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ハリウッドが描く日本でこの方向性、むしろ楽しいような…

2021年10月21日 斉藤 博昭 G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ ★★★★★ ★★★★★

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G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ

ハリウッド大作の日本描写は、映画ファンならむしろツッコミどころを発見しながら観る方が楽しい。ポリコレ意識も、リアリティもあまり必要のない『G.I.ジョー』の世界で、このアプローチは正当。日本での大々的なロケと、起こっている事態のアンバランス感、そしてやや過剰な美術や衣装もケレン味として魅力になっている。懐かしの「赤影」も蘇る、忍者ワールドの原初的な怪しさを発見したシーンも。
主人公に課される試練、その乗り越え方は、ちょっと狐につままれた印象もあるが、これも日本文化へのリスペクトと思えば微笑ましい。谷垣健治のワイヤーワーク、殺陣への野心全力貢献が、アングルや編集で見せきれていないのが惜しまれる。

斉藤 博昭

斉藤 博昭

略歴:1963年神奈川県藤沢市生まれ。高校時代は映画研究部に所属。1997年よりフリーランスのライターとしてさまざまな媒体に映画レビュー、インタビュー記事を寄稿。得意ジャンルはアクション、ミュージカル。最も影響を受けているのはイギリス作品です。Yahoo!ニュースでコラムを随時更新中。

近況:昨年に続いてトロント国際映画祭はオンラインで参加。導入はエイリアンものの「Encounter」、国民的人気TVジャーナリストをレア・セドゥが熱演する「France」、「ダンケルク」の若手俳優たちが愛欲ドロドロを演じる「Benediction」などが記憶に。

サイト: https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohiroaki/

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