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『ホビット』V4ならず!『96時間』シリーズ最終章が首位に!

全米ボックスオフィス考

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映画『96時間/レクイエム』
映画『96時間/レクイエム』 - (C) 2014 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.

 先週末(1月9日~1月11日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、リーアム・ニーソン主演のアクションシリーズ最終章『96時間/レクイエム』が、興行収入3,920万1,657ドル(約47億419万8,840円)を記録し、初登場1位を獲得した。3週連続で首位の座にいた『ホビット 決戦のゆくえ』は、937万7,118ドル(約11億2,525万4,160円)と勢いを落とし、4位にランクダウンしている。(数字はBox Office Mojo調べ、1ドル120円計算)

父の暴走も最後……『96時間/レクイエム』フォトギャラリー

 すご腕の元CIA工作員ブライアン(リーアム)が、妻や娘を守るため悪を倒すさまを追った『96時間』シリーズ。最終章となる本作では元妻殺しの容疑を掛けられたブライアンが、愛娘キムを守りつつ真犯人を捜し出す。前作『96時間/リベンジ』のオープニング週末興収が4,900万ドル(約58億8,000万円)以上だったため、少々物足りなく感じられるものの、1月に公開された作品のオープニング週末興収としては、歴代3位に入るまずまずの成績を収めた。

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 2位にランクインしたのは現地時間9日より全米公開(2,179館)され、1,130万7,394ドル(約13億5,688万7,280円)を稼ぎ出した、キング牧師を題材とした映画『セルマ(原題) / Selma』。先週は22館の限定公開だったため、前週比1,686%の大幅なアップとなった。先日発表された第72回ゴールデン・グローブ賞では歌曲賞のみの受賞となったが、現地時間15日発表されるアカデミー賞のノミネーションの有力候補として挙げられており、発表後さらなる興収の増加が見込まれているようだ。

 また『セルマ(原題)』と同じく、9日より全米公開されたポール・トーマス・アンダーソン監督の新作『インヒアレント・ヴァイス(原題) / Inherent Vice』も前週比1,003%の興収277万3,260ドル(約3億3,279万1,200円)で、先週の28位から11位に急上昇。残念ながら10位以内に食い込むことはできなかったが、こちらもアカデミー賞のノミネーション次第で今後ランクインすることが考えられる。1970年代のカリフォルニアを舞台に、マリファナ常用者の私立探偵ドック(ホアキン・フェニックス)が事件に巻き込まれていく姿が描かれる。

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 今週公開の作品は児童文学「くまのパディントン」を初めて実写映画化した『パディントン(原題) / Paddington』や、『ヒート』『コラテラル』などのマイケル・マン監督の新作クライムサスペンス『ブラックハット(原題) / Blackhat』など。(編集部・井本早紀)

1月9日~1月11日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『96時間/レクイエム』
2(24)『セルマ(原題) / Selma』
3(2)『イントゥ・ザ・ウッズ
4(1)『ホビット 決戦のゆくえ』
5(3)『アンブロークン(原題) / Unbroken』
6(7)『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
7(5)『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密
8(6)『ANNIE/アニー
9(4)『ザ・ウーマン・イン・ブラック2:エンジェル・オブ・デス(原題) / The Woman in Black 2: Angel of Death』
10(8)『ハンガー・ゲーム:モッキングジェイPart1(原題)

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