シネマトゥデイ

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"破裂"がキーワードの心理ドラマにも見えてくる

  • ラプチャー 破裂
    ★★★★★

      "ラプチャー"は、サブタイトルの"破裂"という意味で、中にあるものが何かを破って外に噴出する系"破裂"のイメージ。物語のキーワードはこれ。ヒロインが、スカイダイビングをして自分の意識を変えたいという、一種の"破裂"願望を抱いているという設定が、あとからじわじわ効いてくる。
     彼女の拉致監禁犯たちの目的は何なのか、彼女はどうやって逃亡を試みるのか、2つのドラマが同時進行。さらに監禁犯役の俳優たちがクセモノ揃い。怪優ピーター・ストーメア、「GOTHAM/ゴッサム」でも強面のマイケル・チクリス、マイク・リー監督作常連のベテラン女優レスリー・マンヴィルの顔が並ぶと、それだけで異常事態が出現する。

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平沢 薫

平沢 薫

略歴: 映画ライター。視覚に訴えかけるビジュアルの派手な映画がお気に入り。「SCREEN」「キネマ旬報」「SFマガジン」「映画.com」等で執筆。著作に「キングスマン:ゴールデン・サークル」ノベライズ、「グレートウォール」ノベライズ、「X-ファイル 2016」ノベライズ、「フランケンウィーニー」ノベライズ、「「ターミネーター:新起動/ジェニシス ビジュアルガイド」翻訳など。ウェブで映画やTVドラマのニュースを追いかけ中

近況: 「アースクエイクバード」@Netflix、ストーリーはさておき、リドリー・スコットのスコット・フリー・プロダクションズ製作らしい映像で描かれる「異邦人の目から見た日本」の光景が興味深い。監督は「コレット」の英国人監督ウォッシュ・ウェストモアランド。見慣れた東京の風景も、こう撮るのか、という発見が。佐渡の風景がエキゾチックだが、きっとこの映画の中にしかない佐渡なのだろう。

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