「ウォーキング・デッド:デッド・シティ」シーズン3第1話:マギー&ニーガンが和解!ついに新章開幕へ
今週のウォーキング・デッド

荒廃したニューヨークを舞台に「ウォーキング・デッド」の人気キャラクター、マギーとニーガンのその後を描くドラマ「ウォーキング・デッド:デッド・シティ」のシーズン3が、U-NEXTで日本配信スタート。第1話「光の道」は、いい意味で予想外の展開が続々! ファンの推測を覆すストーリーが始まりそうだ。(文・平沢薫)
※ご注意:本記事はネタバレを含みます。「ウォーキング・デッド:デッド・シティ」シーズン3第1話をまだ観ていない方はご注意ください。
シーズン3から新展開へ!物語が一区切り
マギー(ローレン・コーハン)がドラマの途中で「昨日、ニーガン(ジェフリー・ディーン・モーガン)をナイフで刺した」と言うので、この第1話は、シーズン2最終話の翌日の話だと判明する。ここまで直結して始まる新シーズンも珍しく、時間は地続きだが、ストーリーはこれまでとは別の方向に急展開する。
これまでこのシリーズの大きなテーマは「マギーとニーガンの和解」「マギーと息子ハーシェル(ローガン・キム)の和解」だったが、これが2つとも今回のエピソードであっさりクリアされるのだ。マギーとニーガンは許し合い、これまでダーマ(リサ・エメリー)と一緒に行動していたハーシェルは、マギーの元に戻る。この展開は予想外! これは、シーズン3がこれまでとは全く別の物語になるという宣言だろう。
というのも、ご存知の通り、「ウォーキング・デッド」のコンテンツ・オフィサー、スコット・M・ギンプルはこれまでと同じだが、このシーズン3からショーランナーが変わり、新たにセス・ホフマンが就任している。彼は本家「ウォーキング・デッド」シリーズのシーズン4~6の脚本に参加していたので、この世界はよく知っている。彼は、今年6月のモンテカルロ・テレビジョン・フェスティバルで行われたプレミア上映で、「これまでと同じ『ウォーキング・デッド』の世界だが、同時に全く新しい作品だと感じられるドラマにしたい」と宣言している。先日行われたサンディエゴ・コミコンでも発表された通り、このシーズンには「ゾンビが出現しない“もしもの世界”」を描く異色のエピソードも用意されている。
シーズン3第1話はそうした新展開に向けて、これまでの物語に区切りをつけるという意味だろう。シーズン2でいなくなったままだったクロアチア人=クロアト(ジェリコ・イヴァネク)が登場したのはサプライズ。回想シーンの中で、彼がニーガンの「誰にしようかな」を真似るシーンも描かれ、最後はニーガンの腕の中で息を引き取り、ニーガンが始末をつける。これまでの主要人物の退場がじっくり描かれて、一つの物語の終わりを印象づける。
三つの集団の戦いが勃発か?
では、ここからどんな物語が始まるのか。それは、まだはっきりとは見えてこない。第1話のラストでは、マギーとニーガンは別の方向に歩き出したが、2人はどんな形で再会することになるのか。マギーは今回であった緊急医療の医師ルイス(ラウル・カスティーロ)の妹レナータ(エイミー・ガルシア)に、彼女たちの集団への参加を誘われて、心が動いている様子だ。
一方、ニーガンは、バーで歯と爪を切除して無害化したウォーカーと酒を飲む、一人暮らしの生存者ディラート(ジミ・シンプソン)と共同生活を始めそう。ディラートが開発した<ウォーカーの死体に沸いた蛆虫~それを食べるカエル~それを食べる七面鳥~それを食べる男>という生存システムもユニークで、ニーガンとディラートがどんなコンビぶりを見せてくれるのかも楽しみ。ディラート役のジミ・シンプソンは、ドラマ「ダーク・マター」や「ウエストワールド」などでも活躍し、このジャンルのファンにはお馴染みの俳優だ。
しかし、マンハッタン島の支配を狙うニュー・バビロンの軍団は、すでにシーズン2で上陸している。また、第1話のラストで、ダーマが新たな集団を結成し始めていることも分かった。まずは3つの勢力、「マギーとレナータたち」「ニュー・バビロン軍団」「ダーマの新集団」が激突するという展開か? この先には、まだまだ予想外のストーリーが待っていそうだ。
ちなみにエピソードの最後に「リフ・ハットンに捧ぐ」という文字が出るが、この人物は、本年4月18日に脳腫瘍のため70歳で死去した俳優。彼は、「ウォーキング・デッド」シリーズ初期から、ウォーカーたちの発する声を演じていた。姿は見えないが、この世界の創造への貢献に敬意を表して、このエピソードが彼に捧げられている。
「ウォーキング・デッド:デッド・シティ」シーズン3はU-NEXTにて独占配信中
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