シネマトゥデイ

シネマトゥデイ

人間を隔てるものは何かと考えさせる歴史ドラマ

  • 英国総督 最後の家
    ★★★★

    重厚な歴史ものだが、G・チャーダ監督はロマンスを加えて幅広い層にアピールする。政治家の裏工作に利用された形のインド最後の総督夫妻と、民族対立に翻弄される若い男女の2本軸は『ダウントン・アビー』風。実務的な能力に欠けた貴族役がよく似合うヒュー・ボネヴィルがマウントバッテン卿を上品に演じていて、好感度大。もちろんインド・パキスタン分離独立の背景や過程は実に興味深く、歴史の1ページを自分の目で見た気分になれる。監督は宗教の違いが壁となるカップルに現在の世界情勢を投影しており、ふたりの行く末を明かすエピローグは監督が世界に伝えたいメッセージのはず。ロケに使用した元マハラジャの居城の豪華さも必見!

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山縣みどり

山縣みどり

略歴: 雑誌編集者からフリーに転身。インタビューや映画評を中心にファッション&ゴシップまで幅広く執筆。

近況: リオ五輪に向けて、イケメンなアスリートを探す仕事をオファーされてしまった。最近はモデル活動してるアスリートも多いのにびっくり。

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