マーゴット・ロビー主演『嵐が丘』はまるで21世紀版『タイタニック』
提供:東和ピクチャーズ

今最も注目される監督の一人であるエメラルド・フェネルがマーゴット・ロビーら豪華キャストを集め、「“今の世代の『タイタニック』”にしたい」と作り上げた究極のラブストーリー『嵐が丘』が、2月27日に日本公開を迎えます。
美しすぎる二人の身もだえさせるような身分違いの恋、感動を倍増させる心を揺さぶる主題歌、そして時代をリードする監督のビジョンが結実したという点でも、これはまさに21世紀版『タイタニック』!
一足早く公開された海外では早くも話題沸騰となっており、全米のみならず全世界で初登場1位を記録し、2026年公開作品で最大のオープニング成績を上げています。バレンタインを経て空気中に愛が充満している今こそ観たい、本作の魅力を徹底解説します。(編集部・市川遥)
引き裂かれる身分違いの恋…これこそ究極のロマンス!
多くの人々の涙を誘った『タイタニック』の上流階級の娘ローズと貧しい青年ジャックの悲恋ように、いつの時代も身分違いの恋は強く胸を打つもの。『嵐が丘』のラブストーリーは、まだ年若い令嬢のキャサリンが暮らすお屋敷・嵐が丘に、キャサリンの父が酔った気まぐれで名もない浮浪児を連れ帰り、召使いにしたことから幕を開けます。
キャサリンは彼を「ヒースクリフ」と名付けて愛し、幼い二人は魂レベルで深く結び付いて、互いになくてはならない存在になっていきます。過酷な状況でも相手を守ろうとする二人のいたいけな姿が鮮烈に映し出され、序盤から一気に映画の世界に引き込まれてしまうことは必至です。
しかし、大人になった二人は社会の慣習や身分の違いに引き裂かれることに。利己的で激しやすく、危険なほどの美貌を持つキャサリンと、汚れた身なりも隠し切れないハンサムさながら、その境遇から常に怒りと恨みを抱えた皮肉屋になったヒースクリフ。互いを深く愛していながらも、キャサリンは裕福なエドガーとの結婚を選び、ヒースクリフは失意のうちに失踪。そして数年後、ヒースクリフは財を成した紳士へと変貌を遂げ、キャサリンのもとへと戻ってきます。
離れていても互いの存在だけが原動力だった二人の愛は、究極のロマンスというべき強烈さ。タガが外れたように求め合う二人の姿は狂おしいほど切なく、無邪気に周囲の人々を傷つける彼らに忍び寄る破滅の予感が胸を苦しくさせます。
完璧な美貌…美しすぎる二人にハマる!
当時、一世を風靡した『タイタニック』のケイト・ウィンスレット&レオナルド・ディカプリオのように、今ハリウッドで最も熱い“スクリーン上のカップル”と言えるのが、『嵐が丘』でキャサリン&ヒースクリフを演じているマーゴット・ロビー&ジェイコブ・エロルディです。この二人の並びだけでスクリーンが一級の輝きを放ち、視線が自然に吸い寄せられます。
マーゴットは、DC映画『スーサイド・スクワッド』のハチャメチャでキュートなハーレイ・クイン役で世界を熱狂させ、完璧な美貌と確かな演技力でバービー人形にすら違和感なく成り切ってしまう言わずと知れた大スター。ため息ものの美しさの衣装を次々とまとい、ヒースクリフが焦がれてやまないキャサリンを圧倒的な説得力で体現しています。
一方、ジェイコブ・エロルディは甘いマスクに196センチの長身で、『Saltburn』では同級生男子を彼のバスタブのお湯を飲むほど(!)夢中にさせてしまう貴族階級の青年役にも真実味を持たせてしまうレベルの正統派イケメン。それだけでなく28歳にして『フランケンシュタイン』の怪物役でアカデミー賞初ノミネートを果たすなど高い演技力も兼ね備え、今や飛ぶ鳥落とす勢いの人気俳優です。
多くの欠点もあるキャサリン&ヒースクリフの幸せを願ってしまうのは、マーゴット&ジェイコブが深いところにある彼らの優しさや孤独まで繊細に表現しているから。荒涼とした土地でマーゴットを軽々片手で持ち上げて迫るなど身長差を生かしたシーンも絶品で、『タイタニック』のレオ様ならぬ、『嵐が丘』のエロ様の耽美で危険な魅力にやられてしまう人が続出しそうです。
鑑賞後も頭の中で鳴り響く…印象的な主題歌!
『タイタニック』といえばセリーヌ・ディオンによる主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」と深く結びついていますが、『嵐が丘』の主題歌「Chains of Love」もかなり印象的です。音が入った瞬間に空気が変わるほど、映画と音楽が“同じ鼓動”で響き合っています。
手掛けたのはイギリス出身の世界的ポップアイコン、チャーリーxcxで、フェネル監督から脚本を渡された彼女は主題歌一曲ではなく、『嵐が丘』にインスパイアされたサウンドトラック全体を書き下ろしました。その音楽は本作そのもののようにワイルドで、生々しく、ゴシック的で、残酷で優雅。
映画の中に織り込まれたチャーリーxcxの音楽は本作の肝であり、キャサリン&ヒースクリフの切ないラブストーリーを一層盛り立てて、鑑賞後も頭から離れず、思わず口ずさみたくなるのに、同時に胸が締めつけられる……そんな魔力があります。
時代をリードする監督、エメラルド・フェネル節が炸裂!
『タイタニック』を圧倒的なビジョンで映画化したジェームズ・キャメロン監督と同様、鮮烈な個性を持つエメラルド・フェネル監督も、今の時代をリードする監督の一人といえるでしょう。
女優出身の彼女は、脚本も手掛けた監督デビュー作『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2020)でアカデミー賞作品賞、監督賞、脚本賞など5部門ノミネートを果たし、見事、脚本賞を受賞。一躍注目の脚本家・監督となり、『Saltburn』に次いで手掛けた3作目が『嵐が丘』です。
フェネル監督作の特徴と言えば、不安感すら催させる完璧な構図に、細部まで意味を持たせた肉感的なスタイル、そして心をかき乱す刺激的な物語。本作の制作にあたっては、自身にも大きな影響を与えたエミリー・ブロンテの古典小説を「14歳の時に初めて読んだ時の感覚」をよみがえらせることを目指したといい、フェネル監督版の『嵐が丘』は究極のラブストーリーとして、生々しく、セクシーに、スクリーンいっぱいのビジュアルと音響で観客に訴えかけてきます。
フェネル監督は本作を「“今の世代の『タイタニック』”にしたい」という意図について、「“映画を観に行く”ということは、感情的に没入し、笑ったり、身をよじらせたり、泣いたり、息をのんだりする身体的な体験でもある。それこそ『タイタニック』が成し遂げたことで、わたしたちにはしばらくそういうものが欠けていた気がする。わたしは子供だったけど、完全に感情移入して最後にはボロボロに泣き、友達と何度も何度も映画館に足を運んだ。そうしたものは今、わたしたち全員が必要としているものだと思う」と説明。
その言葉通り、この映画は“感情を観る”のではなく“感情を体験する”一本になっています。そんな狂おしくも美しく、涙なしでは観られない究極のラブストーリーをぜひ劇場で。観終わった瞬間、思わず誰かに話したくなり、そして気づけば、もう一度あの場面を確かめたくなる──そんな余韻が胸に残ります。
映画『嵐が丘』は2月27日より全国公開 公式サイト 上映劇場
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