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『ゴジラ-1.0』興収60億円突破!23年公開の実写映画No.1、山崎貴監督「皆で作った記録」

米アカデミー賞発表目前! - 画像は『ゴジラ-1.0』より
米アカデミー賞発表目前! - 画像は『ゴジラ-1.0』より - (c) 2023 TOHO CO., LTD.

 東宝は4日、映画『ゴジラ-1.0』興行収入が60億円を突破し、2023年に日本公開された実写映画ランキングで第1位(※興行通信社調べ)になったことを発表した。あわせて、メガホンを取った山崎貴監督が、60億円突破に対する喜びのコメントを寄せた。

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 2023年11月3日(ゴジラの日)に公開された本作は、2024年3月3日までの公開122日間で観客動員392万人・興行収入60.1億円を記録。2023年に日本公開された実写映画の中で、唯一60億円を突破した作品となった。

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 本作は、第96回アカデミー賞において、邦画初となる視覚効果賞にノミネートされており、現地時間3月2日に行われた公式プログラムのパネルディスカッションには、山崎監督をはじめ、渋谷紀世子(VFXディレクター)、高橋正紀(3DCGディレクター)、野島達司(エフェクトアーティスト/コンポジター)が出席。VFXの制作秘話を語り、会場を大いに沸かせた。

左から順に、アカデミー賞公式プログラムに参加した高橋正紀、山崎貴監督、渋谷紀世子、野島達司 - (c) 2023 TOHO CO., LTD.

 渡米中の山崎監督は、「60億は厚い壁だったので、ついに超えることができて本当に嬉しいです。ゴジラは愛されているなぁ、と改めて感じました。この記録は、いろいろな幸運が重なったことと、そして観て下さった皆さんのおかげでしかあり得なかったので、皆さんにありがとうと言いたいですし、皆で作った記録だなと思います」と大台突破に対する心境を明かす。

 米アカデミー賞授賞式は現地時間3月10日を予定しており、視覚効果賞を受賞すればアジア映画初の快挙となる。授賞式を控えた山崎監督は、「もうこうなったら俎板(まないた)の鯉ですよね(笑)。アカデミー賞の投票は終わって、もう結果は決まっているでしょうし、そこに何が書かれているのか楽しみです。早く結果を知りたいですね」とコメントしている。(編集部・倉本拓弥)

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