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離婚にふり回される子供…モデルはあのセレブキッズ!?

2014年1月31日 中山 治美 メイジーの瞳 ★★★★★ ★★★★★

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メイジーの瞳

 離婚劇を子供目線で描き、大人がどれだけ身勝手で、子供が振り回されているかをまざまざと見せつける。原作はヘンリー・ジェイムズが1989年に出版した小説だがN.Y.のセレブに置き換えられ、共同親権を主張した親のために定期的に父と母の家を行き来する様子は、現代の家族の肖像だろう。
しかし本作が単なる悲劇で終わらずむしろ爽快感すら感じるのは、この少女が、生まれ持った女子の本能を無意識に発揮しながら苦難を乗り越えていく視点を加えたところにある。イケメンの新しいパパにすぐになつく現金さ。人生はままならずとも、日々のファッションに抜かりはない。トム・クルーズの愛娘スリちゃんの姿を重ねて見てしまいそうだ。

中山 治美

中山 治美

略歴:茨城県出身。スポーツ紙記者を経てフリーの映画ジャーナリストに。日本映画navi、全国商工新聞、スカイパーフェクトTV(ぴあ)、BANGER!、朝日新聞webサイトおしごとはくぶつかん情報館内で「おしごと映画」を執筆中。いつの間にやら映画祭を回るのがライフワークとなっている。お気に入りはオランダ・ロッテルダム国際映画祭とスペインのサンセバスチャン国際映画祭。

近況:本サイトで「映画で何ができるのか?」と「ぐるっと!世界の映画祭」を連載中。また、編集に携わった塚本晋也監督・著「『野火』全記録」(洋泉社)、DVDマガジン「石原裕次郎シアター」(朝日新聞社)が発売中デス。ライフワークの旅の記録をまとめたブログはこちら。https://tabisutekaisyu.amebaownd.com

サイト: https://www.oshihaku.jp/series/00007

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