『劇場版 呪術廻戦 0』の公開日が“百鬼夜行”の12月24日に決定！じゅじゅフェスで発表
人気アニメ「呪術廻戦」の映画化作品となる『劇場版 呪術廻戦 0』の公開日が、12月24日に決定したことが13日に埼玉・川口総合文化センター・リリア メインホールで行われたスペシャルイベント「じゅじゅフェス 2021」内で発表となった。
「呪術廻戦」は、「週刊少年ジャンプ」（集英社）で連載中の芥見下々（あくたみ・げげ）による人気漫画を原作に、最凶最悪の呪いの王・両面宿儺の器となった主人公・虎杖悠仁（声：榎木淳弥）の戦いを描くダークファンタジー。劇場版では、本編の連載前に芥見が短期集中連載していた、もう一つの物語となる「呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校」を映画化する。
この日行われた「じゅじゅフェス 2021」は、テレビアニメ「呪術廻戦」初となるキャストスペシャルイベント。榎木（虎杖悠仁役）、内田雄馬（伏黒恵役）、瀬戸麻沙美（釘崎野薔薇役）、中村悠一（五条悟役）、小松未可子（禪院真希役）、内山昂輝（狗巻棘役）、関智一（パンダ役）ら呪術高専東京校の1年生、2年生、そして教師の声を担当する豪華キャスト総勢7名が一同に集結した。
イベント内の告知コーナーで『呪術廻戦 0』の公開日が12月24日に決定したことが発表されると、会場は大きな拍手とともに大盛り上がり。3月に発表された同作の特報映像では、夏油傑（げとうすぐる）による「来たる12月24日、我々は、百鬼夜行を行う」という言葉が流れていたが、まさにそこに合わせた公開日に登壇者たちも、思わず「粋だな」と感心していた様子。さらにファンに向けて、公開を楽しみにするよう、メッセージが送られた。
この日のイベントでは、それぞれのキャストが選んだお気に入りのシーンの生アフレコ＆トークが行われた。さらに人気コーナー「じゅじゅさんぽ」の特別編として、生徒たちが、五条先生に振り回されるさまを描き出した書き下ろしの朗読劇が実施された。そして Who-ya Extended が、第2クールオープニングテーマ「VIVID VICE」をサプライズでライブ演奏を披露するなど、盛りだくさんの内容だった。
終盤を迎え、最後のメッセージを求められた登壇者たち。まずは関が「久しぶりにお客さんのいるところでイベントをやって。新鮮でした」と感激の表情を見せると、内山も「久々に、呪術の世界に浸ることができて楽しかった」と喜んでいた。
さらに小松も「呪術のアナザーな世界をいろんな側面から堪能できて楽しかったです」と笑顔。続いて中村は「続きをやっていただかないと、五条悟というのがよくわからない人だと思われてしまうので、ぜひやっていただきたい」とテレビシリーズの続きに対する期待感をにじませるひと幕も。
また、瀬戸は、「これからも止まるところを知らない『呪術廻戦』に関わっていけたらと思います」と語ると、内田も「この熱気を一緒に感じながら、また作品を制作できるのは幸せだなと感じています」と感謝していた。
最後に榎木が「まずは劇場版をよろしくお願いしますということと、続きをやってほしいなという気持ちがあります」と述べ、「そのときはアフレコを全員でやれるような環境になっていたらと思います。『呪術廻戦』は人と人との関わりが大切な作品なので」と熱いメッセージを発し、イベントを締めくくった。（取材・文：壬生智裕）
