『トイ・ストーリー5』はシリーズ集大成!ファン見逃し厳禁作品だった
提供:ディズニー

ディズニー&ピクサーの大人気シリーズ最新作『トイ・ストーリー5』が、いよいよ7月3日に日本公開を迎えます。先んじて公開された全米では、初週末3日間の興行収入は約1億6,000万ドル、日本円で257億6,000万円(1ドル161円計算)という特大ヒットを記録! イギリスやスペイン、メキシコ、韓国、中国など世界各国でも公開され、全世界興行収入は529億円(3億2,897万ドル。6/24現在)を突破し、全米でも全世界でも過去4作品の『トイ・ストーリー』シリーズ史上No.1の大ヒットスタートを切っています。
ファンなら気になるその内容は、ずばりシリーズ集大成です! シリーズが30年にわたって問い続けてきた“おもちゃが子どもに出来ること”の答えがついに描かれるだけでなく、その歴史をしっかりと踏まえた『トイ・ストーリー』らしい心からの楽しさと感動に、胸と目頭が熱くなってしまうことは必至。第1作の日本公開から30年という記念すべき年にぴったりな、ファンなら見逃せない愛すべき本作の魅力をご紹介します。(編集部・市川遥)
原点回帰!最先端タブレット登場でウッディらおもちゃたちに危機
最新おもちゃのバズ・ライトイヤーの登場に、“アンディの一番のお気に入りのおもちゃ”の座を奪われてしまうと恐れたウッディが図らずも巻き起こす騒動を描いたシリーズの原点『トイ・ストーリー』。最新作『トイ・ストーリー5』は、そんな1を思わせる出来事から幕を開けます。バズやカウガール人形のジェシーらおなじみのおもちゃたちが楽しく暮らすボニーの家へ、子どもに人気の最先端タブレット・リリーパッドがやって来るのです。
1では単にウッディvsバズの構図でしたが、小さなスクリーンにくぎ付けにして子どもたちの関心と時間を根こそぎ奪うデバイスの登場は、おもちゃたち全員の存在意義を揺るがす一大事。そのため『トイ・ストーリー4』でウッディから保安官バッジを託されたジェシーは、おもちゃたちのリーダーとしてリリーパッドと対峙。ボニーのことを大切に思うがゆえにいつも以上に熱くなってしまうジェシーと余裕しゃくしゃくのリリーパッドのやり取りは一触即発の空気が漂いながらもユーモラスで、一気に心をつかまれます。
そしてそんな仲間たちの最大の危機に、『トイ・ストーリー4』で持ち主のいない“自由なおもちゃ”となったウッディが戻ってきます。ウッディとバズの名コンビは再会した途端に時計の針が巻き戻るようで、次々と繰り出される息ぴったりの掛け合いには「これが観たかったんだ!」と感動すら覚えるほど!
さらには時を同じくしておもちゃのコンテナが無人島に打ち上げられ、最新型のハイテク版バズ・ライトイヤー50体が暴走を始めるのですが、この二つの物語が次第に一つになっていく展開が絶品! 原点回帰した底抜けに明るい楽しさとワクワク感の中で、シリーズが積み重ね、深めてきたキャラクター同士の関係性やテーマを鮮やかに描き出しているのです。
時代を反映してきた『トイ・ストーリー』シリーズ
『トイ・ストーリー』シリーズはこれまでも歳月の流れを作中に巧みに取り入れてきました。持ち主アンディとウッディの強い絆を映し出した第1作、成長していくアンディに別れの予感を感じながらも、その日が来るまでは彼のおもちゃでいることをウッディが選ぶ第2作、大学進学で実家を離れるアンディとウッディの別れについての第3作、そしてウッディが子どもから離れおもちゃとして自立する姿を描いた第4作。とりわけ大傑作と名高い『トイ・ストーリー3』の号泣必至のラストは、実際の15年という時の重みが反映されているからこそ。特に子ども時代を『トイ・ストーリー』と共に過ごした世代は、大人になって観る3にボロボロに泣かされたのではないでしょうか。
そんなシリーズ最新作となる『トイ・ストーリー5』は、現代の多くの親たちが頭を悩ませているであろう、子どもとデジタル機器の在り方という“今”そのものを見事に映し出します。おもちゃたちと遊ぶ時はカラフルな想像力を爆発させているボニーが、リリーパッドを与えられてからは無表情でアプリゲームに没頭してゾンビのようになる姿は、恐ろしくもリアル。デバイスが良くも悪くも子供時代の一部となった今、わたしたちに何ができるのか。奮闘するおもちゃたちの姿を通じて、説教くさくなることなく真っすぐに語り掛けてきます。
歳月の流れといえば、本作初登場時におけるウッディの衝撃的なビジュアルに触れておかなければいけないでしょう。後頭部は塗料が剥げてハゲになり、下腹はぽっこり! 『トイ・ストーリー』と共に年を重ねてきたファンにとっては、この30年という月日の長さをあらためて感じさせられ、感慨深くもあるはずです。
ちなみに、ハゲ頭は長年の摩耗によるもので、ビール腹は『トイ・ストーリー4』で体の中にあったボイスボックスを手放し綿が下に落ちてきたため。『トイ・ストーリー2』では「完璧じゃないと遊んでもらえなくなってしまう」とちょっとしたほつれをひどく気にしていたウッディが、『トイ・ストーリー4』を経てそうした心配とは無縁の、人生の新たなフェーズに入ったことを示しています。
“おもちゃが子どもに出来ること”の答えがここに
これまでのシリーズでそれぞれに“おもちゃの存在意義”について答えを見いだしてきたバズ、ウッディに続き、今度はジェシーが彼女の答えにたどり着くことになります。ジェシーが初登場した『トイ・ストーリー2』で切なく明かされたように、彼女の最初の持ち主の名前はエミリー。
二人はアンディとウッディのような特別な絆で結ばれた“親友”でしたが、エミリーは成長しておもちゃを卒業し、ジェシーは寄付されてしまうことに……。大切な子どもに次第に忘れ去られ、捨てられた過去はジェシーのトラウマで、ウッディの誘いでアンディの家に来て、その後ボニーのお気に入りとなった今も、心に刺さったままのトゲとなっています。
そんなジェシーが子ども用タブレット・リリーパッドの襲来で“おもちゃの時代の終わり”を覚悟し、ボニーのために最後の役目を果たそうと奮闘する中で気付くことになる“おもちゃが子どもに出来ること”とは何なのか? ウッディとバズ、そしてジェシーの大冒険に心躍り、シリーズのさまざまな要素を織り込みながら30年かけてたどり着く答えに涙がこみ上げる本作は、まさにシリーズ集大成。ファンであればあるほど胸打つおもちゃたちの物語を、お見逃しなく!
映画『トイ・ストーリー5』は7月3日より全国公開 公式サイト 上映劇場
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