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【ネタバレ解説】「デアデビル:ボーン・アゲイン」S2最終話:マットがまさかの決断!衝撃的事件ぼっ発

 昼は弱者を救う弁護士、夜は悪と戦うクライムファイター・デアデビルを描くマーベルドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」。シーズン2最終話となる第8話「サザンクロス」は急展開のストーリーに加えて、ヒーローたちのアクションもさく裂! 制作中のシーズン3への布石もたっぷりだ。(文・平沢薫)

※ご注意:本記事はネタバレを含みます。「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2第8話をまだ観ていない方はご注意ください。

「私がデアデビルだ」マット・マードック衝撃宣言

 法廷に集まる多数の人々の前で、デアデビル/マット・マードック(チャーリー・コックス)が「私がデアデビルだ」と宣言する衝撃のシーンが登場。セリフは『アイアンマン』第1作ラストのアイアンマン/トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)の「私がアイアンマンだ」を連想させるが、状況はまるで違う。人々の拍手で迎えられるわけではなく、彼には刑務所が待っている。マットはこの宣言によって、被告人カレン(デボラ・アン・ウォール)を裁判から救うが、そのせいで逮捕され、刑務所に収監されてしまう。正体を公表したマットは、今後もデアデビルとして活動していけるのか? シーズン3の行方が気になる。

 そんな衝撃的事件が起きるシーズン2最終話のエピソードタイトルは「サザンクロス」=南十字星。本シーズン第1話のタイトル「ノーザンスター」=北極星と対になっている。どちらも航海中に方角を示す星座で、「道しるべ」の意味もあり、今回のラストでこれから進んでいく方向を模索する2人、刑務所にいるデアデビル/マットと、国を追放されて南の海を見るキングピン/ウィルソン・フィスク(ヴィンセント・ドノフリオ)の双方に相応しいタイトルだろう。

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フィスクの圧倒的な暴力…濃厚アクションがさく裂

 そのエンディングに向けて、ストーリーは急展開し、裁判でのマットの正体告白から出来事が連続する。マカフリー州知事(リリー・テイラー)のフィスクへの市長罷免宣告、ブルズアイ/ベンジャミン・ポインデクスター(ウィルソン・ベセル)によるフィスクへの射撃、その身代わりとなったフィスクの右腕バック(アーティ・フラウスハン)の負傷と一気に進む。ここで、ブルズアイがマットを狙撃しようとするニセのブルズアイを見て苦笑するのは、彼自身が「Marvel デアデビル」シーズン3でニセのデアデビルに扮していたことを思い出したからだろう。その苦笑を見て、こちらも思わず苦笑してしまう。

 さらにBBユーリック(ジェニア・ウォルトン)の配信動画のフィスク批判、特殊部隊に戻ったコール・ノース(ジェレミー・イザイア・アール)による特別部隊員コナー・パウエル(ハミッシュ・アラン=ヘッドリー)の命令拒否と続いて、フィスクに反対する市民たちが裁判所に乱入、ここで暴力が爆裂する。そうか、このところアクションが不足気味だったのは、このシーンの暴力を出力最大にするためだったのかと痛感させる。

 中でもフィスクの暴力が強烈だ。今回の彼の相手は、なんと一般市民。フィスクは前話では白いコートの下に黒い喪服を着ていたが、今回はおなじみの白のスーツに戻り、その白さが鮮血に赤く染まっていく。彼が、デアデビルの仮装をした市民たちを殴打する光景と、デアデビルとジェシカ・ジョーンズ(クリステン・リッター)が敏捷な動きで特別部隊を倒していく光景が、交互に映し出される演出だが、ビジュアルのインパクトは、フィスクの巨体と圧倒的な暴力、白と赤の強烈な対比に軍配が上がりそうだ。

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ルーク・ケイジ帰還!シーズン3への布石が続々

 最終話とあって、シーズン3への布石も満載。フィスクが去った今、彼の補佐官だったシーラ(サブリナ・ゲバラ)が市長になりそうで、映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』(7月31日日米同時公開)の予告編に直結しそうだ。

 また、BB・ユーリック(ジェニア・ウォルトン)は伯父ベン・ユーリックとカレンが記者をしていた「ニューヨーク・ブルティン」紙の記者になり、「Marvel デアデビル」シーズン1から登場していた編集長ミッチェル・エリソン(ジェフリー・カンター)が久々に登場。彼女がもらったオフィスはベンやカレンと同じ。BBが見るオフィスの壁に飾られたベンの記事は、マーベル映画とのリンクあり。インクレディブル・ハルク』におけるハルクとアボミネーションの対決や、アベンジャーズ』のニューヨーク決戦について書かれている。

 そして、ジェシカ・ジョーンズの事務所「エイリアス探偵事務所」も登場、彼女は探偵家業に戻りそうだ。彼女の元には夫ルーク・ケイジ(マイク・コルター)が帰ってきた。彼が「後任が見つかった」と言うが、その人物はきっと、ミスター・チャールズ(マシュー・リラード)と共に飛行機に搭乗していたブルズアイだろう。彼の新たな仕事とは、何なのか。

 さらに気になるのは、精神科医ヘザー・グレン(マルガリータ・レヴィエヴァ)だ。ついに彼女は、彼女が殺した連続殺人犯ミューズの仮面を被り、自らミューズに変貌を遂げた。その目的は何なのか。彼女は、フィスクの右腕バック(アーティ・フラウスハン)を介抱しており、今後の2人の関係も気になる。

 そんな最終回の冒頭に映るカレンの回想と、ラスト付近でマットが逮捕される場面の舞台となるのは、赤・青・黄色の電燈が輝く夢のような内装の店。「Marvel デアデビル」シーズン2、3にも登場したこの店は、ニューヨークに実在するインド料理のレストラン「パンナII」。店の幻想的な情景が、2人の別離の痛切さを際立たせる。

 それにしても、刑務所に収監されたデアデビル/マットはどうなるのか。彼の信条からして脱獄は拒否しそうだが、ではどうやってここを出るのか。そして、今は亡き妻とかつて一緒に歩いた白い砂浜にいるフィスクは、何を画策しているのか。シーズン3では予期せぬ出来事が待っていそうだ。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2 ディズニープラスにて全話独占配信中

(c) 2026 Marvel

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