演:入山法子

 安堂清春の母。専業主婦として息子を育てるなか、周囲の子どもと違う点や、うまくコミュニケーションが取れない理由が分からず苦悩してきた。清春が13歳のときに発達障害の診断を受けたことで、ようやくその理由にたどり着き、長年の戸惑いに答えが与えられるが……。

テミスの不確かな法廷

結城英俊(演:小木茂光

 最高検察庁の次長検事。若手時代から重要な供述を引き出す“割り屋”の能力に優れ、数々の重大事件で結果を残してきた。冷静かつ的確な判断力も組織内で高く評価され、検察ナンバー3にあたる次長検事の地位に上り詰める。かつて起訴し、供述を引き出して死刑判決に導いた元死刑囚の遺族から再審の動きがあると知り、警戒心を募らせる。

テミスの不確かな法廷

(C)NHK

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