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賞金とカップヌードル1年分!デジタルショートアワードグランプリはクレイアニメに決定

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右から審査員の箭内道彦 いとうせいこう 三木聡。満面の笑みでトロフィーと賞状を持つ、永野監督。
右から審査員の箭内道彦 いとうせいこう 三木聡。満面の笑みでトロフィーと賞状を持つ、永野監督。

 3月29日の23時から新宿ミラノ1にて行われた「第1回デジタルショートアワード」のグランプリが決定した。デジタルショートアワードとは作品の上映時間がジャスト600秒=10分間のデジタル短編映像のコンペティションで、オールナイトイベントにもかかわらず、約630人もの観客を集め、熱気に包まれた開催となった。

 約150本の応募作品の中から見事総合グランプリに輝いたのは、京都を中心に活動する劇団「ヨーロッパ企画」所属の俳優、 永野宗典監督による作品『黄金』。「黄金クライミング」という山登りイベントに参加することになった男が、賞品である黄金の山の権利を手に入れるために奮闘する姿をクレイアニメ(粘土を材料にして作成される、ストップモーションアニメーションの1つ)で描いた作品だ。賞金100万円と、日清食品より副賞のカップヌードル1年分を手にした永野監督は「感無量です。といいつつ、もう賞金100万円の使い道を考えてしまっていますが(笑)」と喜びのコメント。

 審査員を務めたいとうせいこうは「永野さんは脚本がうまいと思うので、脚本の可能性を一緒に模索してみたい」と今後の可能性をほのめかした。同じく審査員を務めた映画『転々』の三木聡監督も「オリジナリティー、テクニック共に素晴らしかった。バカバカしくとも、初期衝動に対していかに忠実にいられるかが大事」とアドバイスを送った。

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 今後は主催者であるソニー・ミュージックとニッポン放送が中心となり、映像プロジェクトを発足する予定で、永野監督は俳優としてではなく監督としての才能を開花させていきそうな予感だ。映画『酒井家のしあわせ』の呉美保監督を輩出したコンペティションなだけに、永野監督の今後の活躍が期待される。

グランプリ作品は以下の通り。
「笑い」部門グランプリ 『秘仏』監督:モッカモッカ
「泣き」部門グランプリ 『黄金』監督:永野宗典
「驚き」部門グランプリ 『Tokyo Street』監督:岡村裕太

「第1回デジタルショートアワード」オフィシャルサイト digitalshortaward.com

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